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あの頃の君に伝えたいこと【想い出】

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小さな頃、あの頃の私の想い出のエッセイです。
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#エッセイ

忘れられたクリスマスケーキと星空と。

これはもう、昔のことなのだけど、クリスマスケーキを予約していたお客様から、夜中に店に電話…

青木詠一
3年前
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ダーク・ブルーの恋人

ずっと下書きのままになっていたこのエッセイ。書いたのは2年前。なんとなく終わりが寂しくて…

青木詠一
3年前
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Re: 僕が作った小さな温泉。

久しぶりに近くの温泉に行った。私は温泉が大好きで、週に一度くらい行っていたのだけど、自粛…

青木詠一
4年前
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あの頃の僕の青春の一コマ。

青木詠一
4年前
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花束の想い出。

青木詠一
4年前
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柿と懐かしいあの日の声と。

街中で、美味しそうな干し柿を見つけて、思わずシャッターを切った。その時ふと、何か声が聞こ…

青木詠一
4年前
26

あの頃の引越しと後悔と。

これはもう、昔のこと。私の転勤のため、奥さんと二人で引越し先の物件を現地で見て決めたときのこと。その物件は家賃が希望通りの安値だったけれども、子供たちが通う小学校は、結構遠くだった。それでも仕方がないとあきらめて、安い家賃の物件を優先したのだった。 その翌日は、いつもと変わらぬ朝だった。うちの奥さんが私に何か言いたそうにしていた。私も何か言いたい気持ちだった。それは、たぶん同じことだろう。でも、いまさらどうしようもないことだった。 「昨日、決めたあのマンションだけど…」う

文章嫌いな理系の辞書好き。

私は高校の頃、理系がとても好きだった。(と言っても、好きと得意とでは、その意味が違うワケ…

青木詠一
4年前
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あの日の過ちと静かな風景と。

休みの日は、のんびりと車を走らせる。 行く先は、はっきりとは決めていない。けれども、通り…

青木詠一
4年前
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お叱りのメールと生きる想いと。

この頃、日本は多くの災害に苦しむことが増えてきている。テレビのニュースで、様々な災害に苦…

青木詠一
4年前
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「ご〇んがススムくん」になった私。

私は昔、「ご〇んがススムくん」になったことがある。 なんのことだ?と思った人は正しいと思…

青木詠一
4年前
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誰もいない夜明け前の小さな駅にて。

青木詠一
4年前
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きれいな涙と初恋と。

なぜか突然に、ある女優さんに一目ぼれしたことがある。何かのドラマだったか、ちょっと寂しげ…

青木詠一
4年前
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君は幼なじみ。

あの時、君がいてくれてよかったと、それでも僕は思うんだ。随分君には、辛い思いをさせてきたし、その度、嘘もついてきたし・・・ それでも微笑む君のことを、まるで気を使いすぎてる母親みたいで、いくつもの見えない傷を作りながら、それ以上の傷を君に与える言葉しか僕は言えなかった。 夏のセミが嫌いだった。 あんなに短い命なのに、 一生懸命に鳴いているから。 なのに君は僕に言う。 短いから、一生懸命なのよと。 宝物なんて欲しくなかった。 失くした時の悲しみが、 いつか必ず訪れるから