見出し画像

7月5日・霧雨、畝間の雑草と表層の土を削って畝に載せる

自然農では定番の雑草でギブアップしたり、あるいはその仕組みを変に捉え無駄だと言う変な情報発信する人も居ます。
でも自然農の本質は雑草との共存であり、その能力を拝借するのが神髄だと思うのです。
梅雨末期、雑草の勢いが凄いですが、自然農的には肥料としての雑草が必要な季節です。
表題にあるように、畝間(通路)にも雑草は生えそれを削って表層の養分がいっぱい有る土を畝に載せることで間接的肥料を供給することになるのです。

削っては載せ。の繰り返し
邪魔だから排除はしないのです。
勘違いするひとは、ここで雑草を排除して失敗し、
それは「養分の持ち出し」つまり損失ですよ。
畝には、その雑草などの載せるスペースが必要で、それが天然のマルチとしても働くのです。

だから雑草を削る道具って大事で作業前は必ず研磨してます。

自分が使っているのは20歳頃に購入した最初の農耕具で
未だに使えてます。型番は全然違うけど。


もちきび

もちきびの両サイドも削ってから草マルチ被せて仕上げる。
しかし密集する雑草ともちきびがそっくりなので区別が出来ないのが悲しい事実でおおよそで処理してます。

この時期撒いたライ麦の生長が凄まじい、
草の生えてない様な所にはマリーゴールドがボチボチ育ってきます。

ナスの実がボチボチつき始めてるけど、花はこれから沢山咲くだろうから、この場所も雑草という肥料分が沢山必要になってきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?