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春がこんなに素晴らしいなんて知らなかった

雪解け水で錦秋湖の水位が上がり、カヌーに乗り始めたのは4月19日頃。
まだ山の木々の芽吹きが始まる前だった。

4/23撮影。この写真ではわかりづらいが奥の山は雪をかぶっている

4/27の朝カヌーは雪がちらついた。はーるよ来い、はーやく来い…

4月下旬でも気温が0°C以下になる朝もあって、桜の開花もまだまだの様子。でも山に近づいて目をよくこらしてみると…

足の踏み場もないほど、満開のカタクリ!(4/20)


雪が溶けると地表に近いところの植物はいち早く花開き、太陽の光を浴びて、春を謳歌していた。まだ寒の戻りがあるかもしれないけど、木が芽吹いて葉っぱが陽光をさえぎるまでのわずかな期間は、小さな植物にとって貴重なんだろう…。

福寿草は太陽の動きに合わせて向きをかえ、太陽熱を花に集めて、虫を呼ぶ。だから蜜がない。光沢のある花びらの付け根を触ったら、たしかにあったか〜い!(4/17)

朝の宝石箱。早起きのごほうび。(4/7)

ミズバショウ群れる群れる。冬眠から覚めたクマが食べにきたようで、フンがあった。(4/25蕗の会にて)

あまい香り漂うオトメエンゴサク(4/25同)

晴れの日も良いけど雨の日もよい(4/25同)

人見知りなキクザキイチリンソウ(4/29)


あ〜した〜春がきたら〜き〜みに会いに行こう〜♫ 

西和賀町がカタクリ群生地として観光スポット?にしている無地内のカタクリ。今年は5回以上見に行った。最初に行った週は、まだカタクリはまばらにしかなくて、ふきのとうや福寿草を観察。
翌週、雨が降った日に、瀬川強さんが一言。

「これで明後日あたり晴れたら、無地内のカタクリが最高だ」

予言的中。桜とカタクリが同時に満開で、天国か!とおもった(5/4)

ごくわずかな期間の花盛り、天気、時間帯…最高の瞬間に出会えるかどうかは、一期一会だ。(本当は花以外のどの瞬間も一期一会だけど)


写真の腕はともかく、良いタイミングに良い場所に出かけて、最高の花に出会えているな〜!

運がいいのかな〜?

いいえ、ちがいます。

西和賀イチの案内人に教えてもらっている

からです。

自分がいま瀬川強さん、陽子さんに導かれながら自然の素晴らしさを特等席で体感しているからこそ、ガイドというものに可能性を感じています。

そうこうしているうちに、山々もすっかり緑になった。(5/14)

毎日カヌーにのって木々の芽吹きを見ていると、これまた日一日と変化があって、同じ日は二度とないし、今日はかけがえのない一日なんだと実感する。

大学時代の友人たちと星めぐりの森で

とても楽しい春だけど、変化の連続で目まぐるしくもある。
新しい人に出会って、自然の変化を目撃し続ける毎日は、インプットが多すぎる。アップアップしている私のいまはこんな感じ↓。水没ショウジョウバカマ。

一見風流?でも本人は川にはまってさあ大変〜。

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