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PJCS予選構築〜サフゴ推し新米トレーナーの備忘録〜



 こんにちは、えいきょです!初めて構築記事を書かせていただきます。小さい頃から夢見ていたポケモン公式大会にガチで参加することを初めてできた思い出深い大会になったので形に残しておきたく書いています。皆さんにも何かしら得るものが有れば幸いです。不慣れな点や至らない点もあるかもしれませんがご容赦ください。

プロフィール

ダブルバトル歴:2ヶ月
 厳選はXYの時代から始めましたが、今大会に参加するまではもっぱらシングルでしたし、当時は1500後半〜1600前半をうろつくレベルのにわかでした。今作からちゃんと対戦を頑張ろうと思い、シングルでも1700後半は安定する様になったくらいです。

大会結果

最高レート:1698(20-7)
最終レート:1638(28-17)

 振り返ってみて最終日に30試合くらい残っていて1日でやるには多過ぎたとペース配分を間違えた感が否めない。4連敗含み、22-12になって絶望したところから5、6戦プレイが鈍ったのも最終レートには響いたのかもしれませんがそこも含めて自分の弱さかなと思っています。

構築の着想

 3回の予選のうち1、2回目は追い風構築を使っていました。上から高火力で殴っていくスタイルが今のところ1番好きなので、追い風はわかりやすく強くて好きでした。
 1回目はテツノコウベ、2回目はファイアローを追い風要員として迎え、どちらも28-17で45戦を終えました。(全て28-17なんすよね…)
 2回目の予選まで終えて、勝ち残るにはこのままではダメだと思い、何が良くないかを考えた結果、追い風は構築を見た時点でバレやすいということが最大の欠点に感じました。この手のパーティは他にもトリルや滅びがありますが、その中でも追い風は1番メタられてると個人的には思っているのでこれで勝ち上がるのは、自分の対戦歴の浅さから厳しいと感じました。
 一方、自分の強みは、これまで他のことで習得した対応力にあるなと思いました。これは択が生まれた時にどっちが勝てる確率が高いかを短い時間で考える力に近いです。
 これを活かすような構築としてメジャーポケモン中心にいい対面を作り続けて勝っていく方向で勝負して行くことにしました。
 また、対戦歴が浅いことは明らかに欠点なので、その影響を出来るだけ対策するために構築の中でもアタッカーを担うポケモン達は極力変えないで3回目まで予選を戦うことでダメージ感覚や立ち回りの練度を高めました。

構築経緯

 鋼テラスメガネサーフゴーのゴルラに一目惚れしたのでこれを活かせるように作りました。そのための追い風という考えが1、2回目の予選であり、3回目の構築を考える上でも軸となりました。
 また、絶対に寿司を許さない性格なので必ず上がとれるように襷パオジアンを黒霧搭載で採用。
パオジアンの相方にはノマテラ神速カイリューも採用しました。アタッカーとして重宝しました。
ここまでは3回の予選全てで使ったポケモンです。
 予選1、2回目では受けとしてチョッキディンルーを使っていましたが、時々あるサフゴとの並びはコンセプトであるサフゴの火力を落とすので渋いなという意識がありました。そこでカミーユイにも対応できるテラ炎チョッキイダイナキバにすることで受け•攻撃の両方を担えるポジションとして採用しました。
 ここまででs操作要員がいなかったのでキバやサフゴと噛み合わせがよく、上から技を打ちやすいテツノツツミを採用。
 最後にモロバレルで対応していたところを、波乗りヘイラッシャの登場により、受けているだけでは勝てないと思ったので、アタッカーとしても優秀なアラブルタケに変えて完成としました。

基本選出

 相手のパーティごとに対応が違うので基本選出は当てにならないのですが、強いて言えばこうなのかなと思います。ただ、前述の通り、自分の対応力に依存している構築のため、基本的には相手の構築を見てどういう選出できそうか、どの型っぽいかを考慮しての選出が多かったです。

先発 サフゴカイリュー 後発 キバツツミ
先発 カイリューキバ 後発 パオツツミ

 テラスはサフゴ、キバに切ることが多く、たまにカイリューという感じでした。初手サフゴのテラゴルラは強いですが、選出的に格闘が一貫しがちになるので最新の注意を払います。キバの時は岩に注意です。
 上の説明だと立ち回りの説明になってない!って思う人も多いと思うんで例を挙げると、
 ex1)サフゴキバで行ってディンルーカイリューが来たらサフゴに地面技が飛んでくるのでカイリューに引きつつ雪崩でマルスケ剥がす
 ex2)ワタッコータスに対してカイリューキバで合わせて初手ノマテラ神速とパオジアン交換で神速の火力上げてワタッコ処理
みたいな感じで相手の攻撃をいなしながらゴリ押しでいきます。(ワタッコータスを自分で使ったから思うことなんですけど、ワタッコでゴーストテラス切るより他のポケモンでテラス切った方が強いことが多いんですよね。だからゴテラされないっていう確信を持って叩きに行きます。)

個別紹介

努力値のあまりで何も書いてないものは基本H4振りです。

サーフゴー 眼鏡CSぶっぱ

 シャドボを切ったのは環境にいるゴーストタイプではサフゴミラー以外ゴルラで飛ばせるのが理由です。もともとはカイナ意識でサイキネを入れてたんですけどキバと並べることで草テラスされることが多く、あまり刺さらなかったので変更しました。でもマジシャ打つ機会なかったんでシャドボにしておけばよかったなと思います。シャドボにすれば勝てた試合も1試合だけですがありましたし。

パオジアン 襷ASぶっぱ

 よくいるやつ。寿司を絶対許さないので聖剣切りで黒霧。(ちなみにお寿司は大好物🍣)
 不意打ちを地獄づきに変えた時は地獄を見たので不意打ち守るは確定だと思います。ミラー対面は確かにきついんですけど、そもそもラス1パオジアンミラーになるような盤面にしないように立ち回ります。ラス1パオジアンミラーで聖剣撃たれて負けたシチュエーションはなかったので十分やれます。 

カイリュー 鉢巻ASぶっぱ

 よくいるやつ。飛行テラスも考えた時あったけどやっぱパオと並べるなら神速が1番使用感良かったです。ほのパンを入れたのはシングルのS1の名残ですけど、カミへの唯一の打点として3/4位は削ってくれたりするし、悪くはなかったです。

イダイナキバ チョッキH4 A252 B4 D180 S68

 火力はそのままにD方面に厚く振りたかった気持ちとツツミでのS操作で上取れるポケモンが増えるあたりの折衷案です。Sはこごかぜ1回で準速ハバカミを抜けるところまで振りました。Sが遅いのはミラー対面をはじめ、ぶちかましやインファのデバフを気にし過ぎず打てる点もなかなか優秀だと思います。
 某配信者さんに予選2日前くらいにチョッキキバを紹介されてしまい複雑な気持ちになりました。案の定チョッキ多かったですね。

テツノツツミ ブエナCSぶっぱ

 よくいるやつです。S操作とギャラをフリドラで撲滅する、守るで相手の攻撃をかわすのがメインの仕事。ドロポンをあまり外さなかったので優秀でした。でも出来るだけ打たないように立ち回ります。

アラブルタケ ダイスHAぶっぱ

 以前読んだウニツツミカイナ構築のアラブルタケをパクらせていただきました。

https://yakkun.com/bbs/party/n4571

 アラブルタケをちゃんと使うのは初めてで予選直前に決めたのであまり使用機会はなかったですが、この子を選出した時にはほぼ負けなかったのでもっと選出機会を増やせば立ち回りの幅も広がったのかなと思います。
 これだと波乗りヘイラッシャの攻撃を2耐えギリできなかったので耐久調整してもいいと思います。

感想

 構築としては強めのものができたのかなと思ってます。(少なくとも自分の中では1番いい構築)
 反省点としては、1日15戦、3日で45戦は全部集中するにはそこそこ多い対戦数なので、その条件に対して即席で考える構築を持って行ったのはミスが生じやすくルールに適した構築ではなかったのかと思います。実際、最終日の午後には疲労が蓄積していて勝てたもののふとしたところでミスったり、その一つのミスで負けたりすることもあったので。こういう形式の時は、わかりやすく強い、基本選出の定まる構築を持っていくことが大切なことのように感じました。
 これからも他のことで忙しくなる予定なのでガッツリはできないですけど、細々とランクマやってくつもりなので、感想、意見、間違い、アドバイス等ありましたら遠慮なく教えていただけますとありがたいです。
 長文お読みいただきありがとうございました🙇‍♂️

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