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生き方を見直すと、人生のホントに大切なものが見えてくる

ハードボイルド俳優がメロドラマを演じたらどうなるか?
第4段は、ラッセル・クロウの「プロバンスの贈り物」である。
私は、人生に憂いを感じたとき、必ずこの映画を見る。
地中海性気候の乾いた空気と、南フランスの慕情感あふれる古城の屋敷。ワインをめぐる、謎めいたストーリーが大好きだからだ。

ラッセル・クロウは、「グラディエーター」「ロビンフッド」「レ・ミゼラブル」などの史劇のハードボイルドスターと言ってもいい俳優である。
そのラッセル・クロウが、休暇を取り、南プロバンスに遊びに行ったような、情緒あふれる映画になっている。

亡き叔父が、イカサマ師と呼び、夏休みの間、バカンスに来ていた甥のマックスに、遺産のすべてを相続させる。
マックスは、その遺産すべてを売り払い、金に変えるつもりて、南プロバンスを訪れるが、そこには、金では買えない、素晴らしい人生が待っている。

そんな夢のような世界に引き込んてくれる、栄養ドリンクのような映画である。

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