西日本豪雨

平成30年7月に
西日本豪雨が地元を襲った。
テレビでは被災地映像が連日放送されていた…
逃げ場を失った被災者が
屋根の上で手を振って救助を求めている。
なんとその被災者は
高校時代に人気だった担任の先生であった!
こんなにも身近に感じる
被災地映像は初めてである…
それから数日が経ち
同級生達とボランティアとして
先生宅に向かうことになるのだが
前文で触れたように
人気のあった先生だったので
既に各学年の教え子達が駆けつけており
被災直後にも関わらず
先生宅とその両隣りはある程度片付いていた…
人手は足りていたので
その親戚宅へ移動して
ボランティアに参加したのだが
本当に悲惨な状態である
テレビ放送では伝わらないが
一度2階部分まで水位が上がってしまうと
下水が全て浮上してしまい
水が引いても
収納ケースや冷蔵庫には
下水が混ざった水分がそのまま残ってしまい
更に、冷蔵庫にあった食材が
下水の中で腐ってしまい
とにかく町中に異臭が放たれている…
その汚水が含まれた畳がとにかく重くて臭い。
しかも、夏場の気温で一日中
救急車のサイレンが鳴り止まない
熱中症患者が絶えないのである。
まさに命懸けの作業!
赤の他人の為に
ボランティアで駆け付ける人達を
本当に尊敬できる。
はっきり断言できるのは
身内じゃなかったら
絶対に手伝えないよ…
僕自身も熱中症ギリまで逝ってしまった…

ボランティア活動に対して
偽善者呼ばわりする輩がいるが、
そいつ等は一度でいいから
経験してらから発言すべきである。
偽善で出来るような活動ではないことを
体感してみるべきである…

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