見出し画像

『小さい逃亡者』

『小さい逃亡者』 
1966年。日ソ合作映画。
https://youtu.be/RdmTD_F58Lo 

 日本側スタッフ。
製作、永田雅一
脚本、小国英雄
監督、衣笠貞之助
撮影、宮川一夫
 主演、稲吉千春・太田博之・宇津井健・藤巻潤・船越栄二・宇野重吉・京マチ子・ 殿山泰司・
  

  これまた古い。
そして、いつのことやら、まったく不分明。
  が、とにかく、記憶に残る映画の最も古いものとして、ある。  (もしかしたら『大魔神』かもだし『モスラ』かも、だけど。とにかく曖昧なんで(*^_^*))

  
少年役の稲吉君がかわいかったし、(当時十歳。昭和31年生まれ、てぇから俺と同じだぁぁ!)
 マトリョーシカ、ってぇ木の人形、これがまたいぃんだな。 大小いくつかの人形が、大きな人形の中に入っていて、 パカツと開ける時願い事をつぶやく、そうすると願いがかなうとされる、幸せを呼ぶ人形となっている。     だんだん、人形はちっちゃくなってく。
  五つ(七重らしい?)くらいだったかな?
けれども、ナホトカからレニングラードまで、少年が一人で父を探しに旅をしていくわけで、その間、人形がだんだん小さくなっていく。
  つまり、それだけ大冒険だった。

  それはほんとうの話しだろうと、ずいぶんと長いこと思っていた。
長じて、マトリョーシカを手にいれてやってみたけど。・・

  
  ここに出ている役者で、この映画以外を知らない人が三人。 稲吉君と太田博之と宇津井健。


 永田雅一だし衣笠貞之助だし、てっきり大映作品だとばかり思っていた。けど、配給は東宝。
  日本初のソ連(当時)との合作映画。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?