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それでも今を生きてゆく【人生エッセイ】

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長年の接客業の経験から、また心理学から考えた生きること、人生についてのエッセイです。
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#コラム

冷たい人。

下書きの片隅に、ずっと残していたこのエッセイ。 今はもう大丈夫。私は私を許したから。 ・…

青木詠一
3年前
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二人の大切な時間。

「私が原因じゃなかったのだけど、お客さんにひどく叱られたんだよね」 珍しく奥さんが、ひど…

青木詠一
3年前
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否定ではなく肯定から始めること。

うちの奥さんが「ショッピングモールに行きたい!」と片腕を突き上げ、私に宣言してきたので、…

青木詠一
3年前
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Re: それでも彼は歌っていた。

もう、遠い昔のこと。 でも彼のメロディは、まだ、心に流れている。 教えてくれた大切なことも…

青木詠一
3年前
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Re: リトルターンと影の存在。

それぞれに見えないものがあって、それぞれに見えるものがある。それは人生でとても大切なこと…

青木詠一
3年前
39

そうして悩みは消えていって、次の悩みが僕らに生まれる。

どうして悩みは尽きないのだろうかと思う。ある悩みがそれとなく解決しても、また次の悩みが生…

青木詠一
3年前
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食品スーパー店員から今、伝えたいこと。

家族そろって店に来ないで欲しい。 誰か元気な人がひとり、買い物に来て欲しい。 ただ、そのこと。 先日の週末もたくさんのお客さんが来店された。外出が自粛要請されている中で、許されている食品の買い物は、やはり、人が集中しやすい場所なのだろう。 店は3密が守れない場所だ。 そういう意味で、店は決して安全な場所じゃない。 私の小さな街でも複数の感染者が発生している。いつ感染してもおかしくない状況だ。そんな中でもたくさんのお客さんが来店される。今だにマスクをされない人がいる。親

命を写すということ。

今まで自然や花ばかりを撮ってきた。 それは飾られた絵画のように、一番美しいと思っていたか…

青木詠一
4年前
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ウイルスと幸せの結論。

久しぶりに近くの温泉に行く。いつもより人が多くてビックリする。でも、なんだかそれがうれし…

青木詠一
4年前
25

心の中の天気予報。

朝、起きてカーテンを開け、空を見上げる。 それと同じように、朝起きるとこの頃私は、心の中…

青木詠一
4年前
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夢は叶うより実るほうがいい。

イラストレーターになりたいと思っていた。イラストに言葉を添えて、本を出したいと思っていた…

青木詠一
4年前
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死を想うことは、生きるを想うこと。

死に方を時折、想うことがある。いや、違うんだ。別に死にたいわけではなくて、むしろ、その逆…

青木詠一
4年前
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辛い過去は変えてしまえばいい。

過去の記憶は随分と曖昧なものだなぁと思った。 先日、ドライブしていたときに、道の駅を見つ…

青木詠一
4年前
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自己肯定感は上げなくていい。

自己肯定感は上げなくていい。 なぜかふと、そう思った。 いやいや、上げたほうがいいに決まっている。自分を認め、プラス思考ですべてを前向きに受け入れてゆく。その方がいいに決まっている。そのほうが人生は生きやすい。そう思う私もどこかにいて、どうしてこんなことを書き始めたのかさえ、よくわからないでいる。 私は子供の頃からずっと、自己肯定感が低かった。友達もいなくて、いつもひとりきりでいたものだから、自然とこう思うようになっていた。 「あ、僕ってきっと、どこかダメなんだ」と。