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『ロングラン』

『ロングラン』。1982年公開。

1979年、一人の日本人青年が、ローラースケートでアメリカ大陸横断七千キロの快挙を成し遂げた、その事実に基づいて、虚構をおりまぜながら青木邦夫がシナリオ化し、第一回サンリオ脚本賞を受賞したものの映画化作品。

脚本には、他に、キクオ・カワサキ、小林竜雄。
監督は吉田ルイ子。
出演、永島敏行、鈴木ヒロミツ、かとうかずこ。

これは、アメリカ大陸横断、ロケーション。だけど、中西部の大景色が多い、感じ。それがまた、私にはたまらなかった!! 
そして、劇中歌・主題歌を時任三郎が歌ってる。これがまた、うまぁく入ってるんだなぁ~~
ローラースケート青年に永島敏行、サポート役に鈴木ヒロミツ。彼らを撮影するカメラマンにかとうかずこ。
永島と鈴木が歪みあったり永島が怪我してしまったりお金がなくなりそうだったり、いろいろあって、簡単にはいかないようになってて、、シナリオがよく練られてる感じだった。
ローラースケート走行シーンとか、望遠レンズ撮影や空撮もあり、カメラマンたる吉田ルイ子の面目躍如と感じさせられた。
かとうかずこが、吉田ルイ子の役割を反映してるんじゃないか?てな感じも……?


蛇足。
1992年、夏。
アラスカからNMサンタフェまでのセイクレッドランに、終盤に参加した時のこと。
サンタフェへ向かう路上で吉田ルイ子さんに会った。というか、吉田ルイ子さんがセイクレッドランチームにやってきた。その時、なんかの話しでこの映画のことがでて、吉田ルイ子さんになんで監督したんすか?とかって聞いたら、 原作者?の人に指名されちゃって、と言っていた。
製作は辻信一朗、サンリオ。
原作脚本の青木邦夫は、なんと、なんと、現代ぷろだくしょん製作の『石井のおとうさんありがとう』の脚本を書いていた。!!
  2004年、現代ぷろだくしょん製作、監督山田火砂子、主演松平健。(まつけんサンバがはやったのはいつ??)
 で。
青木邦夫も検索してみた、のだが。。
これまたヒットせず。 よって来歴今だ不明。

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