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2019年6月13日 今日の一枚

いよいよ始まりました。

松本ナンバーのプリウスとは、桃澤大祐選手のこと。
これまで働きながらセルフコーチングで
日本選手権に出るまで記録を伸ばし、
さらにそこから一歩先に踏み出すには、
コーチの存在が必要じゃないか?と考えた桃澤選手は
同じようにセルフコーチングで競技を続けていた横田真人コーチに
渋谷のラジオ・Track Town SHIBUYAの番組内で相談。

横田コーチからの提案は「竹澤さんじゃね?」

全く面識のない竹澤さんに
桃澤選手がツイッターでアポイントをとったのが、6月7日。

「善は急げ」とばかりに1週間もたたないうちに
大阪経済大学で指導する竹澤さんの元にやってきたのです。

週末に行われたOTTの打ち上げでのもっぱらの話題は
「竹澤さんと桃ちゃんの組み合わせ」(笑)
関係者らによる
「竹澤さんがいかに速かったか」という話と
「桃ちゃんがいかに遅かったか」という話で
大いにもりあがったのでした。

竹澤さんの前で緊張して舞い上がって
いつもの泣き顔で早口でまくしたてたんだろうな。
定期的にEKIDEN NewsやTrack Town SHIBUYAを通じて
お伝えしていきたいと思います。

もうひとつの箱根駅伝があるように、
もうひとつのOTTがあります。

OTTが終わったあと、
桃澤選手はダウンではなく、インターバルを続けているようすは
多くのボランティアたちが目にしたと思うのですが、
そのラップを取り続けていた人を見つけてツーンとなりました。
ラップをとっていたのは、山梨学院大学の同級生、
「あべたつ」こと阿部竜巳コーチ。

この春に選手を引退して、
小森コーポレーションのマネージャーになりました。
「まさか、ぼくが桃澤のラップをとるなんて」
と、苦笑してましたが、
いろんな人の夢をのせて、
これからも桃澤選手は走っているんだなと。

今日の一枚は、まったくそれまでの話とは関係ない
マシュー・セントロウィッツの背中です。
海外の選手のTatooがずっと気になってまして、
じーっくり観察しているのです。
セントロの右肩には「CITUS」とラテン語が綴られてます。
「Citius, Altius, Fortius」(より速く、より高く、より強く)
というのはオリンピック標語でもあります。

それでは今日もよい一日を。

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