見出し画像

屋外・水平移動*自由*型ミミズコンポスト

2019 年 5 月 8 日(左)

屋外・水平移動*制限*型ミミズコンポストの続きで、自由移動型を試してみることにした。

取り出した繭は、餌を置くエリアを避けて、つまりプランターの左端、中央、右端に戻した。

土をかぶせ、田舎から拾ってきた落葉を敷材として敷き、いつもと(屋内と)同じように餌をやる(コピー用紙は忘れていた)。量は屋内の 1 週間分である。

2019 年 5 月 16 日

一週間たったので中をのぞいてみた。ミミズの数を考慮すると、モリモリ元気に食べているようである。ただ、フットプリントに対する生ゴミ処理の効率は屋内・垂直フロースルー型と比べてどうだろうか。でもやはり屋外で新鮮な空気を吸えたほうが幸せそうに思えてしかたない。

2019 年 5 月 21 日(右)

左側の餌がほとんどなくなっているので、右側に餌を用意することにした。コピー用紙はなくても大丈夫そうなので、今回は意図的に省略した(一応ペーパーレスを実践しているので、シュレッドできる裏紙がなく、未使用のコピー用紙を使うことが無駄に思える)。

見た目では、約 2 週間で、屋内よりはるかに少ないミミズ人口で、屋内の 1 週間分の餌がなくなっている。ただ、フロースルーでは下(キャッチャー)に落ちるの待てばいいが(未だに緑茶の茎を見かける)、水平型だと取りださなくてはならない。また、フロースルーでは現時点では毎日大さじ 1 ~ 2 のキャスティングを収穫しているが、水平型だと 1 か月後に大さじ 6 ほど(?)しか収穫できないはずである。

2019 年 5 月 27 日(左)

右側の餌がほとんどなくなっているので、左側に餌を用意することにした。

大さじ 6 ~ 7 ほど収穫した。繭は 5 個見つかり、餌を置く落ち葉(敷材)の下に戻した。

2019 年 6 月 1 日(右)

前回の餌が僅かになってきたら、もう片側に餌を与える、を繰り返す。ミミズは順調に生育しているようである。2019 年 6 月 4 日と 6 日にチェックしてみたら、一番上の土がなくなっていたので、また土をかけた。

2019 年 6 月 7 日(左)

敷材の枯葉がボロボロになってきたので、枯葉を足した。見つけた繭は敷材の下に戻した。そして左側に餌を与えた。

2019 年 6 月 15 日(右)

この日までに、敷材の上の部分だけをコンポストとして集めることに疑問を抱く。というのは、敷材の上の部分はミミズが食事をする場所であり、必ずしもミミズが糞をする場所ではない。つまり、実質的にブラウンフリーノーターンコンポストのようなものを集めているようなものではないかと考えるようになる。そこで、敷材の下の部分に糞はあるのではないかと考え、そこも掘り出して集めた。繭は 50 個ぐらい見つかった。その以前より低い位置に敷材を敷き、餌を与えた。また土を足さなくてはならないはずで、合計では以前とトントンのはずである。

2019 年 6 月 20 日(左)

屋内のミミズコンポストとは異なり、こちらはまだ餌をやる日のパターンがわからないが、写真の日付から判断すると少し早くなってきている。繭は 56 個見つかった。前回とほぼ同じである。2019 年 6 月 22 日、23 日、24 日にチェックすると、また土がなくなっているので、土を足した。繭は自分では移動できないので、繭のカウントは重要な要素だと考えていたが、大きいミミズの移動によって(土とともに)移動するようなので(繭が生き残れるように大きいミミズが意図的にそうしているのであれば科学的に貴重な発見かもしれない)、繭のカウントはやめることにした。順調なので、正直、面倒臭い。

2019 年 6 月 26 日(右)

間隔・パターンを推し量るために写真を撮った。もう繭のカウントはしていない。

2019 年 6 月 29 日(左)

屋内とほとんど変わらない間隔になってきた。消費・分解の速度は生ゴミの内容にもよる。

2019 年 7 月 3 日(右)

2019 年 7 月 7 日

敷材まで掘ると、ミミズがウジャウジャしている(ポットウォームもいる)。ちなみに、屋外型を始めてから素手でミミズに触れるようになった。蛇のように絡まれるのがこわかったが、構造上、ミミズにはそれはできない。手の平にのせたり、つまんだりすると、ある程度のインタラクションを感じるが、こわがるほどのことでは全くない。心底、イノセントでピースフルな生き物だと思う。

2019 年 7 月 8 日(左)

ルーティーンが確立されてきたので、マニュアルとして別の記事にまとめる予定である。


- - - - - - 関 連 記 事 - - - - - -



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?