歌の発音のキモ!①ー 「1母音1音符」法をマスターするための「べた読み」作戦
夢をかなえる開運・発音「英語波動®発音法」
発音コーチ・波動プロデューサー
Tamakiです。
英語の歌の基本は、まずは、
単語の発音が、本来の英語の発音になっているコト。
なぜ、そんなに大事かをお伝えしますね。
英語の歌の発音のキモシリーズその①です。
英語で歌を歌うとき、最初に気を付けたいことは、英語の単語の発音の基礎が、きちんとできていること…です。
つまり、歌詞をべた読みしたとき、そのすべてが、英語本来の発音で、
言えるよういなっていることが前提…というわけです。
「歌の中では、お手本のようにきれいな発音で、言えるんですけど…」
という声をよく聞きます。
でも、歌詞を読み上げていただくと、英語本来の発音で読める方は、
実はとても少ないのです。
あの…。
普通の読み上げ文章が、つまり、「べた読み」が本来の発音の響きできなくて、歌の中できれいな発音で歌えるわけがない…のです。
👆 ここ、とても重要 ❣❣
ちょっと一緒にご想像ください。(^^)
例えば、ネイティブの歌手が、見事な発音で歌を歌っているとすると、
彼・彼女が、普通に歌詞を読み上げたとしたら…、どんな発音の響きになると思いますか。
それはもう、きっと、英語本来の美しい発音で「読み上げて」くれるはずです。つまり、歌だけの発音がよいわけではなく、当然のことながら、普通の会話も発音が「よい」わけです。
ここ、です。
歌の発音をよくしたいと思うのなら、メロディやリズムをつけることなく、
ベタな英語をきれいに発音できるようになることが、歌の発音をよくするための、近道なのです。
そこで、なぜ、英語の発音の基礎を、きちんと整えておく必要があるかを
2回にわけて、基礎的なところをご説明しますね。
その第1回目。
英語の歌の特徴は、「1母音、1音符」という原則があります。
今回は、「母音」編です。
今回は、Disney のアラジンのテーマ曲「A whole new world」 の
冒頭を思い出してみてください。
思い出せない方は、まず、こちらを聞いてから…。(^^)/特に冒頭の部分です。
歌詞付きがよい方はこちらから
楽譜的にはこちら
歌詞は、
I can show you the world
Shining, shimmering splendid
Tell me, princess, now when did
You last let your heart decide
です。
まず、太文字 のところを、楽譜の中で、見つけてみましょう!
I can show you the world
1つの単語の、1音節(音の響き)=母音が1つの音符と
対応していることが、わかりますね。
これが、「1母音、1音符」 という意味です。
「I」 アィ
「ア」にアクセントがありますが、「ア」も「イ」も4分音符の中に、二つの母音が対応しています。
✘「アー」と伸ばして歌わないように…。💦
「show」 [ʃóʊ] も、 o u 母音が2つ。
[ショー] [ shoー] ではありません。
これが、日本語に聞こえる原因です!
楽譜の中でも、音階は一緒ですが、母音2つ分と音符が、
それぞれ対応しています。
「world」 については、ワーーrド ではありません。
ワ[wa] という音ではないので、口を[ア]の形にしないでくださいね。
world [wˈɚːld]
world 「o」を、あいまい母音で発音し、その母音を4音節分響かせています。
つまり、
wo_r_l_d 4つの音節分が、2分音符内できちんと響くように
4つカウントしています。
子音もちゃんとカウントするので、リズム的には合うのです。
show や world を、本来の英語の音で発音できていないと、
母音の響きがあいまいになり、
音に乗せても、リズム的にちゃんと収まらず、
結果として、ジャパニーズEnglish から 抜け出ない音になってしまいます。
英語の歌の特徴「1母音、1音符」 という原則を、落とし込むためにも
メロディーやリズムをつけずに、
英語本来のきれいな発音で「べた読み」ができるかどうか…。
地道な作業ですが、一番結果がでる方法なので、ぜひ試してみてください。
べた読みを制した人は、必ずや歌の発音が、きれいになっています。
なにより母音がきれいに響き、より歌いやすくなっているはずです。
お試しください!
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