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ギグエコノミーで生まれた、プロカメラマンとの素敵な出会い

プロフィール用に使える写真がない。困った。昔のやつだと髪型も違うし、これだと後ろに人映っちゃってるし、これは顔がいまいちだし…と悶々とするこの感じ。共感いただける方も多いのでは?

でも、プロフィール写真って実は重要で。
ランサーズでも、顔写真を表示させた方が仕事獲得につながりやすいということがわかってきています。
ということで、この機会にちゃんとした写真を撮ってもらおう!と思い立ったわけです。じゃあ誰に頼もうかなというときに、思い浮かんだのが "Thumbtack"というサービスでした。

Thumbtackは、ここ数年で急成長している「ギグエコノミー」サービスのひとつ。Uberなどに代表されるような、Gig=「仕事・案件」ごとに稼ぐことのできる新たな労働のあり方で、ランサーズもこの領域のプレイヤーです。
今回改めて、アメリカにおいてギグエコノミーがいかに浸透しているかということを体感したので、ご紹介したいと思います。

ちなみに、私のnoteのプロフィール写真も、何回か投稿している「リモートワークに挑戦」シリーズのトップ画も、このサービスを使って撮ってもらったものなのですー!

Thumbtackの売り文句は「Find local professionals for pretty much anything」(ありとあらゆる"プロ"をみつけよう)というもの。
掃除やパイプの修理、犬の散歩まで、その分野の"プロ"に直接依頼をして取引をすることのできるサービスです。
業者を介さず、アプリ一つで予約ができ、依頼したいプロを自分で指名することもできてしまう。
スタンフォード留学中、この創業者が授業で話をしてくれたので一度使ってみたくて。

カメラマンをみつけるまでの流れ

まずThumbtackのトップページに行くと「今どんな人を雇いたい?」という質問が書いてあるだけ。(余談ですが最近サイトを見直したら「あなたのTo-doリストには何が載ってる?」という質問に変わってました。こうやってプロダクト改善されてるんですねー。)
今回はHeadshot Photographer(顔写真)を選択。
自分の住所を入力すると、「近くに21人のカメラマンがいます」という結果が表示されました。

その後、撮影の用途、希望する日時や場所、人数、着替えの回数、欲しい枚数など細かい希望を色々と回答していくと・・・
しばらくして、予約可能なカメラマンが一覧になって表示されます。

これまでの実績や評価、ポートフォリオなども閲覧できるので、それを見ながら気に入った人を選ぶことができるのです。
リクエストが承認されれば、あとはチャット上で待ち合わせ方法などを調整して、当日を迎えるだけ。

撮影場所としては、せっかくなので、スタンフォード大学のキャンパスを選びました。
私にとっては、自分の人生のターニングポイントになった場所。勇気がわいてくるパワースポットなのです。
指定のスタジオではなく、自分の好きな場所に来てもらえるというのはとても満足。

撮影当日!

さて、当日を迎えました。10分ほど待たされましたが笑、現れたのはこんなカメラマン:

実はこの彼。
元々はGoogleで働いていたけれど、自分の本当にやりたいことをキャリアにしたい!と、最近思い切って独立したそう。
福利厚生から何から本当に充実しているGoogleをやめる決断って、きっと相当辛かったはず。その意思の強さに感銘を受けました。

私がランサーズで働いていることを話したら、フリーランスとしてのキャリアについてついつい議論してしまって、撮影がおろそかになる場面も笑

自分の趣味を仕事にしたことでやりがいや充実感はもちろんすごいあるよ!
ただ、なかなか安定しないから、会社に残ってればよかったかなーという気持ちがよぎることもなくはないんだ。

とポロリ。でも、

今度彼女と一緒にヨセミテ国立公園に行って、写真の撮影会をするふりをして、プロポーズをするんだ!

と嬉しそうに話す彼を見て、本当にカメラが好きなんだな、仕事として是非とも続けてほしいなあと、感じました

おしゃべり&お散歩をしながら巡った撮影スポットは6か所。気づいたら1時間半も過ぎてたんです(予約してたのは1時間)!

1日後にはデータをすべて受け取り、自分のあらゆるSNSのプロフィール写真を更新することができましたー(^^)

今回かかった費用は$175。
安くはないけれど、新しいプロフィール写真に加えて新しい出会いと新しいサービスの体験もできたので、得した気分です。

以上、ギグエコノミー体験談でした!

カメラマン: https://www.thumbtack.com/-Los-Gatos-CA/service/2931898

おまけ
こういうのも撮ってみようよと言われるがままに撮った、違和感ありまくりな写真も・・ひえーーーー笑
お蔵入り。


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