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あの頃の君に伝えたいこと【想い出】

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小さな頃、あの頃の私の想い出のエッセイです。
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2018年10月の記事一覧

トンネルを抜けるとそこは不思議の町だった。

それはとても不思議な出来事だった。ある意味それは”千と千尋の神隠し”みたいにトンネルを抜…

青木詠一
5年前
10

不思議な出会いと満天の星空と。

私は過去にお客さんと友達関係になったことがある。 それはつまり、プライベートな付き合いも…

青木詠一
5年前
18

遠い海辺と子犬と彼女。

海が見たいと思った。 でも、ここからは海が見えない。潮騒が聞こえるでもなく魚がいる訳でも…

青木詠一
5年前
13

哀しい幸せ。

子供の頃、私は本当にひとりが好きで、いつも空想の世界にいた。 私はこの自分のことを、変な…

青木詠一
5年前
19

シンちゃんは小人がいると僕に言った。

シンちゃんは、ビー玉の中に、小人がいると僕に言った。 小学3年生くらいだった私は、簡単に…

青木詠一
5年前
16

二人の結婚記念日。

日記を書いていて本当によかったと思う。あの頃と今がこうしてつながっているのがわかる。喜び…

青木詠一
5年前
23

月の宝石。

こんな季節だったあの頃、”今夜の月は宝石のようです”とそんな友達からのメールの言葉に「月が宝石なんだって!」と子供みたいにはしゃいで私は、まーちゃん(当時9才)とゆーくん(当時6才)と一緒になってドタバタと急いでベランダの窓を開けてみた。 けれど・・・なぜかどこにも見つからない。 どうしてだろう? 確かあのあたりに見えるはずなのに。 「星が少ししか見えないねー」とゆーくんがとても残念そう。どうやら最近出来た大きなビルの、影になって見えないようだ。「よし、表に出よう!」と