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オーストラリアでのキャリアインタビュー:マーケティング

シドニーで本格的にマーケティングのキャリアを積み始める。今は完全リモート、そして家族や自分の時間を大切にするためにパートタイムを選択。

シドニー滞在歴


約2年半

英語力は?


渡豪前:TOEIC 900点くらい。

中学時代から英語が好きで大学は英文科に進学。ただ、大学の授業では英語が話せるようにならず、1年休学してワーキングホリデーでカナダに1年間滞在。日本人がほぼいない都市を選んで完全英語漬けの日々を送ることで英語力が伸びた。

現在:日常生活や仕事で困らないくらい。

でもアメリカ英語にそれまで慣れていたこともあって、オーストラリア独自の言い回しや単語などに最初は特に戸惑う。アクセントが強いオージーと話すときには今でも耳に神経を集中させないと聞き取れない。笑

ビザはどうしてる?


ワーキングホリデービザ 

→ 現在パートナービザ申請中(ブリッジングビザ)

シドニーに来る前の仕事は?


新卒後は食品メーカーに入社し、食関連の資格取得含め食について学ぶ期間を経て商品本部に配属。新商品開発を主に、販促やデザイン、レシピ開発やマーケティングなど様々な経験を積む。

入社して2年目に当時アメリカで活躍していた日本人シェフと知り合いになり、料理本の取材やその他のプロジェクトの為に来日する時に、私も同行させてもらったりお手伝いさせてもらう機会が。それらの活動をきっかけに、日本を海外に伝える、日本と海外の架け橋となるような仕事がしたいと思い始める。

入社して3年がたったタイミングで退社し、その3ヶ月後にはニューヨーク行きを決めていた。それまで時間があったため、2ヶ月ちょっと京都のゲストハウスで住み込みで働く。(インバウンド業界に興味があったので訪日外国人と交流したかった)

ニューヨークではビジネススクールに通いながら、現地のマーケティングエージェンシーでインターンシップを。ニューヨーク生活は半年ちょっとだけだったけど、マーケティング職に移行するにあたってこのインターンシップは意味があったと今でも思う。

シドニーでどんな仕事を?


1社目:日系メディア会社

シドニーに来たてだったため、人脈作りが主な目的だった。特にシドニーの日本の飲食業を多く担当できたのが良かった。 担当クライアントの一つがまさに私がやりたかった仕事をしていると知り、担当者にその気持ちを伝え、採用プロセスを経て運良く次の会社の採用が決まる。

2社目:日系マーケティングエージェンシー

仕事内容は自分が夢見ていたインバウンドに関わるもの。日本の地方自治体さんが主な担当クライアントで、オーストラリア人を誘致するためのサポートを行った。

少人数のチームだったこともあり、良くも悪くも全て自分だけでやらなくてはいけない仕事が多く、早く成長できる環境だった。ただ、担当クライアントやプロジェクトがどんどん増え、なおかつ、うまくかわしたりできないタイプの為ワークライフバランスが崩れていった。当時特に別チームだった人にとって私の印象は「社畜」だったでしょう。笑

その後色々なタイミングが重なり、パートナーとの夢だったアジア旅行に行くため退社。 アジアを半年間旅する中で自分の中で働くことについての考え方が変わったように思う。仕事は大事だけど自分の周りの人や自分のことをもっと大切にしたい、そして世界のどこからでも働ける仕事がしたいと思うように。

3社目(現在):アメリカのマーケティングエージェンシー

アメリカのエージェンシーに所属する完全リモートワーカー。

クライアントはもともと私もいちファンだったWebサービス(SNS・ソーシャルメディアのプラットフォーム)で、今後も成長が見込まれるもの。業務内容はコンサル、リサーチ、分析、キュレーションなど。

採用段階でフルタイムかパートタイムか選べると言われ、社畜時代の自分だったら絶対フルタイムを選んでいたが、パートタイムを選ぶ。今の働き方が一番今は自分に合っているように感じる

仕事探しはどうやって?


・Linkedin 

・Seek

・Indeed

※完全リモートワークを希望の場合、欧米の企業だとその地に住んでなくても働けるポジションがあったりする。マーケティングも意外とある。LinkedinのJob Alertでキーワードを設定しておくのがおすすめ。

(筆者M:これはいい情報!コロナでリモートワークも増えていますしね。今探していなくても、タイミングが全てのため、今のうちにアラートを設定しておいて、もし今よりいい条件の案件が出てきたら、すぐアプライしてみましょう。)

今後の展望


本業以外に使える時間が増えたこともあり、最近シドニーの日本の食を絵で発信するinstagramアカウント@see.oishi を開設。特に今はコロナの影響で飲食店が厳しい状況にあるので、少しでも力になれるようにこれから発信していきたい。また、本業も楽しみつつ家族や友達、ペットとの時間を大切にしたい。

(筆者M:家族との時間、オージーは本当に大切にしますよね。「16時に娘のお迎えいかないー!」と抜けるパパ多い。ZOOM会議にもベビーがよく登場します。)

さて、@see.oishiをフォローして、ぜひシドニーの美味しい食べ物を一緒に発見していきましょう。何よりも絵のタッチがリアルでありながら同時になんだか可愛くて、癒される。

筆者M:これまで3カ国で働き(🇯🇵・🇨🇳・🇦🇺)、オーストラリアでは3社目、就労ビザ取得にも苦労し、人生迷子になって犬グルーミングの学校にも通ったことがあるけど、今は理想の会社でウェブ担当。英語就活のコンサルサービスはこちらまで。


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