プリティーリズム ディアマイフューチャー観賞会・歓談会レポート
◆イベントレポート◆
2016年11月19日(土)某所にて、プリティーリズム・ディアマイフューチャーを鑑賞する会が催された。初め主催者は「数人でカラオケBOXでDVD見る程度だろ」と高をくくっていたものの、総勢33名ものディアマイフューチャークレイジーが集まることとなり、某所を借りての上映会となった。
上映に際しては「リクエスト+コメント形式」がとられた。これはつまり「リクエストは受け付けるけど、その代わり、何でその回を選んだのか、その回のどこが好きなのかコメントしてもらうよ(オンマイクで)」という、ハードルが高めな形式である。初めは皆恥ずかしがったのかあまりリクエストが集まらなかったものの、主催者が「リクエストがない場合は、主催者が選ぶショウさんセレクション上映になるよ」と発表したところ、途端にリクエストが集まり出し、非常にバランスの良いセレクションとなった(主催者の目論見は瓦解した)。
◇上映リスト
第2話 あなたにきらめく王冠(クラウン)を
第9話 揺れるハート!イケメンデザイナー対決
第16話 マジカルみおんDE自由研究!
第28話 りずむの告白 愛の言葉は……
第30話 ハロウィンコーデはラブミックスコンチェルト
第33話 恋のパクパクレストラン
第38話 夢と神秘のメタモルフォーゼ
第44話 情熱レボリューション
第45話 星空のプレリュード
第47話 ワガママみあ 前代未聞のドタキャン騒動
第50話 未来の私がいっちばーん!
上映は、非常に和やかな雰囲気で行われた。とりわけショウさんとユンスが登場すると、その一挙手一投足で観客席から笑いが漏れた(下の写真はももいろさん制作のショウさん入水うちわ)。
上映直前のリクエスト者コメントも、主催者の想像以上にボリューミーなコメントを賜り、参加者一人ひとりのディアマイフューチャーへかける熱い情熱が感じられた(主催者としても感動の一言に尽きた)。
また、上映終了後は、歓談会が行われ、参加者総勢28名にオムレツ(ディアマイフューチャーといったらオムレツだよね)がふるまわれた。
関連項目:#DMF観賞会
↑を見ると当時の雰囲気が楽しめます。
◆リクエスト者のコメント◆
以下、上映会リクエスト者のコメントを下に記す。
第2話「あなたにきらめく王冠(クラウン)を」
リクエスト:あきつきさん、赤坂さん
○あきつきさんコメント
2話を選んだ理由としては、最初にみあのジャンプが見られるのが一つ、ユンスとショウのライバル対決が始まるのが一つ、あとプリズムエース様が好きで、プリズムエース様が一番最初に出てきてみあと絡む……『ハートに翼を』って言って帰っていくんですけど(笑)、そういういろんなもののDMFの始まりがこの2話につまっているなと。また、後から見返すと、みあの1番になりたいという夢が明かされていますし、2話が一番始まりな気がしました。
○赤坂さんコメント
この回はユンスの登場、ショウさんとの初対面がメインと見せかけて、ペンギン先生やらペアチャムやらとわちゃわちゃするすっとこぽんぽんプリズミー、プリズムエース様、みあとあいら、ヘイン、そして初きらめきフューチャースター等々DMF要素(?)が綺麗にまとまっていて、とても好きな回です。
そして何といってもユンス登場前の調子こいてるショウさんが最高です。あんなにかっこつけてたくせにユンスがちょっとあいらにちょっかいかけただけでステージに乱入して、ずっと秘密にしていたデザイナーの事をばらしちゃったり、完全に小物な感じがたまりません。しかもユンスのクラウンに対抗して自分のペンダントをプレゼントですとか言ってあげる(次回以降また自分でつけてる)のとか最高に面白いです。まだみあがショウさんのことをかっこいいとか言ってるのも面白いです。そのみあに若干引き気味でどもるショウさんも面白すぎます。つまりショウさんが面白い。みあが可愛い。
更にプリティーリズムSTUDIOはあやみさんの工場見学。これを神回と言わずして何と言うのか?何回見ても笑えるし、みあとあいらのシーンはグッとくるし、本当に素晴らしい回だと思います。
第9話「揺れるハート!イケメンデザイナー対決」
リクエスト:eifonen
○eifonenコメント
これは僕が主催者権限でねじ込みました。皆さん、池に浸かるショウさん見たくないんですか?見たいですよね?やっぱりそこを見ずしてディアマイフューチャーはないと思うんです。何で池に浸かってるんだかワケが分からない。落ち込んで、足だけ浸かっている。
第16話「マジカルみおんDE自由研究!」
リクエスト:ネコツキさん
○ネコツキさんコメント
『マジカルみおんDE自由研究』は、みおん様がまず一番に、千葉繁の伝説の次回予告とか、スイッチオンするあやみちゃんとか……色々ありますけど、一番かわいいのはソミンちゃんですよね。やっぱり「マジカルみおんは負けません!~」あのセリフに、この回の一番言いたいことが詰まっていますよね。
第28話「りずむの告白 愛の言葉は……」
リクエスト:かなめさん
○かなめさんコメント
28話は恥ずかしながら私が初めてDMF見た回で……オーロラドリームを見ていてりずむとヒビキはすごいいいなと思っていたのですが、まさか結婚するとは思わなくて(笑)、土曜日の朝の女の子向けアニメで結婚なんてするんだ、と思って。あと『サンキュ!!』もすごい良くて、スクリーンで見たいなと思い選びました。
第30話「ハロウィンコーデはラブミックスコンチェルト」
リクエスト:匿名希望さん、志摩さん、かなめさん
○匿名希望さんコメント
30話、非常に贅沢な回だな、と。ラブミックスも出て、ショウさんとユンスのデザイナー対決もあって、最後に、JUNさんで終わると。ディアマイフューチャー的な物が結構詰まっているなと思いリクエストさせて頂きました。あと大スクリーンでラブミックスのショーを、もう隙あらば……恨みがありますので(笑)、見ていきたいなと。
○志摩さんコメント
オーロラドリームの続きだからとなんとなく惰性で見ていたDMFだったのですが、プリズムの煌めきを再び思い出させてくれたのがラブミックスの登場でした。
プリリズの男子プチオンリーの主催を4回ほどやらせて頂いたのですが、そもそもプチオンリーをやりたいと思ったきっかけはラブミックスの存在があったからこそでした。
公式のアレコレもありましたし、ラブミックスを大画面で見たい!もっと沢山の人に知ってもらいたい!と思い、22話のヨンファ登場回と悩みましたが今回は30話『ハロウィンコーデはラブミックスコンチェルト』を選ばせて頂きました。
○かなめさんコメント
最初この上映会の企画を見た時に「(リクエストしないと)ショウさんの変遷を辿るセレクションになるよ」と書かれて、あいら達を支えたショウさんとユンスの他にもラブミックスも居るんだよ、って事を、皆にもっと知ってほしくて、選びました。私も22話と悩んだんですけど(30話を選ばせていただきました)。
第33話「恋のパクパクレストラン」
リクエスト:yukiさん
○yukiさんコメント
プリティーリズムの面白い所はやっぱりストーリーのほかに、ジャンプですとかショーを見たいというのがあって、27話と33話、スプラウトが出てくる所、どっちにしようかと思いまして、今回は33話、選ばせて頂きました。話的には多分27話の方が内容的には面白いんですけど、33話の方では今後の伝統芸になっていくジャンプ、キンプリまで続くジャンプも出て来るのが一つですし、最後の〆がこれがまたJUNさんの名言で〆りますので、凄く面白い回だと思います。あと(オムレツ型の指輪)あれはちょっとどういうデザインなの?っていうのはありますけれども(笑)、あれもオムレツ→オムライス(プリパラ)と繋がりますので、この辺も伝統芸がずっと生き継いでいくのかなということで、33話選ばせて頂きました。
第38話「夢と神秘のメタモルフォーゼ」
リクエスト:かしすさん
○かしすさんコメント
みなさん大好きな回だとは勝手に思うんですけど。MARsがケセラを披露する回なんですけど、あいらさんが闇落ちしてしまってもついていく、りずむとみおん、MARsの絆が一番描かれていると思う事と、Que Seraは、あいらがショウさんとユンスさんの間で揺れ動いて心が疲れ果ててしまいシンフォニアドレスに魅入られて闇落ちしてしまったにも関わらず、「あなたの為にならなんにでもなれる」っていうすさまじい女の歌詞を歌うっていう所がすごくゾクゾクきます。
あとは、プリズミーちゃんの話になると、初めてプリズムショーを見た時の気持ち……キンプリに通じると思うんですけれども、そういう気持ちをこのケセラを見て「やっぱり春音あいらはすごい」っていう気持ちがみあさんが感じる、それからヘインが「あいらさんの見ている景色を見たい、その先の景色を見たい」っていう、みあがずっと「あいらを超える」って言ってますけど、それにも通じるような強い「あいらを超える」っていうコメントをくれる所(が良い)。
あとはそうですね、最後のあいらがプリズムストーンを上から捨てようとしますけれども、その時のショウさんとユンスさんの顔のすさまじさ(笑)、ショックを受けた顔。
あとは阿世知欽太郎の目論見がここで初めて暴露されるという、ここから本当に闇が始まるというかそういう面もあり、そしてまた、プリズムショーの未来はこれからどうなるのか!?ということが表される、凄い回だと思います。大好きです。
第44話「情熱レボリューション」
リクエスト:もちのすけさん、あきつきさん
○もちのすけさんコメント
まず、かしすさんとまゆきちさんに感謝をしなきゃいけないのかなと思う、今回の上映会ですね。やっぱりあのあいらの闇落ちの回と「情熱レボリューション」、「星空のプレリュード」がヘインの覚醒回、これが並ぶっていうのがこれから楽しみな3話かなと思うんですけど……。
私がこの回を選んだのは、やっぱりグレイトフルシンフォニアに向けての重要な回っていう所と、やっぱり皆さん見たいと思うですけど、プリズミーとMARsの直接対決という所が欠かせないのかなと思って選びました。
あとは2話にも出て来ましたけれどもユンスとみあの「あっライバル男」「ユンスです」っていう所も勿論やってくれますし、もっと言うとやっぱりプリズムエース様が出てくるので、そこで今回のこの『情熱レボリューション』、レボリューションってタイトルがついてるんですけどここでみあとエース様がレボリューションについて言葉の応戦をするところがやっぱり面白い所の一つなのかなと思って選びました。
やっぱりMARsはチームとして最高な所があると思うんですけど、プリズミーはこのMARsと戦う時に、自分たち一人ひとりがMARsと戦うんだって形で、プリズミーなんだけれど、独りとしてあいら達に立ち向かっていくという所が、やっぱり新世代の子たちの見所としてあるので、やっぱここは外せないなと思って選ばせて頂きました。あとやっぱり「みあがいっちばーん!」な回なんで、やっぱそこ見たいなと思って選びました。
最後えっまさかっていう所があるんでそこを見つつ。あと「パンピナッ!」大好きなんで、みんなでパンピナッしたいなっていうのと、あと「パンピナッ!」のサビの所のユンスのスーツの襟をよく御覧頂けると『お前そこ違うじゃん!(バストショットと引きで襟の形が違う)』って所があるんで(笑)、ちょっと楽しんで頂ければなと思います、ぜひ見てください。
○あきつきさんコメント
プリズムエース様とみあとの絡みが繋がってくる所があって、「ユアレボリューション」「マイレボリューション」で応酬して「わかり始めたようだな」(笑)っていう所が凄く好きなのと、「一兆度の火で燃やすんだ」っていう所も好きで、あと革命って言ってトランプを無駄に刺して出すんですけど、あれ11話の合宿回で一回やってて、そこから繋がってきてるから、みあとプリズムエース様の絡みとしてはかなり好きな部分です。みあとプリズムエース様の今までのやりとりが積み重なってきたんだなと、分かる面だなと思っています。
もう一つは、オーロラ(ドリーム)から見てたっていう所もありまして、MARsの地、横浜でショーで対決をするという所が、やっぱりオーロラから繋がっていて良かったなって思うところで。ディアマイはディアマイで、ちょっと絵柄も変わったし別としてみようかなと思った事もあったんですけど、ああやっぱりオーロラから繋がってるんだ、あいらちゃんのあのショーがあって繋がってるんだ、だからみあはそれに憧れてショーをしたんだって再認識させられる、みあちゃん自身もそう思う回なんで、ああ、春音あいらって凄いな、MARsって凄いな、すごいとしか言いようがないショーをされて、そこが解るという所もいいですね。そういう意味もあって選びました。あとJUNさんと阿世知社長の関係性に関するシーンがあるのも見所ですね。
第45話「星空のプレリュード」
リクエスト:まゆきちさん
○まゆきちさんコメント
これを選んだ理由は、内容が好きというのもあるんですけど、自分の中で一番「プリズムの煌めき」っていう言葉の内容・意味に直結してるというか。(「プリズムの煌めき」って)人によって違うものと思うんですよ。例えばプリズムショーを初めて見た時の気持ちだとか、言ってしまえば、欽太郎のあの歪んだ感情も「プリズムの煌めき」の一個だと思っていて、まあ例えば、誰かをぶっ潰したいだとか、そういう気持ちも「プリズムの煌めき」だと思ってるんで。で、あの話を見て感じた煌めきっていうのは、絆とか人と人とのつながりで、いろんな繋がりが集約していって、2つのユニット(プリズミーやピュリティ)だったりショウさんとユンスの絆があったり、自分にとって「プリズムの煌めき」とは何かって思ったときに、この話を見て貰えば分かるなと、そういう理由で選びました。
第47話「ワガママみあ 前代未聞のドタキャン騒動」
リクエスト:ぷーいぷさん
○ぷーいぷさんコメント
私はみあさんが凄い好きで、プリティーリズムの全ての中でもみあさんが一番好きなんですけど、で、みあは望むことをすぐに口に出すしすぐに態度に出すその姿が凄く好きで、そのまっすぐなみあが凄く好きなんですけど、で、みあさんの言葉っていうのはいつも眩しいし、聴いてて凄くスカッとする、そんな姿がいつものみあさんなんですけど、この話では、別れるのが嫌だ!と、初めてまあ一見後ろ向きな事を口に出すというか、それもみあの望みなので、望みをまっすぐに口に出すっていうのは変わってないんですけども、ただ初めてどうにもならないようなことを言うと。で、それに対する答えって何なんだろうなっていう風に、僕自身が分からなかったんですけども、最後そのヘインがみあに対して語り掛けるんですけど、その言葉が物凄い真摯でいいんですよね。あの言葉が。で、初見のときはそこで凄い「ああ、素晴らしい」って言って泣いてました。
あと他には、ちょっといま今日の感じだと、ディアマイフューチャーってショウさんとユンスの話だったような感じがするんですけど(笑)、ディアマイフューチャーっていうのはプリズミーとピュリティーの物語だったと思っているので、例えばあやみとチェギョンとか、れいなさんとジェウンだとかがそれぞれに分かれて、今までの積み重ねを生かしてみあさんを追っかけて、で最後それぞれの方向でみあの所に集まってくるっていうのが、プリズミーとピュリティーの今までの積み重ねを生かして来てるっていう所で「プリズミーとピュリティーって素晴らしいな」っていう風に思う回です。ちょっとあのプリズムショーがない回で非常に珍しいんですけど、あの最後の前として非常に外せない回だと思っています。
第50話「未来の私がいっちばーん!」
リクエスト:びんさん
○びんさんコメント
50話というと実質最終話に当たって、もちろん最終話だから盛り上がっていうのもあるんですけど、実は私は最初最初すごくみあが苦手で、オーロラドリームから見て来た流れだと、やっぱあのギャグのノリとかがかなりキツくて「この子好きになれるのかな」っていうのがあったんですけど、50話に来て、あれだけ1番1番って言ってたのに、ヘインを扉に投げつけたりとか、「私がやりたかったこと」ってさっき(ぷーいぷさん)も仰ってたように、みあの行動原理って自分がやりたいこととか思っていることを行動に出すっていう事なんですけど、やはり成長のすばらしさっていうのに感動しました。
何よりもびっくりしたのが、阿世知欽太郎に対して「寂しかったよね」って言ってあげるっていう所が、あいらとは違うベクトルで女神様属性を発揮しているっていうのが凄くて。あれはただの悪者で描くんじゃなくて、プリティーリズムは法月仁とかもそうなんですけども、欽太郎の生き様に対しても否定をしているわけじゃないんですよね、やり方は間違ったということはあるにしても。
そういうのを含めて、プリズムスターってどういうものかっていう製作者側もちょっと迷いながら作っていった最後の答え、「私たちはプリズムスターだ!」っていってどういう姿なのかを見せているっていう集大成だったっていうのが、何度見ても泣けてきて……大好きな回です。
◆最後に◆
この企画においては、びんさんとyukiさんに、冊子づくり、受付、進行手伝いその他諸々多大なる協力を頂きました(僕独りでは崩壊していました)、本当にありがとうございました。
また、慣れない主催に非常に協力的でいて下さった参加者の皆様にも、感謝の意を示したいと思います。ありがとうございました。
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