【二次創作シナリオ】プリティーリズム ディアマイフューチャー 第41話「友情のプリティーリメイク」サブストーリー "Life Is Just A Miracle"

※以下の文章は、2016年2月に書いて小数部頒布した、「プリティーリズム・ディアマイフューチャー」の二次創作シナリオを公開したものです。お暇な時にでもご一読頂けると嬉しいです、宜しくお願いします。




(41話Aパート)
 プリズミーをスカイハイシンフォニアに出していいものかと今日子が葛藤する話
(41話Bパート)
スカイハイシンフォニア本番、MARs対プリズミー


【本編】
○プリティートップ・中・部屋
   気力を取り戻し、笑顔の今日子。
   プリズミー、ピュリティー、ショウ、
   ユンスの面々が今日子を温かく見守っ
   ている。
今日子「みあ、れいな、かりん、あやみ。ス
 カイハイシンフォニア第三戦、あんた達に
 任せたわよ!」
みあ・れいな・かりん・あやみ「はい!」
   プリズミー達を背後から見つめるショ
   ウとユンス。
ショウ「見えたな、プリティーリメイクのイ
 メージが……」
ユンス「……ええ!」


○プリティートップ全景(夕)

○同・レッスン室
   BGM「Dear My Future」
   プリズミーの4人がレッスンを行って
   いる。
みあ・れいな・かりん・あやみ「ワンツー・
 ワンツー・ワンツー!」
れいな「あやみ、そこステップが遅れてるよ」
あやみ「ごめんなさい!」
れいな「かりん、そこ前出過ぎ」
かりん「えっ、そうかな、分った」
みあ「カンペキなプリズムショーと、ショウ
 とライバル男がリメイクしたシンフォニア
 コーデ、これで絶対『ロードトゥシンフォ
 ニア』以上の凄いプリズムアクトを跳ぶん
 だから!」
みあ・れいな・かりん・あやみ「ワンツー・
 ワンツー・ワンツー!」
   ドアの窓から4人を真剣な表情で見守
   る今日子、純。

○ショウのデザイン部屋・中
   ショウ、ユンスの二人が部屋に籠って
   黙々とデザイン画を描いている。
ユンス「これじゃ駄目です!」
   ユンス、デザインしかけた絵を鉛筆で
   塗りつぶす。
ショウ「珍しいな、熱くなって」
ユンス「シンフォニアストーンに込められた
 阿世知欽太郎の執念に負けず、かつプリズ
 ミー達4人の輝きを際立たせるコーデを作
 らなくては……!」
ショウ「今夜も徹夜だな!」

○ショウのデザイン部屋・外・入口
   ドアにもたれかかり、中の会話を聞い
   ている今日子と、それにお供する純。

○プリティートップ・社長室
   社長卓に座り掌を組む今日子、傍らに
   純。
純「プリズミーのショーが完成度を増し、更
 にショウとユンスのプリティーリメイクが
 完成すれば、次のスカイハイシンフォニア
 への準備は万端ですね」
今日子「……何か足りないわね」
純「と、言いますと」
今日子「確かに、プリズミーもショウもユン
 スも既に前を向き、全身全霊を注いでいる
 わ。この点については何も心配してない。
 ただ、他に一つ、何かアイデアが欲しいわ
 ……」
純「……」
今日子「……いえ、そうじゃなくて、正確に
 は、私が、彼女たちに何かしてあげなきゃ
 いけないのよ。皆が自らの危険を顧みず戦
 おうとしていた中、私だけが夢に向かう純
 粋な気持ちを忘れ、『プリティートップを解
 散しよう』なんて後ろを向いてた。だから、
 今度こそ、私が彼女たちを、力いっぱい送
 り出してあげられるような何かを、してあ
 げたいのよ……」
純「……」
   卓上の携帯電話がなり、今日子取る。
今日子「はい、もしもし……ああ、貴方。は
 い……、下のファミレスに居るの?分った
 わ、今行く」
   今日子、電話を切る。

○ファミレス・全景

○ファミレス・店内
   自動ドアが開き、今日子と純が中に入
   ってくる。
そなたの声「こっちよ、今日子」
   今日子、声の方を向く。
   天宮そなたが手を上げている。
    × × ×
   テーブルに今日子と純が並んで座り、
   対面にそなたが座っている。
そなた「プリティートップは大丈夫?」
今日子「ええ、残ったプリズミーとピュリテ
 ィーで最後まで戦うつもりよ。そっちこそ
 大丈夫?りずむの事」
そなた「あれ以来、ヒビキ君の家には一回も
 帰ってきてないわ。でも一回だけ電話が入
 ったみたいで、悪いようにはされてないっ
 て。向こうとしてもショーを続けてく上で
 MARsを必要としてるワケだし……あい
 らちゃんの様子は気掛かりだけど、りずむ
 に関してはそこまで心配していないわ」
今日子「そう……」
そなた「で、今日はね、相談しに来たの」
純「どうかいたしましたか」
そなた「今、プリズムショー界がこんな状況
 になっている訳でしょう?私も、かつてプ
 リズムスタァだった人間として、居ても立
 ってもいられなくって。何かあなた達プリ
 ティートップに、協力できる事は無いかし
 ら?いえ、ぜひとも協力させてほしいのよ。
 私、何でもするわ」
今日子「そなた……」
そなた「このままプリズムショー界が壊れて
 いくのを、黙って見ていられない……!」
純「……」
今日子「そなた、今私も丁度同じことを考え
 ていて。プリズミー達を助けてあげられる
 ような何かを、私自身の手でしてあげられ
 ないかって……」
そなた「今日子……」
純「……新たに咲いた花は、新たなる芳香で
 空気を充たす。そのかぐわしき香りに誘わ
 れた蝶たちの紡ぐ舞いは、より煌めきを増
 すであろう……」
今日子「はぁ?」
純「社長、そなたさん。プリズミーに新曲を
 書いてあげてみては」
今日子「新曲?」
純「彼女たちの持ち歌は『Dear My Future』
 の1曲のみ。これでスカイハイシンフォニ
 アに出るのもアリですが、ここでサプライ
 ズの新曲を披露すれば、オーディエンスの
 ハートを掴むことが出来るかも……」
今日子「今から?確かに、間に合わなくはな
 いけど……」
そなた「やりましょう、今日子」
今日子「そなた……!」
そなた「博打かもしれないけれど、優れた新
 曲なら、ファンコールを更に多く獲得でき
 るかもしれないわ。それに、私達の気持ち
 を込めた新しい歌で、彼女たちの背中を支
 えてあげましょう!」
   今日子、しばし考えた後、決意の表情。
今日子「分ったわ、そなた、一緒に作りまし
 ょう」
そなた「ええ!」
純「では、お二人には詞の方をお願いします。
 私は曲や振付を手配いたしますので」
今日子「純、よろしくね」

○プリティートップ・社長室
   向かい合って座り、歌詞を考える今日
   子とそなた。
そなた「これはどう?今日子」
   今日子、詞に目を通す。
今日子「……全然ダメね。さっき私の作った
 ものの方が数倍マシよ」
そなた「あれの何処が良かったっていうの
 よ!?最前線でしのぎを削る彼女たちの辛
 さを労わる気持ちが、全然伝わってこない
 わ!」
今日子「そなたの歌詞は甘すぎるのよ!大切
 なのは、辛くても厳しくても彼女たちを一
 歩先に向かわせる、叱咤激励するような思
 いよ!」
そなた「子供を持つ親の気持ちが今日子には
 分からないのよ!」
今日子「ええどうせ分からないわよ!そっち
 こそ2人目出来て甘くなったんじゃない?」
そなた「何ですって!?」
今日子「何よ!」
   睨みあう二人。
今日子「次よ、次。次こそ貴方を納得させる
 詩を書いてみせるわ!」
そなた「こっちの台詞よ!」

○プリティートップ全景(夜)

○プリティートップ・社長室(夜)
   煮詰まっている今日子とそなた。
   電気が消えており、窓から明かりが差
   し込む。
   テレビが点いている。
テレビの声「では今日の芸能ニュースです」

○テレビ画面
   ニュースキャスターが原稿を読み上げ
   ている。
キャスター「阿世知欽太郎氏の主催する大会・
 スカイハイシンフォニアはこれまでに2度
 開催され、せれのんwithかなめ、ラブミッ
 クスの2組がMARsに挑戦して敗れ、シ
 ンフォニア財団所属となりました。このま
 まプリズムショー界はシンフォニア財団の
 寡占化が進むのでしょうか。現在プリズム
 ショー界は混迷を極め、正に先が見えない
 状態となっております」

○プリティートップ・社長室(夜)
   リモコンでテレビを消す今日子。
   そなた、ため息をついてソファーにも
   たれかかる。
今日子「私たちが彼女たちに伝えなきゃいけ
 ないこと、それは一体何なのかしら」
そなた「優しさよ!戦い傷つく彼女たちを包
 み込み、癒すような」
今日子「勇気よ!戦う彼女たちを奮い立たせ、
 前進させるような……ってさっきからずっ
 とこんな調子じゃない。平行線」
そなた「そ、そうね……」
今日子・そなた「……」
今日子「思えば私達、小さい頃からずっと、
 こうして競って争ってばかりだったわよね」
そなた「まあね、でも……」
今日子「何?」
そなた「今だから言えるけど、今日子、あな
 たと小さい頃からこうしてああだこうだと
 やり合っていなかったら、私、今頃まとも
 に生きてはいないわよ」
今日子「何よ急に。恥ずかしい……」
そなた「確かに、恥ずかしいわね、私。何言
 ってるんだろ」
今日子「でも、私だってそうよ。あなたが居
 てくれなかったら、家の事とかでとっくに
 潰れてたわ」
そなた「何よ、あなたも恥ずかしい事言って」
今日子「お互い様よ」
そなた「私達、同じもの同士ね……出会って
 居なければ、今こうして生きて、人生を少し
 でも、素晴らしいなんて思う事もなかった」
今日子「出会えたことは、きっと偶然じゃな
 かったのよ。これは、神様がくれた……そ
 の、何と言うか、奇跡、っていうか……」
そなた「本当に大切なのは、競い合い、そし
 て互いに励まし合うことのできる、そう……」
   今日子、そなた、向かい合う。
今日子・そなた「(互いを指差して)『友達』!」
   今日子、そなた、微笑みあう。
   窓から差し込む朝焼けの光が、二人を
   暖かく照らす。
今日子「そして、こうして今でも2人で居ら
 れるのは、あいら達のお蔭」
そなた「だからこそ、私達も何とかして今の
 状況に手を貸してあげなきゃいけないわ」
今日子「ええ、歌詞のイメージは決まったわ
 ね」
そなた「急ぎましょう!」
   テーブルに向かう今日子、そなた。

○同・社長室・外・入口
   社長室のドアにもたれかかり、話を盗
   み聞きしている、笑顔の純。
純「Best friend……」

○プリティートップ・全景(早朝)

○同・中・廊下
   純が歩いて社長室に向かってくる。
   社長室のドアが開き、紙を持った今日
   子とそなたが出てくる。
今日子「純、歌詞、出来たわよ」
そなた「曲の方、お願いできますか?」
純「ええ、曲と振付、既に手配してあります
 ……あと、お二人に一つお願いが」
今日子「えっ、何?」
純「(ゴニョゴニョ……)」
今日子・そなた「えっ!?」
今日子「そんな、何考えてるの!?今更無理
 よ!」
そなた「私だって、もう十年も経って……」
純「いえ、プリズムショーは心の煌めき。お
 二人ならきっと大丈夫です。ここはプリズ
 ミー達を勇気づける意味でも、是非ともお
 願いします」
   今日子とそなた、困惑の表情で互いに
   見合う。

○プリティートップ・全景(昼)

○同・中・スケートリンク
   電気が点いておらず、薄暗い。
   ドアをあけて、プリズミーの面々が入
   ってくる。
れいな「純さんが見せたいものがあるから来
 いって、一体何なんだろうね」
かりん「ギャラクティカ楽しみっしょ~」
みあ「おーい、来たぞ~、純さんや~い!」
   電気がバッと着く。
   リンク中央に2つの人影。
あやみ「ん……あの人達は……」
プリズミー勢「あ~!!」
   リンク中央には、ピュアプレミアムウ
   ェディングコーデを来た今日子と、ピ
   ュアホワイトウェディングコーデを来
   たそなたが、頬を赤らめ、手を合わせ
   てポージングしている。
みあ「社長!何やってるの!?」
あやみ「それにあの人は、りずむさんのお母
さんの天宮そなたさんです!」
   リンクの傍らで純が不敵に笑っている。
今日子「もうこうなったら行くわよ、そなた!」
そなた「望む所よ、今日子!」
純「かつて宿命のライバルと言われた阿世知
 今日子、天宮そなた……今日限りの、力を
 合わせてのデュオプリズムショー、イッツ、
 ショータイム!」
   BGM「Life Is Just A Miracle」
そなた「出会えたことが 偶然じゃない事」
今日子「最初分からずに生きて来た」
今日子・そなた「今ならわかるよ 奇跡だね」
   今日子とそなたが踊り、プリズムの煌
   めきに包まれるリンク。
今日子「僕らの時代 先が見えない事ばかり
 ニュースは伝えてるけど」
そなた「いつもの場所で 変わらない友達と
 会えるだけで幸せ」
今日子「いがみ合うよりも笑い合う勇気を持とう」
   驚くプリズミーの4人。
みあ「すっごーい!それにいい曲」
れいな「社長まだこんなに踊れたんだ!」
かりん「ギャラクティカ綺麗っしょ~」
あやみ「メモメモです~」
今日子・そなた「僕らはみんな 地球の家族だよ
 言葉通じなくても朗らかに 何も恐れずに
 僕らはみんな違う個性があると分り合えば
 誰も誰かを 責めたりしない」
   今日子とそなた、リンクを滑走する。
今日子・そなた「はっ!」
   二人、天高くジャンプ。
   二人の飛翔する軌道が、線を描く。
今日子「二人で紡いだ時間は!」
そなた「永遠の宝物!」
今日子・そなた「ハートアーチ・ファンタジー!」
   空に浮かび上がる大きなハートマーク。
   曲が終わり、リンク中央で2人ポージ
   ング。
プリズミー勢「わ~!」
   拍手するプリズミー勢。
   今日子、そなた、プリズミーに近づく。
みあ「社長、すごいじゃん!」
れいな「見直しました!」
今日子「今の私達のショーは……純に言われ
 たついででまあいいとして、今やった『Life
 Is Just A Miracle』、この曲と振付、貴方達
 にあげるわ」
かりん「えっ、いいんですか!?」
そなた「貴方達が頑張ってる中で、プリズム
 スタァOGの私たちも何かしてあげたくて。
 この歌が、少しでもあなた達の力になって
 くれれば幸いだわ……どんなときであって
 も、友達・仲間を大切にする気持ち、みん
 な繋がっているんだっていう気持ちを忘れ
 ないでね」
れいな「ありがとうございます!」
みあ「ショウとライバル男のプリティーリメ
 イクと、この新曲で、スカイハイシンフォ
 ニア、いっちょMARsに勝ったるぞ~!」
プリズミー勢「おー!」
今日子「でも今日久々に踊ったけど、私もま
 だまだ案外イケるわね。いざとなったら私
 も出場するわ」
そなた「は?今日子、あんなスッとろいダン
 スで現役張ろうなんて、何舐めた事言って
 るの?」
今日子「何よ、あんただって産後でカラダ全
 然戻ってないじゃないの!」
そなた「何ですって!?」
今日子「ええ!?」
   今日子そなた睨みあう。
   突如、二人の体に、グキグキッと電撃
   が走る。
今日子「か、身体が……痛い……」
そなた「と、年には……勝てないわ……」
今日子・そなた「ぎゃふん」
   リンクにへたり込む今日子、そなた。
   プリズミー達一瞬きょとんとし、大笑
   いする。
プリズミー勢「アハハハハハハ~!」
   今日子とそなた、へたれ込みつつ見つ
   め合い、照れ臭そうに微笑む。
   一同のやりとりを少し離れた場所から
   みつめる純。
純(M)「今回の新曲『Life Is Just A Miracle』
 が、すぐにプリズミーたちを救ってくれる
 かどうかは未知数……しかしこの曲に込め
 られた友を想う気持ちが、いずれあらゆる
 子供たちの心を繋ぎ、世界中を希望の花で
 覆いつくす時が来るかもしれない。メイビ
 ー……」

                    <了>










【あまり読む必要のないあとがき】
 この度は、この本を手にとって頂きありがとうございます。
 今回は、プリティーリズム・ディアマイフューチャーの名曲「Life Is Just A Miracle」が、物語内でどのように生まれたか、ということを勝手ながら妄想して、シナリオ形式でまとめてみました。一生懸命書きまして、単位ぐらいは来てくれないかなあと願っております。如何でしたでしょうか……?

【この本を作ったいきさつをダラダラと】
 ここでは、僕がどのような気持ちや考えでこの本を作ったかということをグチグチと書いていきます。本編を読む上では全く必要ないので、読み飛ばしていただいて構いません(そんな文章をなぜいちいち書くのかというと、そういう諸々を吐き出す場所が、あとがき以外にないということに最近気づいたからです)。
 前々からかねがね、プリティーリズムシリーズは、○イカツやらと比較すると二次創作の数があまり多くはないんだなあ、多分○イカツよりも自由度が少なくて二次創作がしづらいんだろうなあ、などと即売会に行く度に肌で実感しておりました。しかしながら、数年前、ツイッターでフォローいたしております@dekororoさんが、プリリズシリーズでの二次創作の可能性についてツイートしていたことがありまして、そのうちの一つが「物語内において『Life Is Just A Miracle』は誰が作ったか」というものでありました。僕はそのツイートを見て「はあー成程」と思いました。これは考え甲斐がありそうだと。
 そこでちょっと考えてみますと、まずプリズミーピュリティーの子供世代ではないだろう、この歌詞を書くには幼いというか人生経験がまだまだ足りないだろう、と思いました。「Life Is Just A Miracle」は、世界が友情によって平和になることを願った壮大な曲です。そういった「友情の大切さ」を心に実感として秘め、次世代の子供たちへと願いを込めることが出来る大人の登場人物こそがこの歌詞を書いたに違いない……それは誰か?と探したところ、阿世知今日子が一番適任だろう、となりました。阿世知今日子は、神崎そなたとの、ライバル関係としての友情を長年にわたり育んて来た人物であり、彼女なら「Life Is Just A Miracle」が書けるだろう、という確信に至りました。それ以来、僕の中では今に至るまで「『Life Is Just A Miracle』は阿世知今日子が書いた」ということになってしまっています。
 そういった妄想を、何とか作品の形に出来ないかなあ~でも僕は絵も小説も書けないしな~等と常々思っていたのですが、今回機が熟して「シナリオなら書ける」といった状況になったため、挑戦し、更にそなたも大々的に盛り込んで、最終的にこのような本として仕上がりました。割と長年もやもやしていたので、これを仕上げることが出来て、勝手にスッキリしています。

【最後に】
 今この文章を書いている現在、キンプリがめちゃめちゃヒットしており、あの人もあの人もみんなキンプリを見て絶賛している、そんな状況です。以前2015年9月にオーロラドリームの富樫かりなのシナリオ本を書きまして、そのときは(まだキンプリの発表前で)「プリリズシリーズはこうして二次創作を紡いで自らの妄想でもって終わらせないでいるしかないのかなあ」などと思っておりました。しかし今では状況は様変わりし、キンプリという新しい形で新作は出るわそれが当たってしまうわで、半年で状況が様変わりし、何というかただただ嬉しいという言葉しか出て来ません。これからもキンプリ・プリリズが末永く発展していって欲しいなあ、と切に願うばかりです。

                     2016・2・22 eifonen

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