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クリスマスタイム 感想

2020/12/19 That's the tribute~Special edition
この記事では「クリスマスタイム」一曲のみについて語る。

私が栗林誠一郎さんの歌と出逢ったのは、恐らく「果てしない夢を」「雨に濡れて」のときかな。
それがいつだったのか、はっきりとは覚えていないが、FIELD OF VIEWよりは後だったと思う。
この曲の発売が93年、FOVのデビューが95年なので、後追いで聴いたのだろう。
それまでZARDの作曲とコーラスの人、という認識しかなく、本人のボーカルを聴いたことはなかった。
「この部分を歌っている人の声好きだな、他にどんな歌を歌っているのだろう」とCDをレンタルし始めたのがきっかけで大好きになり
男性ボーカルでは浅岡さんの次に好きであると位置づけていた。
学生の身分ではFOV以外のCDを買うお金はなく、栗林さんのCDは自分で稼げるようになってから少しずつ買い集めた。
田舎から関西に出て来たばかりの頃、栗林さんのライブにも一度だけ足を運んだことがある。
振り返れば、人生で初めてライブハウスに行ったのはこのときだった。
(心斎橋クラブクアトロ)

彼の歌は英語が多いので、タイトルを聞いただけでパッと歌まで全曲思い出せるわけではないけど、ファンだったと自覚している。
FIELD OF VIEW(浅岡雄也さん)、ZARD、栗林誠一郎さん
私の人生でよく聴いた三大アーティストである。
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浅岡さんがライブでバルビエを歌う、と目にして
ここ10年の中で一番鼻息が荒くなったといっても過言ではない。

前々からこのライブ、行きたいと思っていて(予定も念のため空けておいた)
まだ昼のチケットが残っていると聞いて迷っていたけど
居ても立っても居られないくらいの気持ちになり、仕事も全く手につかなくなった。
これを見逃すわけにはいかない、こんな機会は二度とないかもしれないと
こんなご時世だけど、日帰り弾丸で東京まで行くと決めた。

ライブの前日、楽しみすぎて寝つけず、やっと寝られたと思ったらそのライブの夢を見た。


<浅岡さんの歌う「クリスマスタイム」を聴いた感想を正直に述べる>

歌詞はこちら→ https://j-lyric.net/artist/a04ae95/l007056.html

私は13時30分開演の1部のみに参加。

確かに栗林さんの甘い感じはそんなにない。
(冒頭の “ああ“ の時点で浅岡雄也)
どうしても真っ直ぐな浅岡さんのボーカル。
多分みんなが思う想像通りの浅岡雄也な世界を確立している感じ。
Aメロの出だし ”夜更けの~♪”、2番 "まなざしが~♪" の浅岡節には鳥肌立った。
原曲LOVEな私は、ところどころ符割りが違うのが気になった。

それと、歌詞間違ってたw
"ただ君を見つめていただけなのに"と歌っていたが
"いたはずなのに" が正しい。
(2部はどうだったのかな)

でも、この歌を浅岡さんの声で聴けて心から感動した。
岡崎雪さんのコーラスも溜息が出るほど素敵だった。
現時点で可能な、夢のトリプルコラボに感激して
記憶が上書きされないように、しばらくBarbierの「クリスマスタイム」は聴かないぞと思ったくらい。

葉山さんも後のMCで仰っていたが、「何を歌っても浅岡雄也の歌になる」
そういうことだと思う。
あそこまでの栗林さんの甘さを出すのは難しいのかもしれないけど
多分、栗林さんに寄せようと思えばもっと寄せられるのだろう
敢えてそうしないだけで。
(浅岡さんも前置きしていた「僕は寄せに行かない派なので」ということ)
もちろん個人的には思いっきり寄せに行ったバージョンにも興味はあるけど。

歌い終わった後のMC
浅岡さんは、今回やると決まるまでBarbierをきちんと聴いたことがなかったそうで
今回この「クリスマスタイム」を選曲してくださったのは葉山たけしさん。
「神!葉山さんありがとうございます!」と思った方は私だけではないはず。
さすがファンの喜ぶツボを押さえていらっしゃる。

浅岡さん談:
栗林さんとは声質が似た系統だと、よく周りの人から言われていた。
栗林さんにはview「あの時の中で僕らは」のときにコーラスをしていただいた。
スゴい人を呼んでるから、とスタッフに言われて
やって来たのが栗林さん。
「浅岡です、よろしくお願いします」と挨拶だけした。
物凄く早くコーラスを重ねていく様子を見て
プロってスゲー!と思った。
全部で30分くらいしかかからず、すぐに終わって帰っていった。
その後は、六本木で1度すれ違っただけ。

あまり見なくなりましたね、と振ったのに葉山さんギターの調整に夢中で無反応(笑)
その話、拾ってもっと掘り下げて欲しかった。私の願い届かず。
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来年のクリスマスは何をしたいか、という話になっていたけど
私としてはこの時季にこのライブをまたして欲しい。
そしてまた「クリスマスタイム」が聴きたい!

当初の予定の3月や8月にこのライブが出来ていたならば、この曲は外されていたに違いない。
コロナで延期したからこそ、こんなにレアな「クリスマスタイム」が聴けたのだろう。
また次の機会が来ることを心から願っている。
他の季節なら「LOVE~眠れずに君の横顔ずっと見ていた~」が聴きたいな。
他のファンの皆さんも聴きたがっていた方がたくさんいらっしゃったしBarbierシリーズ化しないかなぁ、という希望でこの記事を終わります😏