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ビタミンCサプリ、飲んでもピンとこない人

私はそういう人でした。

美白やら、風邪予防やら色々良いと聞いて街のドラッグストアで気まぐれに買ってきては、一袋飲み切ることなくいつしか忘れてしまう。

なんの効果も感じないから、続かない。
そんな感じでした。

分子栄養医学に出会って、ビタミンCに力がないのではなく、自分に必要なだけ摂取していなかっただけだったのだと知りました。

そしてその時の自分に必要な量を摂取してみて、体感を確認した時は感動ものでした。

ごめんビタミンC、あんたはすごいよ。

例えば、ビタミンCをお肌に届かせたいとします。

ところが、体にとって供給されたビタミンCをお肌に届ける段階というのは、それより優先される需要を満たしてからになるのです。

人体でビタミンCを大量に必要とするのは、

リンパ球
副腎
肝臓
水晶体
下垂体

これらに分配してなお余った分がお肌に回るかというと、骨の生成などにも不可欠ですから、お肌に配分される分というのはそう多くないのです。

もしお肌にビタミンCを届けたいとすると、ある程度の摂取量が必要ということになります。

このある程度には大きな個人差があるのです。

ある人は1日1,000mgで十分でも、ある人は5,000mg必要という感じです。

副腎疲労が多い日本人の場合、毎日最低でも3,000mgが必要だと言われています。

ドラッグストアで販売されているビタミンCサプリメントの1日推奨量が、大体1,000mgだということを考えますと、体感を感じない人がいても当然かなと思います。

更にビタミンCは一度に沢山摂取しても全て吸収できるわけではなく、2,000mgとなると全体の44%程度しか吸収できないと言われています。

ビタミンCは一定の血中濃度になることで色々な効果を発揮する面がありますので、少なく飲めば良いかというとそうではないということもあり、特性を知らないと損をしてしまいます。

一度の摂取量を1,000mgとすると75%が吸収できます。

ビタミンCの血中濃度は特殊な加工をしていない限りは、2時間をピークに低下していきますので、通常時(なんらかのストレスがない時)は1回1,000mgを1日3回の摂取が基本的な所です。

副腎疲労が強い場合や、風邪をひいている最中などはこれでは足りませんし、逆に腸内環境に問題がある場合は2,000mg程度でも下痢をすることがあるかもしれません。

ビタミンCはその人それぞれのコンディション、不足の状況によって必要な摂取量(摂取可能な量)が全く異なるのです。

私は足の裏に魚の目ができた時に、1日6,000mgを摂取していたらすぐに完治しました。(個人の感想です)


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