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それでも今を生きてゆく【人生エッセイ】

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長年の接客業の経験から、また心理学から考えた生きること、人生についてのエッセイです。
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#仕事

それぞれの葛藤の中で。

これはもう、昔のこと。その日は朝からとても嫌な気分だった。ある上司の機嫌が悪かったのだ。…

青木詠一
4年前
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私から逃れたいから。

心の傷は、どうして他人に見えないのだろうかと思う時がある。体の傷だったら、誰にでもわかる…

青木詠一
4年前
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結論から言おう。

昔のこと。まだ、ブログというものもなくて、私が「電器売場店員のクレーム日記」というものを…

青木詠一
4年前
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あきらめたくない。

この頃、いろんな問題を抱えていた。どれも私の間違いによるものだからどうしようもない。ある…

青木詠一
4年前
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見えないもうひとりの私。

この頃の私は、本当にどうかしていて、何をするにも素直になれない。職場ではいっつも膨れっ面…

青木詠一
4年前
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一等とかわいい笑顔のお客様。

その日はとても忙しく、店のレジも込んでいて、私はレジの応援に入っていた。レジで待たされる…

青木詠一
4年前
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仕事という名の戦争と同じ戦士。

怒りのような感情が、私の中で込み上げたとき、私はまわりの誰かの表情を見るクセがある。こんな思いを抱いているのは、はたして私、だけなのだろうか?と知らないうちに、心でそう思うからだ。 これはもう昔のこと。 競争店との販売競争が激しかった頃のこと。 そのとき、ある上司が、ひとりの若い社員を叱っていた。いや、正確に言えば、ただ、いじめているだけだった。学校でも会社でも、やっていることはあまり変わりはしないのだろう。 それは週に1度、従業員がみな集まる、朝礼でのことだ。その上司

怒らない大人になって。

どんなときに、”怒る”のが正しいのだろうか?と、この頃、ふと、そんなふうに思う。大人であ…

青木詠一
4年前
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悩み、苦しみを武器にして。

とてもうれしかったことがある。ある日の昼食時に、たまたま社員食堂でAさんと一緒になって、…

青木詠一
4年前
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追いかけて、追い求めて。

何か自分の限界を感じる時。そんな時に限って、”自分に何ができるんだろう?”なんて私は考え…

青木詠一
4年前
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結果ではなく楽しむために。

これはもう昔のこと。私がホームページで書いていた日記を、ある出版社の編集者から”出版しま…

青木詠一
5年前
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