おはようございます！eimy photosフォトグラファーのさおりです。
北海道に住んでいます。
人生2周目1歳娘と気遣いとユニークの塊3歳息子のお母さんもしています。
撮影した写真は日々インスタグラムに投稿していますので、よかったらチェックしてみてくださいね！

２０１９年、私は夫とNYへ観光に行きました。
いま考えるとコロナが流行ってしまう直前、
物価高騰もそのあとに加速したので、
あのタイミングで一度NYに行ってみてよかったな〜と思います。

ブロードウェイでアラジンを鑑賞したり、特大ピザを胃もたれしながら食べたり、
映画に出てくるダイナーに行ったり、ブルーノートにジャズを聞きに行ったり、タイムズスクエアや自由の女神の前で写真を撮ったり…セントラルパークでどでかシャボン玉作りおじさんみたり・グランドセントラルターミナルでコーヒー飲んだり、５ｔｈアベニューでお買い物・ワールドトレードセンターで夜景見たり、、
ザ・ニューヨーク！な観光も楽しかったし、ただお散歩するだけで刺激的で、、
もう少し子供たちが大きくなったら絶対また行こうね！と話しています。
（当時でもポテチが800円とか、空港で1.5Lのただの水とコンビニスイーツみたいなチーズケーキを買ったら2,000円以上してびっくりしたから、いま行ったらどうなっちゃうんだろ？！）

ドラマや映画を通してしかみることのできなかった世界に触れて大満足！
何度思い出しても楽しい気持ちになれる思い出がたくさん作れました！

でもそれ以上に私がNYに行ってよかった〜って思ったことは、
〈ひとはひと、自分は自分
人を気にしない精神が最高だった！〉
というところ。

地下鉄で移動していたときのこと、
10代思春期男の子女の子が私たちの向かいに座っていたのですが、
女の子がボロッボロ涙を流しながら男の子に愚痴を言ってるんです。
私は英語がほぼ聞き取れなかったのですが、
彼氏の愚痴を言っているみたいと夫に教えてもらって。

日本人だったらジロジロみますよね？
（極端な表現であること、失礼なことを言ってるのは承知の上ですすみません。
私も純日本人です。日本人をディスることは我が身をディスることです。
ご了承ください。）

心配な気持ちでみるのか、
こんなところでみっともないと思ってみるのか、
心のうちはわからないけど、

とにかくみますよね？？？？？？
ときに凝視しますよね？？？？？

私自身も5年経っても覚えてるので間違いなくみてしまっていたんだと思います。
でも！！！その場ではだれも彼女らのことをみてる人はいなかったです。誰も泣いてることや愚痴ってることを気にせず自分のことしてる。
気使ってみないようにしてるレベルじゃない。
なんも気にしてないのあきらかに。

そのあとバスに乗ったら隣の席の女性が爆音でスマホで動画みてるの。

ぜったい日本人だったらジロジロみますよね？

怪訝な顔で見るでしょ？ねえ。
目で訴えるでしょ。迷惑になってるよって。
せめてイヤホンしなさいよとかってさ。

でもまじだれも別に気にしてないの。
みたりもしないの。

そしてなんか美味しい匂いがしてきたので後部座席を
ふとみると素手でケンタッキー食べてる大きい男性がいました。

ね？？？？？何回もみるしょ？
素手はないでしょとかここで食べるの？
とかその油の手どうするんだとか匂いが迷惑とかさ、
そういうの表情に全開に出してジロジロみるしょ？

でも、そこではまっじでだっれもみてないし気にしてなかったの。
そんな空いてる車内じゃなかったんだけど。
本当にそれらが当たり前みたいな顔してバスに乗ってた。
それが最高の空間だなって笑えてきちゃって。

そうか。じゃあ自分のことなんて誰も気にしてないじゃん。
旅行にきた日本人観光客。
初めての地にきてオロオロそわそわしていたけど、堂々としてればいいんだ。
誰も気にしてないってことが実感としてあることが、自由でなんだかとっても居心地よかったんです。

でも、冷たいわけじゃないの。
ふたりで写真撮ってたらお願いしなくても
「撮るよ！」って何人もの人が声かけてくれたり、
（見た目がいかつい人でも言ってくれるからカメラパクられると本気で思ったんだけど、ちゃんと撮ってくれた。本当にごめんなさい。最初疑って。とっても素敵な人だった。）
隣に座ったお兄さんが「アウター一緒だね！おそろい〜！てか日本人？観光？いいね！楽しんで！」って話しかけてくれたり。

あんたら日本人ジロジロみるくせにあんま声かけないじゃん。
（何度も言いますが、極端な表現であること、かなり失礼なことを言ってるのは承知の上ですすみません。私も純日本人です。日本人をディスることは我が身をディスることです。ご了承ください。）

なんかあっさりしてていいな！って。
本当に迷惑かけることはダメだけど、
私の住む国はときにちょっと過敏なだけかも！と思った。

そしていまフォトグラファーの活動をしていて自分の姿も投稿したり、
こうやって赤裸々に自分を出せるのは間違いなくNYでのあの体験があったからだな〜って。
これがNYで体験したことの中で一番自分に生きてることだなぁって、感じるんです。
それまではSNSに投稿したものを気にして消したり、ニュアンスを変えてもっかい投稿したり、みみっちいことを結構やってたんです。
誰も大してみてないのに。
でもいまは思ったより自分のこと誰も気にしてないし、気にされてたとしても批判されても気にしなくていい。って心から思えるんです。
必要な人に届けるためだけに私は発信活動をしているんだから。

だから、過去の私のように人の目を気にしたり、うじうじ悩んでるあなた。

大丈夫、大丈夫！自分が思うよりみんな気にしてないよ！
むしろ本当に気にしてくれてたら興味持ってくれてありがとうだし！
あなたはあなた、ありのままあなたらしい姿を表現してね！
って思います。

心がしんどくなったら、
「地下鉄で爆泣き愚痴り放題しても車内で爆音スマホしても、ケンタッキー素手で食べても堂々と生きられる場所がこの世界にはあるよ！」
と思い出して元気になってくれると嬉しいです。
私もそうしています！

何気ない日常は極上の幸せです。
今日の一日もふと笑いが起きる素敵な一日となりますように…♡
午後もがんばりましょうね！♡
ではまた！

フォトグラファー　さおり