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週末農業 - 2019 年 8 月

2019 年 8 月 4 日

結局もう片側のゲートの支柱も元に戻らなかった。とりあえず、鎖と鍵で閉めることにした。

小屋に収納していたものをフェンスの中に移動した。行く前にホームセンターでプラスチック製のテーブルを買ってきた(いまはまだグラグラしているが)。

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この日もブタクサの駆除をした。引き抜きたいので時間がかかる。

コンポストトイレ処理場に、チェリートマトではなくエアルームトマトらしきトマトがなっている。「週末農業 - 2019 年 3 月」に写真を掲載した、発芽に失敗した(と思った)エアルームトマトかもしれない。トマトを種から栽培するには、ハイブリッドではないエアルームトマトがベストだと読み、昨年の秋に出回っていた、エアルームトマトによく似た、ハンガリー語では「MARMANDE PARADICSOM」と呼ばれるトマトの種を採取し、水に浸けて発酵させ、洗い、乾燥させ、保存しておいた。英語で「MARMANDE TOMATO」で調べたところ、「HEIRLOOM VARIETIES」カテゴリに「HERITAGE VARIETY」として掲載されているページを見つけたので、エアルームトマトのようである。Facebook の英語のグループで再確認したところ、このページも紹介してもらった。

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この現コンポストトイレ処理場に久しぶりに生ゴミを持っていったところ、アシナガバチがやってきた。すぐ隣りのコンポストトイレがある小屋にスズメバチが繰り返し巣を作っていたのは生ゴミ(に虫が産む幼虫?)目当てだったのかもしれない。

大変残念ながら、息子達とは英語で会話しているため(私の関西弁が合わないようである)、ヤマちゃんの性別を決めなくてはならなくなった(HE / HIS / HIM か SHE / HER / HER)。いままで猫の性別の判別などしたことがないが、じゃりン子チエの小鉄を思い出し、大変恐縮ながら、尻尾の付け根あたりを詳しく拝見させて頂くことにした。そして、次男が言っていたように、「彼」のようである。でも名前はヤマちゃんのままにしておく。

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2019 年 8 月 6 日

傾斜している細長い土地の下の方の雑草、特にブタクサの除去に専念した。乾燥した雑草はマルチに使えるし、お隣さんとの境界にもなる。その写真を撮るのは忘れたが、ヤマちゃんが(少しずつ待ってあげると)下まで降りてきたので(面倒臭い猫だ)、その写真の右端に少し写っている。

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アキノキリンソウ属の 3 倍返し

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ヒメジョオンの 4 倍返し

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ブダペストのご近所さんに貰ったザワークラウト(SAVANYÚ KÁPOSZTA)を作る容器を田舎で水瓶として使わせてもらうことにした。「中庭の花用に」と貰ったが、結構皆さん、色んな植物を植えていてあまり場所がなく、また植木鉢としては適切に機能するかわからないし、こんなに大量のザワークラウトを作ることはないはずなので(容器の口の周辺に溝があるのは、キャベツの水分を受け止めるためである)、田舎で有効利用させてもらうことにした。ベトナム商店で買ったプラスチック製のジョウゴとザルのショッキングピンクとのアンバランスが妙にしっくりくる(適切な大きさのものはどちらもこの色しかなかった)。

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キイチゴ属のベリー(おそらくデューベリーで、便宜上、今後「デューベリー」と呼ぶ)を収穫した。多忙で加工できそうにないので、ブダペストのご近所さんにもらってもらった。

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2019 年 8 月 10 日

まずは前回の成果の写真を掲載する。境界から 30 cm ほどのラインに引き抜いた雑草を重ねている。これなら土地の中に雑草置場を作る必要もなく、遠くまで持って行く必要もない。

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まず、土地の一番上の平坦なエリアのブタクサや他の雑草を機械で刈った。ここは抜いていたらきりがない。ただ、チコリーは主根ごと引き抜いてブダペストに持って帰ってきて再生に挑戦することにした。

次に、土地の中腹部に生えているブダクサを退治した。ブドウの蔓には辟易しているが、地面を這うものは他の雑草の成長を邪魔してくれているようなので、後回しにすることにした。作業後の写真を撮るのを忘れた。ブタクサは引き抜いた後どれぐらいまた生えてくるかを確かめたかったのに。

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トウモロコシ

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この日もデューベリーを収穫し、233 g もあったので、ジャムを作った。やっぱり今年も自分で栽培したものではなく、前からあった植物の果実を収穫するだけに終わりそうである。そこで思い付いた。ブダクサを引き抜いたエリアに、ブダペストに持って帰ってきて中庭で育てているデューベリーを植える作戦である。デューベリーは上ではなく横に繁殖するのでグラウンドカバー(被覆植物)にしている人もいるようだし、ブドウの蔓のように他の木にまとわりつくことはない。ただ、保護している植物を制覇する可能性はある。一番下の写真は、中庭のデューベリーの蔓の先が下のプランターに着地し、根を生やしたものである。さすがに初めて見たときにはぞっとした(2019 年 8 月 3 日撮影)。

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2019 年 8 月 15 日

やっぱりブタクサは雨後の筍のように生えていた。

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めげずにまた抜いて、中庭で育てていたデューベリーを雑に移植した。ここらへんは日陰が多いので穴を掘らなくても大丈夫なはず。

その少し上のブダクサ畑と化していたエリアのブダクサを抜いた。ただ、うちに帰ってきてから英語の Wikipedia を読むと、抜くのは効果がないそうで、抜くなら花が咲く前ということなので、やっぱり無駄な努力だったのかもしれない。また抜くことでブダクサアレルギーになる可能性もあるらしい(多分もうなっている)。

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ご老人がやってきて、鎌とガソリン式の草刈り機を整備してもらった。実は大きい音の機械が非常に苦手なのだが、次回は機械で刈るつもりである。

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トマトは更に成長していて大豊作のようだ。どこまで成長するのか楽しみである。

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ヤマちゃんはここらへんに住み着いたようである。ブダクサを抜いていると、急に動き出すからどうしたのかと思ったら、トカゲを捕まえて、カリカリ食べ始めた。怠けているわけではなかったんだ。冬は多分来ないから大丈夫かなあと思っていたけど、逞しそうである。いつもは呑気な友達が急にパソコンにカシャカシャ打ち込んでから「ほら」って見せてくれた感じ。うちの土地にはブドウの蔓や雑草を積み重ねたスポットがいくつかあり、トカゲはそういう環境を好むようで(近づくとカサっと音がする)、トカゲをよく見かける。爬虫類って水がある所に生息するものだと思っていたが、ここらへんには川も池も湖もない(よって蚊はいないのが何より)。

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ここまでなついていると、アパートで飼いたい気もするが、狭いアパートに閉じ込められるよりも、広大な大地を自由に歩き回れるほうが幸せだろう。

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バイバイって言ってるのに寝たふり。

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2019 年 8 月 17 日

更新が 9 月 10 日になったので、何をしたかよく覚えていないが、写真によると、タッセルヒヤシンスを保護しているエリアがブタクサ畑と化していたので、そこのブタクサを手で抜いたようである。

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次に土地の上の部分を機械で刈ったようである。

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またデューベリーを集めてきた。

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そして初めて買ったキャットフードをヤマちゃんに与えてみた。野生の猫の口に合うかわからなかったが、おいしそうに食べていた。そして、身づくろいをしてから、満腹なはずなのに、トカゲを刈りに行った。

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コンポストトイレ処理場のトマトは破竹の勢いで成長している。葉も実も超健康である。

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2019 年 8 月 18 日

土地の下の部分、つまりご近所さん達から目に付くエリアの雑草を機械で刈った。数倍返しを覚悟で。どうしても 9 月までにある程度きれいにしておきたかった。もう少し刈っておきたかったが、保護具のネジが取れて危ないので中止した。

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ブドウも処理しなければならないが、雑草除けにもなっているようなので(下の写真はブドウの葉をめくったところ)、後回しにしている。

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スーパーで 40% 引きになっていたローズマリーを植えてきた。復活するかなあ。

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キンアザミの花にとまる蝶

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ヤマちゃんはキャットフードはお気に入りのようで、別のブランドもおいしそうに食べていたが、キャットスナック(?)はあまり好みではないようである。

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2019 年 8 月 20 日

いつもいくホームセンターで親切な店員さんにネジを見つけてもらい、保護具を固定してから、前回の続きを処理した。また、一部のブドウを除去した。

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イヌバラの実、ローズヒップ。いつどうやって収穫し、加工するのだろう。

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トカゲ。じゃなくて、一応調べてみたら、カナヘビのようである。

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ヤマちゃんが寝そべっていて車を出せないからキャットスナックで誘き出した。この日はバイバイに応えてくれていたようである。

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2019 年 8 月 31 日

フェンスの中のブタクサを手で抜いた(最初の写真は巨大な個体)。その後、一部のブドウを除去した(最後の写真は 1 本の茎から数本生えている蔓)。

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戦闘機 2 機。ショー等以外で見たのは初めてかもしれない。

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ご近所さんにもらったブドウ。こちらがお世話になってばかりなので恐縮である。

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コンポストトイレ処理場のトマトを収穫した。ご近所さんに教えてもらった持ち運び方法を次男に伝授した。ブダペストのご近所さんによると、青いのは日に当てておくと赤くなるらしい。同じ房にエアルームトマトのような形をしたものが 2 個あるが、どういう仕組みなのだろう。

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