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大事なこと書き忘れた!

私はnoteに記事を上げたら、それについてインスタライブをしています。
今朝前回の『脱・正しい食事その後』について話していて、大事なことを書き忘れていたなと気がついて、追加して書いています。

それについての音声はこちら⬇︎

何年も「正しい食事」に縛られて、かえって緊張が強くなり、強いストレスが継続している状態になっていた方に対して食事制限を解除し、その方が元気になったという話なのですが・・・・。

これ、私が優秀なカウンセラーだから見立てが適切で良い結果を出したのではない、というところを書き忘れていました。

この方は私のところに来る前に、数人から医学的な治療や食事の提案を受けてきて、何年も理想的な食事を徹底されていました。

その人達の適切な関わりにより、肉体的には全く問題が無いところまで来ていたので、「食事制限を解除すること」それが最後の一押しになるタイミングで、私がその方に選ばれただけなのです。

「あの先生もだめだった。」「あのカウンセラーの言っていることもダメだった。」という人が自分のところに来て、自分がカウンセリングをしたら元気になったとして、前の人たちはダメだったということではなく、その人たちを経由してくることでうまくいっているのです。

全てはクライアント様の最良のタイミングに利用されているだけなのです。

この考えはカウンセラーとしての自分自身も楽にします。

自分の目の前で元気になってもらう必要がなくなるからです。

対人援助職の人の本懐は、対象者が元気で幸せになることですよね。
それが達成されれば目的が達成されているわけで、そのタイミングはカウンセラー側の都合でなくても良いのです。

これは私自身が「前のカウンセラー」になった経験もあるから言えることなのです。

次のカウンセラーで元気になったと聞き、その担当カウンセラーから私のカウンセリングで基礎ができていたから楽だった、と言われた時に気がつきました。

クライアント様にどのタイミングで利用されてもいいんだ、元気になりさえすれば!と。

カウンセラーは、クライアント様が主人公の人生の脇役。

だから今回のケースでも、「前の人達」に、皆さんのお力を借りて最後の一押しというタイミングを頂きました!お元気になりましたよ!と伝えられるものなら伝えたいと思うほどです。

世の中には様々な健康法、食事法が溢れています。
あちらとこちらで真逆なことを言っているように聞こえたり、色々な情報にかえって混乱が生じるほどになっていますね。

でも、その人がそのタイミングで選んだものは全て正解だと確信しています。
いくつかの経験の後に「これだ!」というものに巡り合って元気になったというよりは、それまでの積み重ねでその結果があるに過ぎないと思っています。

つまり、物事を解決しているのはその人自身ということ。
その判断の積み重ねが今を作っているということ。

カウンセラーはその時々の脇役ということ。
誰が最後になってもいいんだよ、そこにそれほど意味はないんだ。




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