一枚絵のループアニメーションについてプチ研究しています。

アニメーションの中でも、特に人物の動作は高い画力が問われる難しい表現のひとつだと個人的には思っています。そんな人物アニメーションですが、簡単なテンプレートがあることで作画効率がグッとアップします。

そこで、アニメーションテンプレート用にオリジナルの３Dモデル（キャラクター）を作ってみることにしました。

人物アニメテンプレ用の３Dモデルの制作に関する記事の２回目です。

デザインスケッチ

ボンヤリと頭の中に思い浮かぶ３D女性モデル像をスケッチしてみました。

こんな感じでしょうか。

寸法などは全く決定していません。ですが、例えば６頭身であるとか、脚の付け根が身長の半分だとか、目のサイズは頭部の６分の１だとかのバランスについては、おおよそ決めています。

また、腕と脚の内側は色を変えたり、各関節部分も色分けしたいと考えています。

実際に３Dモデルを下絵として線画を描く際、このように配色しておくことで、描画事故が減らせるのではないかと考えています。

特に側面を描く場面では、例えば脚の右と左がわかりにくくなる場合があります。脚の内側の色を変えておくことで、奥側がどちらかがわかりやすくなるはずです。右手と右脚がいっしょに前に出たりする事故は減らせそうです。

図面起こし

スケッチのイメージを元に、クリスタで線画を起こしました。

基本的な寸法は、クリスタのデッサン人形（女性）を６頭身にしたものをベースにしました。なんか、キカイダーっぽい。

モデルが作りやすいよう、できるだけシンプルなものにしましたが、どうでしょうね？　まずは作ってみよう、というところでしょうか。