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立命館大学 デザイン・アート学部(仮称)の2026年4月開設を構想


立命館大学が新学部の開設を構想

2024年3月4日、立命館大学のHPに

「デザイン・アート学部、大学院デザイン・アート学研究科(仮称)の開設を構想」という情報が公開された。

構想中の学部名はデザイン・アート学部(仮称)

https://www.ritsumei.ac.jp/news/detail/?id=3552

名称:デザイン・アート学部(College of Arts and Design)
開設年度:2026年4月開設
入学定員:180名
収容定員:720名
学位名称:学士(デザイン・アート)(Bachelor of Arts and Design)
学位分野:美術関係を中心とした学位分野を想定
キャンパス:衣笠キャンパス
資格課程:学芸員
というもの。

立命館大学としては17番目の学部

現在立命館大学に設置されている学部を以下の16学部。
デザイン・アート学部が開設されれば、17番目。
2019年4月開設のグローバル教養学部開設以来7年ぶりとなる。
衣笠キャンパスでの開設は、2007年の映像学部以来19年ぶりとなる。

どの学部がどのキャンパスに設置されているのか?

立命館大学は、3つのキャンパスに分かれている。
2024年4月に各学部がどのキャンパスに設置されているかを整理。

衣笠キャンパス(京都市北区)4学部

デザイン・アート学部は衣笠キャンパスに開設予定。
2024年3月までは、映像学部が設置されていたが、4月から大阪いばらきキャンパスへ移転。

 法学部

 産業社会学部

 国際関係学部

 文学部

大阪いばらきキャンパス(大阪府茨木市)6学部

2015年4月開設の大阪いばらきキャンパス。

2024年4月に、
衣笠キャンパスから映像学部
びわこ・くさつキャンパスから情報理工学部
が移動してくることで6学部の設置となる。

 経営学部

 政策科学部

 総合心理学部

 グローバル教養学部

 映像学部

 情報理工学部

びわこ・くさつキャンパス(滋賀県草津市)6学部

1994年4月開設のびわこ・くさつキャンパス。
開設して今年で丸30年の節目。

 経済学部

 スポーツ健康科学部

 食マネジメント学部

 理工学部

 生命科学部

 薬学部

と多彩な学部が3府県に設置されている。

同志社大学・関西大学・関西学院大学にはない学部?

同志社大学・関西大学・関西学院大学の設置学部を見ると、デザイン、アート系の学部は設置されていない。

映像学部・食マネジメント学部など、魅力的な切り口の学部を作ってきた立命館大学だからこそのデザイン・アート学部なのだろう。
入学定員が180名となかなかの規模。

どのような学部になっていくのか、今後の情報も楽しみに待ちたい。

リリースの詳細内容は以下の通り、

入学定員は学部が180名、研究科の博士課程前期課程は20名、博士課程後期課程は5名を想定。デザイン学を一つのディシプリンとして捉え、歴史・文化都市「京都」に位置する衣笠キャンパスにおいて、未来志向の新たなデザイン学の追求とアートの技術・感性を基盤に自然科学と人文・社会科学領域を横断した教育・研究の展開を構想しています。また、衣笠キャンパスにとどまらず、「まち・社会全体をラーニングプレイス」と捉え、キャンパス外に広げた多様な社会での学びの場、企業や社会との連携を通じ、未来への持続可能な社会の形成に関わる創造的な表現活動に取り組むことを志向します。さらにリアルだけでなく、オンライン・オンデマンド・バーチャル空間などを利用したバーチャルキャンパスなどを導入し、多様な社会に適したより柔軟で高次元の学びの環境を整備していく予定です。

 デザイン・アート学部、大学院デザイン・アート学研究科(仮称)での学びや研究活動により、美的感性に裏打ちされた「問題解決力」「問い直し力」「共創力」「問題発見力」「創造的思考力」を総合的に身につけたクリエイティブで柔軟な思考を涵養。創造性に満ちた文化的生活や社会生活様式、あるべき未来社会像を具現化できる人材、フィジカルからデジタルに拡張し融合した未来社会を感性豊かに創造できる高度専門職業人材や研究者などの育成を目指します。

 現在、学内の設置委員会にて教員組織整備を進めており、教員募集を開始。2026年4月の開設に向けて、具体化を加速させていきます。

立命館大学HP デザイン・アート学部、大学院デザイン・アート学研究科(仮称)の開設を構想より

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