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『帰らざる日々』

『帰らざる日々』
1978年、にっかつ。
監督、藤田敏八
  撮影、前田米造
助監督、上垣保朗
出演、永島敏行、江藤潤、浅野真弓、竹田かほり、・・

この映画は、第三回城戸賞受賞作品の映画化だったけど、その時の題は『夏の栄光』だった。
・・??この映画も、昔映画館で観たことあって、たまたまAmazonでVHSテープがあったのを見つけて買ってみた。んだけれど。
・・?なア~~~んか、それで?って感じ(^^;

アリスの「帰らざる日々」は、1976年 4.5のリリース。
1972年デビュー以来、三年以上ヒット曲に恵まれなかったが、1975年の「今はもうだれも」で初ヒット。 翌1976年に「帰らざる日々」と「遠くで汽笛を聞きながら」。  '77年に、「さらば青春の時」、そして「冬の稲妻」だ。
 映画『帰らざる日々』は、1978年8月19日公開だから、当然アリスの歌のが先にあったし「冬の稲妻」のヒットでアリスの名が有名になっていたわけね。
 脚本に、監督の藤田敏八が入って映画化され、アリスの歌が起用された。はず。
  詳しく脚本を調べてないから確かなことは判らないけど、タイトルだけでなく、けっこう手が入ったと思う。  他の城戸賞受賞作品の映画をみてみても、この映画の他に、タイトルの変更作品は見当たらない。?

これも、mixiにアップしたら、コメントもらえて。
曰く。当時、かぐや姫の歌曲の映画化作品がいくつかあって(神田川、赤ちょうちん、妹。全て1974年)、おそらく?藤田敏八監督からみで、歌曲のタイトルになったのでは?
と。なるほど~~~~だった。
『神田川』の監督は出目昌伸。
藤田敏八監督で、秋吉久実子映画は、『赤ちょうちん』『妹』と『バージンブルース』。全て1974年。

アリスの歌の歌詞をみてみると、「さらば青春」というよりも、「死を前にしたメッセージ」みたいな感じで、これがこの映画の主題歌ですかぁぁ?? という気がしてしまう。
  作詞作曲とも谷村新司で、リリース時、彼は26歳。 だが、ウィキペディアの「アリス・帰らざる日々・歌詞」には「この曲がリリースされた頃、谷村は体調を崩していただけに、歌詞の内容が意味深」とある。
   ♪  目の前の楽しい日々がぐるぐる回るだけ   私は一人で死んでゆく この手のなかの夢だけを じっと握りしめて
   こんなに安らかに夕暮れが近づいてくる  私の人生の 
Bye Bye Bye   私のあなた
Bye Bye Bye  私のこころ                         Bye Bye Bye  私のいのち
 Bye Bye Bye  my love

なお。
その後中岡京平は、一本だけ監督した。。!1983年『夜明けのランナー』、原作脚本監督・中岡京平、主演・渡辺徹。
2005年以後の映画脚本はない。2008年以後のテレビ脚本もない。
ともかく。『この胸のときめきを』(1988)だけでも凄い!👍️

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