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2020年を振り返ってみると、案外楽しいことが多くあった

いよいよ2020年も終わりですね。

JSEC2019の余韻が冷めないうちに年を越し、怒涛の「あけましておめでとう」ネタのLINEから始まった2020年でした。簡単に振り返っていきたいと思います。
最初はだらだらと今年を書いていきますので,長文を読みたくない方は4.あたりから読んでいただけるといいかなと思います。
僕がどんな1年を過ごしたか見たい方は最初からどうぞ。ただ文章を連ねただけなので読みにくいところもあるかもしれません。悪しからず...

1. だんだんと狂い始める1~3月(高1,3学期)

スタートは冒頭の通りです(笑)。2日間の激しく活発な審査を共に過ごした仲間たちから「あけましておめでとう!」というLINEがたくさん。
謎の数式が送られてきたり、面白いネタたくさんぶっこんできて、心地よい時間であったなと思います。
数式は変形していくとまさかの「Happy NewYear」の文字が...!よくこんなの思いついたな!って驚きでした.

そこからは学校のプレ課題研究に没頭。あみだくじを題材にした数学の研究をいろんな本に囲まれながらアブストラクト、パワポにまとめる作業が続く。
全20本程度の高1SSプレ課題研究から校内発表会で代表発表する2本を決める選考会、地元の市民会館で1/29に行われたSSHロジックスーパープレゼンテーション。
研究を発表する直前の、演台に立ってオーディエンスを見渡すときの、あの高揚は今でも忘れられないですね。来年もできるかな…?

そして2月ですね。記憶が正しければ、このあたりから九州でも新型コロナウイルス感染症の感染が拡大し始めたかと思います。
なんとか本格的な流行期に入る前に、学年末考査と科学部を卒業される先輩方の送別会をねじ込んで、その後しばらくして休校…

高校1年の生活最後の3月、9割9分自粛でした…
数々の研究発表会があるはずでしたが、コロナで全部中止。
そのような状況下で大学の先生方に自分の課題研究についてのアドバイスを受けました。ここでお世話になった先生方にはこの後もたくさんのご指導を頂きました。感謝してもしきれません。

2. 暇すぎて変わり始めた4月~7月(高2,1学期)

さあ晴れて高2に進級した4月、やっぱり自粛…
1日始業式したら、次の日からまた休校、どうなってるの?って感じ。
なにやってたかって言われるとあんまり思い出せないですが、
・学習意欲を高めるためのアプリ開発
・科学部の構造改革
をやってたのは思い出せます。暇を極めると人間はいろんなことをやり始めますね。アプリ開発は初めてしましたし、部活のほうは知識経験など一切なしです。案外やればなんとかなるものです。
この構造改革で立てた組織主催でオンラインイベントをやってみたのはまた別の話…

こんな感じが確か5月末まで続いたと思います。
これだけ暇だったら、いろんなことを考える時間があるわけで、昨年のJSEC等々を振り返りながら、人とのつながりって強いな~と思うようになり、コミュニティが欲しい!と、様々なオンラインイベントを探しまくり始めました。
結局休校期間に参加したのは一つもなかったですけど(笑)、後々面白い!と感じるイベントの主催者を見つけました!この方とお話をすることができたのですが、それはもう少し後の話。

さあ、あっというまに折り返し目前の6月。いよいよ学校が再開され、コロナ対策の下で様々な活動を行いました。何やったかな…
部活も放課後の活動は許可されたので、それなりに研究を進めてたかと思います。課題研究もこの辺りから書籍などをひたすらに漁ってグラフ理論を勉強してました。
後から調べて分かりましたが、グラフ理論って学部の後期課程で履修する分野なんですね。そりゃあ難しい…

そんなこんなで2020年の後半戦、7月です。
休校明けから1か月で高2初の期末考査をこなして、本格的に活動開始!みたいな?
部活も8月に行われるSSH生徒研究発表会に出展する動画や資料をまとめたり、10月に行われる生徒理科研究発表会に向けて新研究を深めていったりしてます。
それで、一番思い切ったことと言えばTwitterを始めたことですかね。
先ほどの

結局休校期間に参加したのは一つもなかったですけど(笑)、後々面白い!と感じるイベントの主催者を見つけました!この方とお話をすることができたのですが、それはもう少し後の話。

この方と「繋がりたいな~」と、どうやって連絡取ろうかと考えていたら何とTwitter発見!「これは行くしかねえ!」と即アカウント作成、作ったばかりのアカウントでフォロー&DMという結構な暴挙…
今思うと、これってだいぶん怖いですよね。捨てアカからの誹謗中傷を疑う…

こんな感じで夏休みに突入します。

3.多忙を乗り越えた8月~12月(高2,2学期)

いよいよ8月!華の夏休み!実質的に最後の遊べる夏休みですね~
コロナも若干収まりましたが、例年夏休みも引きこもり生活なもので、なんなら自粛期と生活はあんまり変わらない…
そして7月末にDMを送ってついに8月の最初にZoomが実現!
1on1は初めてだったのでド緊張してました(笑)。喋れなくて気まずい沈黙状態になったらどうしよう…とか考えてましたが、杞憂にもほどがあるわ!というくらい和やかにおしゃべりしました!楽しかったですね~

悩む前に行動する!(誰かの前で宣言して行動する!)
実際に会って話をするとTwitterが楽しくなる!
「二度目まして」を大事にして継続性のあるつながりを!

こういったことをお話してもらいました!行動力のあって,自分なりの信念を持っていて,こういう人になりたいな~と思ったところです。
あとは8月にいろんなオンラインイベント(?)に参加させていただきました。
要はSSH生徒研究発表会とJSEC2019の花王研究交流会です。昨年度科学部で研究をした「屈折率の研究Ⅲ」を携えて,動画審査やZoom,Teamsを用いた発表,質疑応答をさせていただきました。どちらもレベルの高い研究ばかりで,トップクラスの研究を行う高校生や研究員の方の研究を見たり,僕たちの研究にご意見を頂いたりしました。ハイレベルな環境に入れることって素晴らしいですね。
あとは,こんなnoteをTwitterのフォロワーさんが拡散されてましたので,読んでめちゃめちゃ考えました。個人的に一番ヒットしたnoteです。
自分の心のなかにあったもやっとした概念をすっと言葉にしてある感じがしました。プロフィールの「 #ふつうの分断に気づく機会を 」はここからきております。


そんなこんなでもう9月。

確か8月からぼちぼち始めていた課題研究をここら辺からフルで論文作成。昨年度科学部のスーパーな3人で協力して研究を出展したJSECに今年は個人の課題研究でチャレンジ!(はっきり言って無謀にもほどがありますね...)
やればやるほど「なんで自粛期間に研究しなかったんだ...」と悔やまれる事態。刻一刻と迫る提出期限(~10月13日)。9月末の欄に見える中間考査の文字。ここから段々と余裕がなくなっていきます。そんなこととはつゆも思わない9月の僕はZoomで(5月くらいに見つけたイベントのまた別の運営の方と)1on1したり,のんべんだらり課題研究したりしてました。
あと,9月はこれもありましたね。

地元はあんまり被害が出なくてよかったけど,地域によっては多くの被害が出てました。毎年いろんな地域で台風被害が出るけど,そこから立ち直れますように...

さて中間考査も終わり,いよいよ2学期本番みたいなところの10月です。
ここが一番忙しかったと自信を持って言えます。よく体調崩さなかったよなぁと思います。何があったかというと
・志望校の2次試験模試(ほぼ半日持っていかれる)
・JSEC2020の締切(A4,10枚分のレポート+600字程度のアブストラクト)
・WEIN STUDENTS SUMMITに合間を縫って参加

・科学部の最重要な県大会で研究発表(去年まで8連覇中+九州大会&全国総文祭の出場権が絡む大会)
・文化祭の準備(クラス&部活)
・東進の全国統一高校生テスト(朝9時~夜8時の模試)

・県科学展へのポスター作成
・CAFUの創設&代表就任

このハードスケジュールをよく耐えました。

ツイートとか見てら,17.3 About a sexとかいうAbemaの動画見たり,ちょっと心が沈んでたり,忙しい日々でしたね。
17.3はまだ見れるのかな?日本の新しい性教育の形だと思う。ぜひ見てほしい。

あとちょっとだけ宣伝。こういう団体の代表をしております。

まだ見ぬ世界と「つながれ」
自らの「ふつう」をアップデートせよ
というテーマを掲げ,活動を行っていきます。
興味のある方はぜひ僕やCAFUのTwitterやメールにご連絡ください。
HPの中に質問フォーム等も作っています。

さて,少しずつ寒くなってくる11月です。ここも10月の残り香がするような忙しさですね~

めでたく誕生日を迎え,その3日前にフォロワー200人とまあなんともおめでたい感じが重なり,とても感謝感謝です。
そういう状況だろうと予定とは無情にも詰め込まれるものです。
文化祭をオンライン開催とかいうので,モザイクアートを作ったり(結構な大作ができたのでお見せしたいですが,クラスメイトが映ってますのですみません... アマビエと学校の100周年マークを作りました!),科学部の簡易研究発表やらワークショップを動画撮影しました。慣れない作業でしたが,楽しかったですね。
あとは県科学展の作品を見に行ったりもしました。小中学生の自由研究が面白くて見入ってしまいましたね。
そうそう,それとJSECですが,残念ながら1次審査で落選という形になってしまいました...行きたかったですね~あのワクワクは本当に忘れられない。
喜々して研究の話をしても引かれない場所はJSECの最終審査会場くらいだった気がする?
また,科学の甲子園の県予選に出場したり(ちなみに数学・情報担当でした),課題研究の中間発表(僕のはほぼ最終発表に近かったり...?)をしたりね...
そんなこんなで期末考査突入!ちょっとやばかったですね。
先生方に聞いたら,例年より中間考査-期末考査間の授業が長いから,範囲が増えると。そりゃあきつい。中間考査で結構手一杯で,例年それより増える期末考査より多いなら,よく耐えました。

ちなみにテスト期間中だろうがこんなことしてました。原因はこれですね。とか言いながらすごくいい番組で,見てよかったな~と思います。アーカイブとかが残っているならぜひ見てほしい。
あと,テスト期間中だったかな?Makers University U-18の応募が始まってましたね。すんごい面白そうですが,いかんせん受験があるから,その後の6か月の活動!みたいなところが不安でためらう...

さあ,いよいよ年の瀬12月!期末考査でメンタルがボコボコの中,とあるカンファレンスに出すため,課題研究の英訳&アブスト作成をテスト終了日にがっつりする羽目に。

このカンファレンスについては自分のnoteにまとめてますので,見ていただけると喜びます。

結果から言うとメンタルボコボコにされてます。メンタル豆腐なんかなと思いますが,それなりに成長できたのでよかったと思います。

あとは,U-18キャリアサミットに参加しました。 #なんとなくから卒業だ  ってすごくいいフレーズだなーと思い,いろんな人と交流しました!ああいう空気感いいですよね。
あとはJSEC2020の表彰式だけ見ました!(選考に落ちたもので,最終審査会行きたかった...) 模試(例の1日模試)もあったので,できればリアルタイムで見たかったですけど,無理だったですね...
あとは,暇になりましたのでいろんな方とZoomで1on1しました!もう3人としたのかな?年末にも1on1しますのですごく楽しみです。
あとはCAFUの方も活動を本格化させています!

運営メンバーは今も募集していますので,いつでも連絡ください!
あとは手帳を買ったり,本を読んだり,塾の受講をとてつもないスピードで進めたり...というような感じです。

あとはMakers University U-18の事前説明会に参加しました!
改めてMakersの熱量を感じることができましたし,自分の夢を見つめなおすいいきっかけになりました。この場所で実際のアイデアを形にして走り出させてみたいなと本気で思いました!今年度は難しいかもしれないけど,受験を終えてから,全力で突っ込んでやる!

このような感じで年末,そして2021年を迎えるわけです!

4.できることは多く楽しくて,成長できた2020年

ざっとこんな感じで1年が過ぎていきました。今年の最初の方があんまり記録とか残してなくて,だいぶん雑になっております...

最初にああいう書き方してたので,おそらく途中をすっ飛ばしてきた方もいるかと思います。要点をかいつまんで,感想も交えながら総括を...

まずは1月校内発表会

市民会館のようなでかいホールでの発表は本当に何年ぶりだ,というレベルで,会場に到着して思わずテンションが上がりましたね(笑)
いやーこの日までは本当にハードでした。
・自分のプレ課題研究(口頭発表+ポスターセッション)
・関東研修の研修報告(これは立ってただけ)
・科学部での研究発表
・英語発表の同時通訳
と4本もの発表+ポスターセッションに関わりました。何名かの先生からも「名前がいたるところに出るね」と言ってもらうほどでした。さすがに終わった後はへばりましたが,ああいうホールで,500名弱?の方に聞いてもらえる経験はなかなかできないものだと思います。

次は夏休みでしょうか。

Zoomで初1on1をしたり,心に響くnoteを読んだり,様々な研究発表会にオンラインで参加したり...
過去一で(冬休みより)短い夏休みでしたが,密度は今までの夏休みよりダントツで高いものだったと断言できます。
この短い2週間くらいが,今の僕を縁取る重要な期間です。

10月のあの多忙を乗り切ったのは大きな自信にもなりますね~

あとは12月!カンファレンスでの経験や,U-18キャリアサミットやMakers University U-18の事前説明会等々,さまざまにわたります。
色んな事を考えて,悩みぬいて,どうにでもなれるような謎の自信を抱えながら,いよいよ受験の世界に踏み込んでいくのかなと思います。

こういうことを考えながら今年の1年を過ごしました。

コロナによって,できなくなったことはたくさんありましたが,それ以上にできることはたくさんあって,そういうことにたくさん挑戦できたし,挑戦させてもらったと考えています。

来年はいよいよ受験で,大学に入学して,そのまま研究をしながら,今抱える思いを形にできれば,と思います。

締め方を見失いそうなのでこの辺りで終わりたいと思います。

ここまで読んでくださった皆さん。だらだらとした長文を読んでくださってありがとうございました。気に入ってくださったらスキやフォロー等してもらえると喜びます。

それでは2021年もE.Kubotaをよろしくお願いします。