VJ準備に必要なものについて

どうも、えいやんです。趣味でクラブのVJを始めたらいつの間にか10年過ぎてました。

元々自分を知っている方はご存じかと思いますが、普段は都内を中心に開催されているボーカロイド楽曲クラブイベント(いわゆるボカクラ)でVJとDJをしています。音ゲーイベントもレギュラー持ってます。

知り合いがボカクラでVJを新しく始めるとのことで、その方向けにテキストでまとめていたら膨大な量になったのでnoteにまとめることにしました。(なのでボカロVJ寄りの記事になってます)

正直あまり丁寧に書けていないので、そこはご了承ください。
また、この類の記事は他にも沢山あると思いますが、どれが正解というものでもないので自分に合うと思ったものを参考にするのがよいと思います。


1.映像素材集めツール例

前提として、動画のファイル形式は「.mp4」であれば大抵のVJソフトで読み込みできるので無難。読み込まない場合は、元々の動画のエンコード形式やDL時のツール自体によるものと思われる(他にも原因あるかも)。なのでイベント前には事前に確認しておくのが吉。

※以下ツールのURLは今後変わる可能性があるため、ツール名でググってください。

・Craving Exploler
→ニコニコ動画と相性が良い。YoutubeもDL可能。長い間お世話になってる。

・5K Player
→Youtubeは高画質でDL可だが、VJソフトで読み込まないケースもあるため事前確認は必要。

・YouTube Video Downloader
→Google chromeのプラグイン。DL速度はそこまで早くないが、VJソフトとの相性は悪くない気がする。

2.ファイル検索ツール例

・FileSeeker
→高速でPC内やHDD内のファイル検索できるフリーツール。

3.機材例

・ノートPC
→これがないと始まらない。この記事では選び方とかは割愛。

・VJソフト
→同上。こちらも割愛。

・外付けポータブルHDD
→自分は1TBのHDDを使用(ボカロ以外の素材もこの一台でまとめて運用)。値段が張るけどSSDでも可。バックアップ用に2台あると安心(1台は家に置いておく)

・HDMIケーブル
→短め(1mくらい)と長め(3m)くらいを両方持っていると安心。

・MIDIコン(nanoコントロールなど)
→色々あるので好みによるけど、何かしら合った方が便利

・電源タップ
→会場によってはコンセントを刺せる場所が少ないので、ケーブルタイプで複数コンセントが刺せるものがよい。

・無線マウス&マウスパッド
→あると便利。個人的にはないと操作的につらい。

・USBハブ(電源付きタイプ)
→あると便利。HDDやSSDを繋ぐ場合は、USB給電タイプじゃなくてアダプター電源タイプの方が電力不足を気にしなくなるので安心。(nanoコンくらいならUSB給電でもいける)

・組み立て式PCスタンド
→あると便利。PCの熱が籠るのも防止できるし、VJブースが狭い場所でも立体的に設営できる。

・スマホのテザリング機能、モバイルWi-Fiルーター
→あると便利。イベント中に素材をダウンロードしたい場合、かつイベント会場にフリーWi-Fiがない場合にPCをネットワーク接続するための手段。

・USBライト
→あると便利。暗い会場で手元やキーボードを照らすのに使う。

・養生テープ
→ケーブルを床に這わせるとき、足にひっかからないようにテープで固定する。他にも使えるので持っておくとよい。

・HDMIケーブル延長アダプタ
→あると便利。会場のプロジェクターやディスプレイとのHDMIケーブル接続が1本で足りないとき、間をつなぐときに使用する。リピーター機能(HDMI信号を増幅)が付いてるものが安心。

・消耗品の予備
→マウスの電池、HDMIケーブル、USBケーブル(nanoコンやUSBハブなどに繋ぐケーブル)。切れたり無くしたり壊れたりしたとき用にあると安心。

4.今後あると便利な機材

・ビデオミキサー
→会場に映像を投影するプロジェクターやディスプレイなど(映像出力先)と、複数台のPC(映像出力元)の間に設置する機材。これがあると、出力元同士で映像を混ぜたり、映像切り替えをスムーズに行うことができる。会場によっては常設しているところも一部あるが、置いてない場合が多い。ただ、相応の値段がするので、最初は持ってなくても良い。
例として、V-01HDは5~10万円台、V-02HDは5万円前後。(2023年12月時点、新品価格)

・HDMI切替器
→ビデオミキサーと似ているが、入力元自体を一発切り替えするので、入力元の映像を混ぜることはできない。切り替える度にPC側で出力設定する必要があるため、使う場面を選ぶ。ただしビデオミキサーと比べると安価で、5千円~1万円くらいで購入可能。(2023年12月時点、新品価格)

5.その他

・リュック、キャリーケース
VJは機材が多いので、リュックよりキャリーケースで運ぶ方が楽だと個人的には思っている(人によって機材の重さや量が違うので人によります)。最初で機材はそんなにないよーと言う方は、リュックでも十分と思われる。

※余談ですが、自分は昔V-4というビデオミキサーをリュックで運んでいて、オール明けで運ぶのが本当にしんどかった思い出があります…

6.最後に

冒頭に書いた通り、この記事で書いた内容はあくまで自分の主観なので、正解はないです。例えば、VJはノートPCを使わずにiPadやiPhoneなどでやられる方もいます。

そのため、1参考として読んでもらえれば幸いです。実際VJをやり始めると自分のやりたいスタイルが見えてくるので、それに合わせて色々変えたり増やしたりするのがよいと思います。

最後に、VJは非常に楽しくて長い間続けられているので、とても自分に合った趣味だと思っています。楽しくやることが自分にとって大前提となっているので、みなさんも楽しいクラブライフをお過ごしくださいー!

以上

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