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骨折してるのに、入院しないの?

今日は、女性セールス社員(Kさん)の方とお話をしている中で感じた、セールスの「おもしろさ」と「難しさ」を残しておきたい。

プロフィール

長崎生まれ。長崎育ち。
2000年生まれの22歳。大学4回生。身長167.8cm。
2021年10月 地方・長崎のスタートアップで長期インターンを開始。
2021年12月 社長登壇イベントの企画・集客・運営・司会
2022年1月 メインサービスのSNS運用を任せられる。
2022年4月 本格的にInstagramの運用を開始。
2022年9月 Instagramフォロワー5000人&売上300万達成
2022年10月 インターン継続中〜

セールス社員Kさんとの会話

ぼくは今、地方長崎のスタートアップでインターン生として働いている。

メイン業務は、SNSの運用。

普段はマーケティングのことばかり考えているので、セールスについて話を聞くのがすごく新鮮だった。

Kさんに、セールス面談が終わったタイミングで、質問してみた。

「どうでしたか?(成約できましたか?)」

答えは…..

「検討」だった。

それから20分ぐらい、なぜ成約に至らなかったのか、話し合っていた。

なぜ、面談にきたのに購入しないのか?

Kさんの話のなかで、おもしろい表現があった。

面談に来る人を患者に例えて、

「面談に来る人って、自分でも「骨折しているかも」となんとなく自覚しながらココに来る。そして、話をしていく中で、そのケガは放っておくと悪化し、取り返しがつかなくなることを知る。だけど、入院はしない。だって、今は少し痛むだけで、寝てれば痛くないから。」

なんか、スッと入ってきた。

実は、これまでにも何度かセールスの方とお話をしたことがあって、その中で、「検討します」と言って結局成約に至らないケースがたくさんあることを知っていた。

ぼくは、不思議でしょうがなかった。

だって、面談に来たってことは、どうにかしてその痛みを治したいと思っているはず。なのに、「検討します」と言って治療を放棄する。

意味がわからん。

Kさんの例えは、言い換えると

「なんとなく気になってはいるけど、別に今スグじゃなくてもいいかな。いつの間にか治ってるかもしれないし。別にプロに頼らなくても、自分でなんとかなるよ、きっと。」

つまり、緊急性が伝わらないと、消費者は購入しないということだ。

どれだけ良い商品やサービスが提供できても、緊急性が伝わらなかったら、「なんかスゴイサービスあるんだぁ。こんど機会があったら使ってみよー。」ぐらいしか考えない。

コレ、めっちゃもったいない。

ぼくは、考えた。

売る側が、いくら「今すぐ直さないと危険ですよ‼」と尻を叩いても、消費者が「自分でなんとかできるかも。今はそんな痛くないし。」と思っている限り、サービスは購入しない。

危険だと言って伝わらない。

ならば、逆に「最高に幸せな状態を手に入れた」人を見せて、「今の自分はその人とかけ離れたところにいる」ということを分からせれば良いんじゃないか?

この前読んだ「プリンセス・マーケティング」という本では、女性の特性がこう紹介されていた。

「女性は鏡を見るとき、鏡に映っているのは現実の自分じゃない。そこに映っているのは、自分が思い描く本来の自分、理想の姿なのだ」

極論こういうことだ。

「100キロまで太った自分を鏡で見ると、そこにはミランダ・カーが映っている」

だから、化粧品のCMとかでも、すっごくキレイな外国人モデルが起用されていても違和感がないのだそう。

「わたしも、なにか魔法みたいなキッカケがあれば、あのモデルさんみたいに輝ける」

面白すぎる学びだった。

コレを活用すれば、ネガティブ訴求で伝わらないお客さんも即決で購入してくれるんじゃないかなーって無責任に考えていた。

最後に

「セールスは、奥が深いなぁ」と思うと同時に、「セールスについてもめっちゃ勉強してみたい!」と思った。

最初に言ったように、ぼくは今SNS運用をしている。なかでもInstagramには力を入れていて、最近Instagram経由のサービス売上が300万円あがっている事がわかった。

運用をしていく中で、「商品を買いたくなるような文章って、どうやったらかけるだろう?」と日々悩んでいる。

セールスもスゴくにている。

要はどちらも、どうやって消費者の心を動かすか。

セールスの考え方は、ほとんどマーケティングと同じだと思った。

だから、「マーケティングを極める」というぼくの選択は、間違っていないかも?

でも、絶対どこかのタイミングで、セールスの勉強もやる。

今日も視野を広げることの大切を感じた1日だったなぁ。

8日目、クリア。



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