さらば、カラヴァッジョ
ついに最終日です。
うちがカラヴァッジョ展に行ったのは3月です。
2、3度はみに行きたかった…
まあ愛知人なので一度行けただけでもいいと思おう…
おおお…
カラヴァッジョ展のことはツイッターでばかり騒いで、アメブロでもnoteでも書いていませんでした。
最終日なのを機に少し書こうかなと。
画家の中でカラヴァッジョが特にお気に入りなのですが、どの絵が一番!とかそういうのは展覧会見に行くまで正直特にありませんでした。
そんなに特別詳しいわけでもなく、とにかくインパクトが自分の中で大きい人なので好きでした。
印象として強いのは≪マタイの召命≫
キアロスクーロの説明でよくでてくるやつ。
結局カラヴァッジョは誰をマタイにしてたんだろうね。
うちは最初この絵見たとき羽帽子被った若い男の人の表情しか目に入らなかったです。
マタイ誰やってなると一番画面下手の伏せてる人なんじゃね?と思うのだけど、一応黒い帽子のおっちゃんがマタイってことに今なってるんだっけ…?
皆マタイ疑惑かけられてるけど、この絵のご本人たちは何を思ってるんだろう…
「いやいや‼︎‼︎俺マタイじゃないです!」
「マタイはこの人です!」
「お前がマタイか?」
「金数えさせてくれ…数字あわねぇじゃねぇか…眩しいし…」
とかなんとか言ってんのかな。
誰かユーモラスな人お願い。
本で見るのと展覧会でみるのでは、同じ絵でも違うわ〜というのを感じたのがカラヴァッジョ展。
あ、≪マタイの召命≫は当たり前ですがきてません。
展覧会の話に戻ります。
≪バッカス≫がもうすごいのなんの。
カラヴァッジョの絵の中で代表作としてよく挙げられるものだとは思うのだけど、今までそんなに好きなお顔ではなかったわけです。
配色や頭の葉っぱとか、肌の質感とか最高なのだけどちょっとしもぶくれてるやんね。
勝利するアモールとかのが好きでした。
顎のシュッとしたのが元々好きなので。
オードリーヘップバーンが自分の中の理想的な美人。
でも見に行ってなんだかよくわからないけど、この絵が人気なのに納得してしまいました。
なんでこんな美しいものにしもぶくれと思っとったねんわれと…
ズンズンと進んでいくとありました≪法悦のマグダラのマリア≫
すっごい不健康そうな顔してるんだよね、綺麗なんだけど。
もしかしたら実は違う人の作品でした〜とか今後美術作品てあるのかもしれないけど、思わず見ちゃう絵でした。
見ては先に進んで、また戻るってのを何度も繰り返してました…
写真や後で買った図録もだけど、背景の十字架は展覧会で見ないとほぼみえない…。
法悦からの涙の一筋とか、少し青っぽい肌の色とかも…
ただね、今回本当に精神爆発起こしそうだったのはマグダラさんの2作品くらい前にあった《洗礼者ヨハネ》でした。
もうなにこのイケメン…。
てかカラヴァッジョって洗礼者ヨハネ何枚描いてるけど、どれも本当美少年だったり美青年なんだよね…
特にこの作品はもうお気に入り中のザベストになってしまいました。
所詮メスの萌え豚ですから、美術作品みてもこういう感覚なんだな、自分は…と自覚しました。
もう後数時間で終わるであろうカラヴァッジョ展。
美術史の中において影響力があった人物のわりに、日本での知名度が低いような…。
ルノワールとかピカソとか美術に特別興味のない人も知ってるやんね。
今度また日本で展覧会やるときは是非東京だけでなく地方巡回もしてほしいです。
ばーい
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