歌の発音のキモ!②ー 「子音」の発音を正確に!歌の完成度が違う
夢をかなえる開運・発音「英語波動®発音法」
発音コーチ・波動プロデューサー
Tamakiです。
英語の歌の基本は、まずは、
単語の発音が、本来の英語の発音になっているコト。
なぜ、そんなに大事かをお伝えしますね。
英語の歌の発音のキモシリーズその②です。
前回の歌の発音のキモシリーズ①は、こちらです。
子音をどれほど正確におさえることができるか…。
そして、その練習方法は…、についてです。
今回は、ひとつの単語の 語中(単語の真ん中)での
子音の抑え=発音についてです。
子音をいかに正確に抑えることが重要か、一緒に確認してみましょう。
今回も、Desney の「A whoel new world」です。
歌が思い出せない方は、こちらからご確認ください。
歌詞です。太字のところです。
I can show you the world
Shining, shimmering splendid
Tell me, princess, now when did
You last let your heart decide?
Shining, shimmering splendid
単語の中のそれぞれの母音と、音符が、対応していますね。
特にここでは、Shining に注目!
Shin / ing, 〇
ʃάɪn と ɪŋ (シャイN / ing)
と分けることが重要ですね。
ついつい
Shi / ning, ✘
ʃάɪ nɪŋ (シャイ / ニング)
と分けたくなりませんか。
※これ、日本人に多いと思います。
この分け方をしてしまうと、音符と、単語の音が、合わなくなってしまい
歌いにくくなります。
「N」の調音点は、舌先で、歯茎硬口蓋(上の前歯の後ろ)のところで
きちんと発する(おさえる)のが本来の音なのです。
まちがっても、「みかん」の「ん」とのように、舌先は使わずに
鼻に抜けるような音ですと、
「shining」の音節を、リズムに合わせておさめることが難しくなります。
シャイ~ ニンg ✘ になるのか、
シャイn~ ing 〇
厳密にいうとこの違いです。
微細なことのようですが、shinning の発音が、べた読みでできるかどうか、にかかっています。
ちゃんとできてれば、歌になろうが、会話になろうが、「N」の音は、
きれいに発声されます。
もうひとつ。
shimmeringも然り!
shimmering シーマrイng
ではなく…、
shimmering シ‐mmr-ィng です。
shimmering は、「m」 (両唇音) が2つ!
ということは、
上下の唇をしっかりくっつけて、「m」を保つ必要がありますね。
気持ち的には、1/16拍 長めに
mmmmmm~~~って 言うくらいな感じです。
よく聞くと、リズムの関係上、
「m」が するっと流れてしまいがちですが、
ここは
シーmring ✘ ではなく、
シ‐mmrイng 〇 になるよう、
「m」を意識してまいりましょう!。
※どこで 2音目を伸ばすか…ということなんです。
特に英語の歌では、音に歌詞を載せていくとき、
この基礎ができているかいないかで、
かな~~~り、違って聞こえます。
英語は音声言語なので、歌詞の発音も「音」の一部。
発音が違っていると、せっかくの「歌」そのものに、
違和感を感じてしまいます。
少なくともネイティブの人たちは…。
例えば、
プロのシンガーさんなのに、音階を外して歌っていたら…
聞いていたくありませんよね。 同じ感覚です。
英語の歌を、本来の英語の音で歌いたいときこそ、
歌詞の「べた読み」が重要です。
どのくらい違和感なく、英語本来の発音で読めるのか、
確認してくださいね。
それが上達の早道です!
くれぐれも、歌唱力で発音をごまかすことのないように…。(失礼!)
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