EnigMan放浪記~奇怪な具現の冒険~

0.ご挨拶

みんなハローこんにちは。関東は茨城、つくば市から適当に競技活動をしてるK…もといEinと申します。今回はエリア予選を一緒に駆け抜けた奇怪な具現デッキの解説を書こうと思い至った次第でございます。
私の奇怪な具現歴は長いわけではなく、3/18に伊勢崎で行われたプレミアム予選から現在まで。メタゲームに細かい変化はあったもののラクドスが支配的な環境が続いており、なんとかこれに助けられてそれなりの勝率をキープしてきました。具体的な戦績は書きません。ただの備忘録兼思考整理のために書いているので勝手にのぞいていって下さい。

こいつ見たことあるでしょ

1.このデッキって強いのか?

結論から言います。このデッキは弱いです!
もう一回言うわ。
弱いッ!!!

じゃあなんで具現使ってんねんと言われれば僕はそれなりに勝てるからになります。それってデッキが強いって事じゃ…って言われるとまぁ…でもメタゲーム上の立ち位置は良いです。ラクドスがやっぱり一番強いので。

このデッキはある程度の習熟とある程度のこだわりが必要で、人の数だけリストがあるデッキだと思っています。人のリストからアイディアを得ることはあってもコピーしたリストを回して満足することはないでしょうね。

ただし、エニグマは全てのデッキへの回答を持ち得るデッキです。使いこなす事ができればどのデッキに対してもある程度のプランが取れるため、対応力の高いデッキとは言えるでしょう。

2.Youのデッキリストは



こちらになります。(僕が愛してやまないサイト、moxfieldで失礼)

https://www.moxfield.com/decks/fNbnyra0Kke71sPpISa5jw

特徴としては創案の火が3枚だったり白日の元にが入ったりしてる事でしょうか?マナベースもごちゃごちゃしてて分かりにくいですね。除去も少ないように見えます。チェックしていこう。

3.マナベはフォカラベにブラ差し


まずマナベースから。
その一。ランドの総数は33枚でミミックを除くと32枚。少ないっす。でもヨーリオンデッキでランドの枚数に拘るのもナンセンスだと思ったのでこの枚数。0より1が大事。その精神で母聖樹と大田原を取っています。基本的にタップアウトで動いていくデッキなのでインスタントタイミングでのアクションは大事にしていきたい。




その二。世界樹への道用に基本土地4枚。世界樹へ道がプレイできてる時点で緑マナは確保できており、2枚目の緑マナが必要なシチュエーションも少ないため森は入れてない。

その三。マナの合流点2枚。死ぬほど痛いけどミミック母聖樹大田原基本土地4枚で減ったマナを補うために入れてる。ディスカードして帳尻を合わせる事が多い。

ポリコレ万歳

その四。トライオームは10枚。版図デッキなので散らさないやつはアホ…とまでは言いませんがリスクがありましてよ。オホホ。
ラウグリンとサヴァイは2ずつ。あとはジェトミアの庭1枚。赤白ランドは岩への繋ぎ止めを一枚でプレイできたり力戦の束縛をプレイしやすくなるので多めに入れてます。
ゼイゴスのトライオームも2枚。赤白ショックランドと合わせて版図5を達成できる。
スパーラの本部、インダサのトライオーム、ケトリアのトライオーム。ここらへんは散らして色のバランス取ってるよ。
合計10枚ぐらいがトライオームの許容値かなって思ってます。根拠はないよ。

その五。デュアルランド14枚。痛さを緩和するために2枚チェックランドに置き換えてる。赤白ショックランドは4枚必要で、無いと緑単相手に1tラノエルを処理出来なくなるからね。かなり勝利貢献度の高い行動なのでマストです。あと白単とかにも同じことするよね。それの相棒が繁殖池で、これで版図4を達成します。力戦もはよプレイできた方がええんでちょっと多めに3枚。他は散らして色のバランス(以下略

以上です。別に考えてなくは無いんだけどもっと良くできるのでその道のプロにマナベースの改善を依頼していたり…興味があったら言ってください。

4.クリーチャーズ…アッセンブル!


それぞれ解説していくよ

嘘の神、ヴァルキー<Valki, God of Lies // Tibalt, Cosmic Impostor>:白日の元にから持って来れるPW。やっぱり告別とかに弱いデッキではあるのでPWも1枚ぐらい欲しいと言う我儘から探し出されました。まぁまぁテフェリーだし奥義が強いのでマスト対処でいっぱいちゅき💖

紋章のこと説明するのめんどい

秋の騎士<Knight of Autumn>:ディッチャマン。時々ライフゲインする。キキジキのコピー先としても結構良くてパワー4にもなる。入れるべし。

もっとキモイ絵が欲しい

勾留代理人<Deputy of Detention>:追放マン。トークンを一斉に対処できます。強い。パーマネントもなんでも触れる。凄い。入れるべし

この絵は好き

スカイクレイブの亡霊<Skyclave Apparition>:追放マン。パーマネントをなんでも触れる。凄い。どっかにやる。なんでやねん。入れるべし

目つき悪いね♡

月恵みのクレリック<Moon-Blessed Cleric>:チューターマン。大体エニグマか力戦の束縛を持ってくる。サイドカードを引っ張ってくることはほぼない。入れるべし

何持ってるのかな??

闇叫び<Gloomshrieker>:回収マン。抜いたり入れたりしてるけど沁みる展開多いので多分あった方が良い。自身もエンチャントで次の繋がるよね。

尻尾とお話しする猫✨

玻璃池のミミック<Glasspool Mimic // Glasspool Shore>:ワイルドカードマン。(楽天カードマンのリズムで)まぁ強い。強いクリーチャーをコピーすると強い。土地としてもおける。すげーじゃん。入れるべし

温厚な襞背<Tranquil Frillback>:ディッチャマン。期待のニュービー。墓地もついでに見れるのが悪くない。ただ追加でマナを要求するので3マナのカードとして入れない方が良い。実際包囲サイと入れ替えた。感触は悪くないね。新定番となるか。

眠そう💤

光輝の夜明け、ヘリオッド<Heliod, the Radiant Dawn // Heliod, the Warped Eclipse>:回収マン。思ったより強いカードだった。とりあえず墓地の適当なエンチャント回収すれば良いし必要なら裏返れば相手のプレイを阻害できる。Goodカード。

偉そうなおっさん


ざまぁw

機械の母、エリシュノーン<Elesh Norn, Mother of Machines>:倍々マン。ミラーはこれを巡っての攻防になる事は皆さんご存知ですよね。とにかく出すと終わります。あ、そこの青白コン!入れるのをやめろ!!余裕なんだろうが!!!

イラスト最高視認性最悪

帰還した王、ケンリス<Kenrith, the Returned King>:万能マン。リアニ使い出すと必勝。まぁそれ以外も結構味する。(アトラクサにトランプルつけたりとか?)入れるべし

最期の勇姿

狼の友、トルシミール<Tolsimir, Friend to Wolves>:ファイトマン。まぁ〜地味っすね。でも強い。エニグマ2枚並んだ時、盤面を返すためによくノーンと一緒に出す。オラ12点ゲイン3点3点盤面3体合計タフネス13じゃボケ!!入れるべし

ヴォジャって思ったより大きいよね

長老ガーガロス<Elder Gargaroth>:微妙マン。ライフゲインできて到達あってドローできて警戒でと欲しい能力は持ってるんだけど出た時に何もしないのが微妙。でも欲しい感はある。いやないか…

絵も微妙。

裏切りの工作員<Agent of Treachery>:コンマジマン。強い。なんでも取れるのが凄い。何回か抜いたんだけどあった方が確実に選択肢が増えるのでマストだと思いました。テフェリー取って絶頂しよ。直近のテフェリーパくった試合は負けました。は?

何撮ってんすか

産業のタイタン<Titan of Industry>:ディッチャマン。の中でも至高の存在。能力がとにかく全て強い。入れるべし

かっこいい

偉大なる統一者、アトラクサ<Atraxa, Grand Unifier>:ドローライフリンクマン。本体が強すぎて中々抜けない人。当然抜いても良いけどあった方が選択肢増えます。

この絵が一番好き

7マナ域が3枚なことについて多いんじゃない?って人もいると思うけど、大抵引いたら苦々しい再会や鏡割りの寓話で墓地に置いておきます。そしたらケンリスで時々使えるのでそれで十分だと考えてます。

5.エンチャント。その他諸々

海の神のお告げ<Omen of the Sea>:ドロー基板その1。インスタントタイミングで動くためカウンターを構えやすい。これと苦々しい再会を散らしておくことで手札0からでもヨーリオンを効率よく運用できる。

苦々しい再会<Bitter Reunion>:ドロー基板その2。序盤の7ドロップなどの不要牌を別のカードに変えられる。また1マナ速攻を上手に運用するとライフやPWにプレッシャーをかける事ができる。

世界樹への道<Path to the World Tree>:ドロー基板その3。基本土地サーチで版図を安定させる役割がある。また、7マナサクリで根本原理のような効果が使えるので凄い。結構起動するよ。コントロール相手への相性はこれを採用するとかなり改善される。廃墟の地がキツくなくなること、フラッドしてからの立て直しができるからだよん。

2マナエンチャントは各3枚で合計9枚。8枚でも10枚でも良いと思うけど2t目にプレイできるかどうかで奇怪な具現が動くかどうかが決まるから大事な役割を持っているぴょん🐰

岩への繋ぎ止め<Chained to the Rocks>:除去エンチャントその1。聖なる鋳造所とコンボです。活躍するマッチでは何枚引いても良い。そうじゃないマッチはディスカードしたりサイドアウトしよう。

もっと良い絵を…

力戦への束縛<Leyline Binding>:除去エンチャントその2。言っておきます。このデッキで最も強いカードです。全てのマッチで1枚でもサイドアウトする事はありません。ランド以外の全てのパーマネントに触れ、奇怪な具現とコンボして7ドロップを戦場に送り込みます。強すぎ凄すぎ絶対4枚。

どういう生き物を捕まえてるかいつも気になってる

ポータブルホール<Portable Hole>:除去枠その3。色々試したんだけど多分一番良い思う。エンチャントじゃない事を後悔したこともあったかもしれないけど忘れた。

繋ぎ止め、力戦が各4枚でポータブルホールが1枚の合計9枚。少し少なめの枚数だけど結局展開が始まってからはクリーチャーで蓋をしていくので序盤を凌ぐ枚数としては妥当なのかなと思います。感覚的には12枚ぐらいまではあり得ますね。

鏡割りの寓話<Fable of the Mirror-Breaker // Reflection of Kiki-Jiki>:何故かただただ強いというだけで採用されている3マナエンチャント。構成に必須というわけではないが3マナで一番良いアクションであるため、必然的に入る。禁止になったらどんなカードにしよかな。

犯罪者の顔してる

奇怪な具現<Enigmatic Incarnation>:デッキ名にもなっているキーカード。出ればそのターン中にアドバンテージを稼ぎ出し、最終的には圧倒的な盤面を築く事ができる。ただし終了ステップに入る前に除去されてしまったりと処理するタイミングが存在するのでハンドリーディングはキチンと行いましょう。

創案の火<Fires of Invention>:奇怪な具現と対を成す4マナ最強カード…と言いたいところだが、具現と違って被ると弱いという性質がある。また別に貼っていなくてもデッキは動くので、2枚引きたくないという願いを込めて3枚。具現でサクれる分には良いのだが引いてない時が結構悲惨だし、白日に1枚枠を譲ってます。

白日の元に<Bring to Light>:ティボルトって書いてある気がする。ミラーだったらエリシュノーンと書いてるし盤面がやばかったら全除去って書いてある。一度きりの具現としても使えるよ。具現自体を持ってこれるわけではないので注意。

マクプのイラスト良い~

太陽降下<Sunfall>:全除去枠。クリーチャーが出るのが強くてこっちにした。もちろん他のラスでもいいよ。

これにしてるけど
これでもいいし…
これでもいい

6:俺のサイドを…見たな?


空を放浪する者、ヨーリオン<Yorion, Sky Nomad>:相棒、いや、ズットモ。ブリンク気持ち良すぎる。コントロール対面ではヨーリオンがマストカウンターである事は結構重要なので2マナエンチャントがたくさんあるハンドをキープしようね。

286/500は俺のもの

エメリアのアルコン<Archon of Emeria>:ロータス用。緑単にも入れると1ターンぐらいは止まる気がする。

敏捷な窃盗犯<Nimble Larcenist>:論争に当たらない方がという論調を見たことがあるけど論争吐かせてるなら十分。いや、もちろんイラストで選んでますけど…

夢を引き裂く者、アショク<Ashiok, Dream Render>:墓地対策兼サーチ妨害でよく見るようになったカード。コントロールとか緑単とかソフトに墓地対策したい時にも入れたり入れなかったりする。もちろんイラストで(ry

安らかなる眠り<Rest in Peace>:墓地対策。あまり役割はないしほとんどの場合素引きしないと間に合ってないが効果は大きいので1枚取っている。

ギデ吉…

ドビンの拒否権<Dovin's Veto>:入りそうなマッチに全部入る。めっちゃ強い。4枚にしたら多分浮くけど全然ありです。

新しい絵楽しみ

神秘の論争<Mystical Dispute>:他のカウンターとの違いはスピリット系に入るかどうか。小回りの効くカウンターである事を活かそう。

良い絵だ

引き裂く榴弾<Rending Volley>:スピリットと白単用。無いとあんまり勝たないという結論になりました。

光輝の炎<Radiant Flames>:2枚はちょっと過剰だったかもしれないけど銅纏いが強いらしいので増やしてみた。当たらなかった。

7:傾向と対策


有利とか不利とかはあるんだけどあえて言いません。言ってもしょうがないんで…どういう風なプランがあるか書いていく
※大都市の改革家を神秘の論争に差し替えています

ラクドスミッドレンジ

傾向
お客様…というわけではないですが、5,6回当たってその全てで勝利しています。正直風評被害がなければもっと数がいて良いはずのデッキなんすけど全然いませんでした…
僕がキツイと思うのはハンデスでこちらの要所を落とした後に軽いクロックで攻め切られる展開です。ライフが絡まないすべてのカードが負けに向かっていると思ってもらっても構いません。そのルーン石やアショク、力戦の束縛で対処できますよ。
対策
今述べた通り軽いクロックが並ぶことがきついので一応トップして一対多交換ができる光輝の炎をサイドインします。あとは相手がハンデスでトップ勝負をしましょうと提案してきますのでそれに応えてあげましょう。2回程度ハンデスをうたれると思ってキープします。


IN  2光輝の炎
OUT 1レーディン 1苦々しい再会


青白コントロール

傾向
世間一般的にはエニグマが苦手とする相手ですが、個人的にそんなにきつい印象はない。青白コントロールというデッキは手札の補充を特定のカードに頼っていて、そこへの回答を多少はもってるため。つまりテフェリーや記憶の氾濫をどれだけ機能させないか、ということが試合の肝になる。創案の火のようなカードで上手く揺さぶりをかけつつ打消しを吐き出させ、こちらのフィニッシャーを定着させましょう。
対策
テフェリーにドローさせるのは1枚までにしたい。テフェリーが通ったターンにはまず束縛。吸収の枚数を数えておくとケンリスやヨーリオンが通るのか、通らないのかが分かるはず。サイド後は記憶の氾濫に打消しを当てつつ相手の手札枚数を絞っていく。7マナまで伸びてしまうと向こうのテリトリーなので4t目からの絶え間ない攻めが必要になる。負ける時はあっさり負けるので理性を保とう。


IN  2ドビンの拒否権 3神秘の論争 1アショク 1敏捷なコソ泥
OUT 4岩への繋ぎ止め 1ポータブルホール 1スカイクレイブ 1太陽降下


緑単

傾向
1t目のマナクリーチャーから次々と脅威を繰り出してくるデッキ。ランドトラブルがスクリューとフラッドしかないため、かなりの確率でブン回ってくる。これを止めるためには当然初動を抑える動きが重要で、そこで岩へのつなぎ止めが重要になってくる。そしてこれを1t目に唱えるためには当然聖なる鋳造所が必要なので4枚必要というわけだ。後は相手が何もしてこないことを祈ってお祈りする。母聖樹で割られないようにとかね
対策
1t目に岩への繋ぎ止めができるかが肝心。聖なる鋳造所や赤白が含まれてるトライオームもいいね。また、早期の力戦の束縛が打てるかどうかも加点ポイントの一つ。初手が全てと言っていいマッチアップなので積極的にマリガンしてカーンにマナを使わせないよう立ち回ろう。また、エメリアのアルコンはニクソスをタップインさせ、動きのチェインを防ぐため時間を作ってくれることが多い。サイドインしよう。


IN  1エメリアのアルコン 2ドビンの拒否権 1敏捷な窃盗犯
OUT 1長老ガーガロス 1アトラクサ 1苦々しい再会 1世界樹への道


アブザンパルヘリオン

傾向
コンボ自体は本当にすごいけどデッキ的に欠陥があるデッキ。そう、脂牙を引かないと悪いね。そして頑張ってこいつを出してもコンバット前までに除去すれば問題ないし、そもそも殴ってもアトラクサが立っていると何も起きない。一応どちらの要素も持ち合わせているデッキなのできちんとした初手かつ相手のブン回りがなければ勝てるはずだよ。ちなみに試合中はいつもドキドキしてます。
対策
力戦の束縛を構える。これに尽きる。ただし母聖樹などの裏目には十分注意すること。サイド後は墓地対策さえ引ければあとは勝手に勝つ。引き裂く榴弾などもサイドインできるのでインスタントを構えるプランも成立しやすい。相手はハンデスが入っているデッキなのでそれを考慮してキープすること。


IN  3引き裂く榴弾 1安らかなる眠り 1アショク
OUT 1工作員 1トルシミール 1ポータブルホール 1世界樹への道


白単人間

傾向
高速クロックを押し付けてくるデッキ。クロックの中にサリアとかも混じっているので困る。ここでもたつくとエーデリンなどの極上のクリーチャーで殴られるし、有望な信徒もアクティブになるとまずい。当然それに対処し続けなければならないけどサイドを厚くとればそれなりだと感じるね。アトラクサでもなんでも出れば勝つのでそれも大きい。
対策
岩への繋ぎ止めをきちんとプレイできるかどうか。ちゃんと除去が複数枚あるか。これに限る。相手の構成が妨害に寄っている場合は厳しいだろうしまぁまぁ負けるかもしれないが割り切るしかない。意識をしっかり保とう。


IN  3引き裂く榴弾 2光輝の炎
OUT 1ヴァルキー 1闇叫び 1工作員 1秋の騎士 1世界樹への道


URxアトラクサ

傾向
あまり対戦数はないけど基本的には力戦の束縛、母聖樹、大田原を構えていれば大事にはならない。なのでそれ以外の部分がどいう構成かで勝率は変わってくる気がする。おそらくURがもっともやりにくいかな?
対策
メインは力戦の束縛を上手く使ってコンボを決めさせない。サイド後は構えあいつつインパクトのある行動を仕掛けていくっていう感じで戦うと思う。相手の構成をよく考えつつ行動する必要があるはず?あとは暇なときに力戦で宝物トークンを消すと困った顔をすることがある。船砕きの怪物はかなりきつい寄りのクリーチャーなのでマスト除去。


IN  2ドビンの拒否権 3神秘の論争 1敏捷な窃盗犯
OUT 4岩への繋ぎ止め 1スカイクレイブ 1裏切りの工作員


スピリット

傾向
マジヤバマッチアップ。青単は最近見ない…僕が対戦したのは2回でどちらもバントスピリット。とはいえラクドスに強いデッキに強いという性質なので数はそんなにいないと思いたい(ラクドスには弱いため)。勝ち筋はアトラクサやガーガロスの定着だがこれも鎖霊で対処されることが多く、なんだかなという印象。
対策
とにかく相手のクリーチャーを全て捌いていく必要あり。単除去しか基本無く、鎖鳴らしが刺さるので十分注意したい。(できないが。。)サイドからは引き裂く榴弾と神秘の論争が入ってくるので幾分かマシ。相手がフラッドを起こすことを祈りまくりです。ちゃんと榴弾をとってからマッチングしていないのでもしかしたら耐えてる可能性はある。


IN  3引き裂く榴弾 3神秘の論争 2光輝の炎 1敏捷な窃盗犯
OUT 1工作員 1闇叫び 1秋の騎士 1レーデイン 1襞背 1ヴァルキー 3苦々しい再会 


ロータス

傾向
マジヤバマッチアップその二。妨害パーマネントを置いてそれが大書される前に殴りきらなければいけませんがかなり条件が厳しい。唯一順調な相手に差し込めるのが母聖樹だからもし引いたら大事にしよう。(タイミングが限られるのがキツイ)
対策
1,セットランド2,森の占術3,ロータスセットランド4,演劇の舞台セット5,コンボスタートぐらいの動きだとエニグマからアルコンやレーデインを持ってくる暇があるので良い。手札に最初から対応を持っていると終わりだよ。ザカマや旅するサテュロス、バラルなんかが出てくる可能性はあるしコンボもそれなりに通したいので力戦は残す。


IN  1エメリアのアルコン 1アショク 2ドビンの拒否権 3神秘の論争 1敏捷な窃盗犯
OUT 1拘留代理人 1スカイクレイブ 1太陽降下 4岩への繋ぎ止め 1ポータブルホール


終わりに


ここまで読みづらい文章を読んでくれてありがとう。まぁ個人名は別に書かないけどエリア予選はいろいろな人との出会いがあってめちゃくちゃ面白いと思っています。ファイナルで僕のこと見つけたら話しかけてね♡ Ein

追記:マジの放浪記

放浪記という割には何も放浪してなかったので…
なんでこういうタイトルをつけちゃったのか正当化するために後付けで日記を書きます。できるだけ悪く言わないつもりだけど人に関する描写で不愉快に感じる人がいたらごめんね。まじで個人的な愚痴というか感想なので読まないことは勧めておきます。でも君たちこういう泥臭いの好きでしょ?

 

0.つくばにて


 友人から突然、「来週、伊勢崎と高崎でプレミアム予選が二連続であるけどどうする?」と聞かれた。私はその週、地元のショップでシールドの店舗予選に出るつもりだったので旅行がてらならいいかと思い、いいよと言ってしまった。地獄の始まりである。さて、了承したはいいものの実はパイオニアというフォーマット、全く好きなデッキがない。せっかくなら長く使えるデッキがいいけどラクドスは負けそうだし…(この謎の負けそうという感覚ね、あると思います)どうするかな。
 そういってだらだらとTwitterを眺めているとアンドロ某というアカウントが友人とともに「奇怪な具現」デッキでプレミアム予選を抜けたというではないか。以前からこのカードに興味を持っていた私は組みかけのデッキを完成させ、意気揚々とホームショップへ向かった。
 そこには普段あまり姿を見せないO氏がいた。O氏は中々の青白コントロール使いで、これ幸いと私は勝負を申し込んだ。そこから負けに負け、ついには閉店の時間になっていた。
「でも、良いデッキだと思いますよ」
 その言葉が頭に残った。

 1.伊勢崎にて


 朝の7時半、友人の迎えの車に乗って伊勢崎へと出発した。天気はあいにくの雨で(低気圧で体調を崩す性質なのでこういう日はろくなことがない)移動がとにかく大変だった。
「よろしくお願いします」
 そういって席に座って向き合ったのはまさかの未熟某氏。デッキはジェスカイヨーリオン。まぁ当たり前に事故をしまくって敗退。奇怪な具現が誘発するたびに冷や汗をかく体たらくであった。
「でもそのデッキは良いデッキだと思いますよ!僕は使いこなせなかったですけど練習すれば…」
 また聞いたようなセリフを聞いた。しばらく談笑したのち、「勝ってくださいね!」と謎の発破をかけて僕は席を立った。何の自信だ。お前が勝て。
 私、この後1-5するのですがちょっとしたエピソードを一つ。ラクドスにも2回連続で負けた6戦目、デッキはエスパーコントロール。焦りに焦りまくっている私はいつの間にか「月の恵みのクレリック」を落としてしまっていたらしく、それを拾ってくれた方がいました。そう、翌日奇怪な具現でプレミアム予選を抜けるもり某さんでございます。以上。


2.高崎にて


 やっすいビジネスホテルで朝風呂をかましたのち、高崎へ移動しました。前回のエリア予選ではありつけなかった「シャンゴ」なるパスタ屋へ行くことにも成功し、気力満点で臨みました。前日の1-5でかなり気を落としたのですが友人とのスパーリングで再び奇怪な具現を使うことを決意した次第であります。
 さて、先日とは打って変わってするすると勝っていきました。2戦目で某パイオニア神操る青白コントロールに激突したりもしたのですが、×〇〇で撃破。その後準決勝でも青白コンと当たりましたが同じく×〇〇で撃破。ここから同じ成績で三度ほど青白コンに勝っているのが世間で言われている相性に疑問を持つ理由なのでございます。
 なお、決勝はこちらロータス、もり某はたつ某操るラクドスと当たっておりまして、結果はお察しの通りです。ロータスを倒すためには全く実力が足りていませんでした。しかしながらこれでエリア予選の権利を獲得。いわゆる地獄行きが決定しました。7-2

 3.水戸にて


 水戸はつくばから本当に遠いです。バスで行くのが楽ですが一日3本程度しか出ておらず、それ以外は電車をえっちらおっちらと乗り継いでいくことになります。さて、プレミアム予選の始まりです。
 この日のエニグマはもはやアンドロ某からのリストとは程遠く、世界樹への道が入ったリストになっておりました。中々感触が良い、と思っていたところ野生のアタルカレッドにひき殺される事件が発生。なんとかバブルまで行きましたが…そこで当たったのが泣某でございました。とても気さくな御人でして、楽しくゲームをやらせていただいたのですがまさかの「白日の下に」でエリシュノーンを出され敗北。伊勢崎にて5Cニヴに同じ負け方をしていた私は以降このカードにこだわっていくことになります。その後、電車もありましたのでドロップ。4-2

 4.TC東京にて
 さて、本日はお日柄もよくTC東京…だったのですが初戦から某リミテッド神に衝突。青白コンにいいようにされてしまいました。挑戦者で神の上家になったこともありましたので話は弾みました。その後にFullFoil青白コンにワンミスをして敗北。しょうもないミスが多いな?そのあともロータスに負けましたので4-3あたりの成績だったかと思います。泣グマにはリベンジ成功。でもこれはほりグマだったらしいって後から知りました。みんな謙虚ですな。

 5.矢向にて


 さて、本日からはエリア予選は矢向に来ております。人が多すぎる。やっとの思いで予約したのでぜひ抜けたい!
 はいアブパルに負け~。アショクをサイドに入れた初めての試合でしたが早速悪さが出てしまいました。その後はラクドス、ネオフォーム、泣異形化(何回当たんねん!)たつグマ、スピリット(負け)、緑単(負け)と当たってその日は終了。恐ろしい話でしてよ。

 6.TCババロコにて


 仙台に行く予定だったのですが気が変わったためババロコの当日受付に賭けることに。交通費はアリーナオープン代になりました。無事参加でき、(三人しかいなかった)いざ!といったところで2戦目、ローナコンボと当たって敗退。さらにツキが死んだのかその後青黒ローグにも負けてしまいました。どちらもデッキの強さはあまり感じなかっただけに勝ちたかった…まぁ下手だから負けたんだけどね?その後もゲームを続けますが赤単ゴブリンとかいうマジで面白いデッキに当たって負け。皮肉とかじゃなくてマジでおもろいデッキだったんで自分でも今度組みたいね

 7.マジッカーズハイパーアリーナ秋葉原にて


 泣某さんがオポ落ちしたのを聞いて爆笑していたら自分が同じ目に遭った話、しまーす。
 この日はラクドスに3回も当たってラッキーデイ!ちなみに全体のほぼ2分の一がこの日のラクドスでした。お前らもっと使え。そして白単に負けたり未熟某とかのゴールを見届けながら迎えたバブル、サイクル2でもバブルで当たったおっちゃんが緑単で立ちふさがります。そしてマジで今世紀一回られて負けて苦笑い。その後聖戦を制したものの…オポ同率、WR勝ちで9位。は???となりましたがコンパニオンの使用上小数点第二以下は表示されていないが参照はされているとのありがたいお言葉。なんじゃそりゃ!!!!あたり一帯を破壊する想像をしながら帰宅しました。寝る。泣某さんも抜けた。

 8.再びTC東京にて


 はい初戦スピリット。あのねぇ…何も最初からさぁ…
 その後も順調に勝ち進んでいたらまたしても白単が。メインは取ったもののサイドはこっち回らん相手強いで3秒で負け。おいおいおい。そのあと二回勝ったけどBOXはもらえませんでした。ふざけてるよこのゲーム。あ、キレてないで~す。

 

9.再び高崎にて


 また友人の車で行ったんですが雨だわ速度違反取られるわ時間遅れるわ一緒に行った3人で0-6するわプレイインで破産するわで終わってました。こうなると心の奥にめらめらとふざけんなという気持ちが湧いてきて気づいたら金沢旅行をする羽目に…え?

 

10.金沢にて


  金曜日の夜、夜行バスで10時間かけて金沢へ。この時点でまぁまぁ後悔してました。その後友人の一人と合流し、湯桶温泉へ。朝風呂をキメた後、友人は兼六園の観光に、僕は金沢店の場所を把握するためにストチャンへ向かいました。なんでやねん。MTG好きすぎだろ。そこで地元のするひで某さんと色々お話してやる気をチャージ。ちなみにストチャンは決勝没で運気もチャージしました。そして迎えた当日。笑っても泣いても最後のチャンスでございます。いや、次のシーズンあるしそもラスチャンあるけど…
 まず最初は青白コンと。×〇〇で勝って経験が踊り狂いました。次に緑単。秋葉原でも当たった人で、ミスにも助けられなんとか勝ち。次にあたったのがY氏のスタンドをまとったあっぽー某氏の青白コン。途中までは順調にゲームを進めたんすけど時かけすぎたのと相手のドローが絶妙すぎてずるずると時間を使い0-1で決着。悔しすぎる!!!!
 放心状態でラクドスを倒したところ、お相手から熱いアプローチがあったので色々教えました。
 バブルは平見さん操るケイリクスが入ったエニグマ。ミスコミュニケーションでギスギスして申し訳ない気持ちになりながらもブン回って勝ち。最後はIDの4-1-1でエリア予選突破と相成りました。いや~、嬉しいね

11.今思うこと


 まじでエリア予選は楽しいイベントだと思ってます。ただそれは僕にいくらか気楽な部分があるからで取りこぼしの無いように出て絶対ファイナルに出場したい人からするときついイベントだろうなと。ファイナル、そしてシーズン2もゆるゆるやっていきたいね。名前を出した人たちごめん!ファイナルで会いましょう。Ein

この記事が参加している募集

散歩日記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?