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Foil Wing タッキング練習

今日の風は、陸地から離れた沖合に流れていた。そして、その風が唯一吹き込むのが、唐津西の浜。ここは愛宕浜と同じく基礎練に最適の場所。

で、練習テーマは、タッキング。

タッキングの入り口は、やっぱりトーサイドタック。回転軸が体の正面にあること、ターン後にヒールサイドになること。そんなもろもろのことがあり、取り組みやすい。

今回も、まずトーサイドタックから入ってみたら、なんか前回より簡単にできてしまった。一番の違いは、タックに入る前にイメージができていること。体の入れ方、Wingの扱い方、ポジション。前回、だいぶしつこく練習したおかげで、ちゃんとイメージできるようになってきたおかげなんだと思う。

なので、いよいよヒールサイドタック。

こいつが、全然だめ。前回、恭平先生からアドバイスもらったのに、なんかグタグタ。いろんなところがバラバラになっている感じ。もう一度冷静に考え直し、まずターンのキレを上げるように心がける。トーサイドタックも、肩を入れるようなイメージでクイックにターンするとうまくいくわけだから。

そんなことをイメージしはじめたら、なぜか急にキマる時がではじめた。全く成功の兆しもなかったのに。しかも、なぜか少し余裕持ってターンできているような。きっとこれは、スピードを落とすことなく、リフトしたまま回りはじめてきたからなんだろうな。

ターン終わりにWingを掴むのにもたついたりとか、キレが悪く途中であきらめたりとか。まだまだ精度は悪く、失敗する方が多い。一度、バランス崩してWingの上に落ちた。そしたら、Strike 9psiバテンの硬いこと。頭は痛くないけど、衝撃が首に来た。硬い枕で寝たら、首寝違えたりするじゃない。あれを一撃で食らった感じ。(ま、そういうのをムチウチというのかもしれないけれど)

結局、今日は何度失敗しただろう。スピードに乗った方がやりやすいので、できる限り速度をあげるわけだ。それで転倒すると、結構の衝撃がある。その度に、Apple Watchが「大丈夫ですか?」と心配してくれる。まー、いいんだけど、いちいちグローブめくって、「大丈夫です」を押さなきゃなのが面倒くさい。このくらいの衝撃が普通だったりするカイトボードのための防護具「インパクトベスト」を着ているので、全然平気なんだけどね。

でも、なんだな。一日しつこく練習すると、次にいきなりできるようになってたりして。今日もそうだったわけだし。そうであってほしいなぁ。

超基礎錬。タック修行な一日だった。
そして、とても充実感のある一日でもあった。

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