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年老いた珈琲豆焙煎屋の焙煎教室(その2)

プロローグ

年老いた珈琲豆焙煎屋(70歳)は、61歳の妻と2人だけで、エカワ珈琲店という屋号の零細小規模なコーヒー豆自家焙煎店を営んでいます。

コーヒー豆の自家焙煎を開始したのは30年前で、その頃も零細生業パパママ店でしたが、30年後の今(2021年)も零細生業パパママ店のままです。

零細生業パパママ店ですから、すべての仕事を夫婦で交代しながらこなしています。もちろん、コーヒー豆の焙煎も交代でこなしています。

30年前、コーヒー豆焙煎に関する理論は存在していたと思いますが、一般に公開されていなかったと記憶しています。(名人と呼ばれる人の秘伝だったわけです)

30年後の現在(2021年)は、『ローストプロファイリング』という呼び名でコーヒー豆焙煎に関する理論が一般公開されています。

エカワ珈琲店も、夫婦2人で交代してコーヒー豆を焙煎しているわけですから、『ローストプロファイリング』の考え方を使ってコーヒー豆を焙煎しています。

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