見出し画像

幸せとともに歩く。

この頃、私が思うことは”幸せになりたい”と人は口にするけれど、人はどんなに願っても、幸せにはなれないのだと思う。

そんな言い方をすると、救いようもないような気もするけれど、誰もがどこか悲しみをずっと心に抱えているし、今がどんなに幸せであっても、その先に不幸はいつも、どこかで私たちを待ってる。

切ないけれど、それがこの人生の現実というものなんだろう。
  
だから私はこう思うんだ。

幸せになろうなんて思わないで幸せとともに歩いてゆく。

その決意にも似た想いのほうが、本当はいいのではないのかと。幸せには、なれないけれど、幸せは、いつもどこか近くにいる。または、ある。それを僕らが懸命に見つけてゆく。そしてともに歩いてゆく。

ともに歩いてゆくのだから、つないだ手が離れてしまい、時にははぐれるかもしれない。見失ってしまうかもしれない。そんなときは悲しくても、そして苦しくなったとしても、それでも”幸せとともに歩いてゆく”その想いと勇気さえあれば、必ず幸せはどこからか近づいてくる。そして、私たちが見つけ出して、ともにまた歩いてゆけるのだと思う。

そのために、きっと人に勇気があるんだ。そのために、こんな想いがあるんだ。その見つけ出すことさえも、きっと幸せにつながるんだ。

だから、幸せになろうなんて思わないで
いや、思う必要なんてきっとない。

自分が懸命に見つけた、その自分の
”幸せ”とともに歩く、幸せとともに歩き続ける。
そのことが、私は幸せなんだと思う。

こんな私の笑われてしまうような想いが
もしも、あなたに届いたらうれしい。

私は今、幸せの手を、ずっと離さないでいる。
その温かさは、すべての愛すべきものと同じだ。

最後まで読んで下さってありがとうございます。大切なあなたの時間を使って共有できたこのひとときを、心から感謝いたします。 青木詠一