星新一先生のすごさ
改めて星新一のショートショートを読むと切れ味のすごさに気づきました。
初めて星新一を読んだのが小学校高学年だったかと思います。そのときは、短くて朝の読書にぴったりだなーと、どんなオチだろーという気持ちで読んでました。
あのときは自分がこんなに小説を書いたり学んだりするとは思ってませんでした。
改めてになりますが、その切れ味をつくっているのがシンプルな文体だと思いました。文章がロジカルで無駄がなく、セリフもあくまで物語を進める役割を担っているだけ。最短ルートで物語が進んでいきます。
描写も最小限で、これが星新一のショートショートだと再確認しました。
それがある種のスピード感を覚えさせてくれます。
あと、アイデアが1つあれば小説は書けるんだということです。「おっ」と思わせるものがあればいいんです。
短くておもしろいというのはやはり魅力的ですね。
僕も、これが田原泳透のスタイルだなーと思ってもらえるようなものをつくりたいです。
そのためにまず、自分の個性を見つけないといけません。
道程は険しいです。
おわり
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