2019年2月5日 今朝の一枚

別大マラソンで中電工の二岡康平選手が2時間09分15秒、日本人トップで走りMGC出場権を獲得しました。

ちょうど3年前の箱根駅伝が終わったばかりのころ、NumberDOで大八木監督にインタビューをしたことがありました。テーマは「駒澤大学は砧公園で箱根を獲る!」というもの。砧公園の取材にかこつけて、聞きたいことがありました。毎日のように砧公園でジョギングするたびに、選手たちに抜かれながら駒澤大学の選手を観察していると、毎年、何人か過去の選手にそっくりなフォームの選手が現れるのです。つまり「大八木監督が選ぶ選手には型」みたいなものがあるんじゃないかと考えたのです。当時、真っ先に聞きたかったのは「なぜ、二岡選手を9区にしたのか?」ということ。いつも砧公園で抜かれるたびに「この選手はきれいに下りを走るなあ」と思っていた選手が二岡選手だったのです。練習を見続けてきた見立てでは「こりゃ、6区に間違いない。」そのように大八木監督に聞いてみると、「9区はスタートしてから1km以上ずっと下るでしょ。権田坂も下りだし、下りがうまいから二岡を9区にしたんです」大八木監督の答えは、ああ、なるほど!と膝をうつものでしたが、内容がマニアックすぎると、原稿からはカット。ここでようやく陽の目をみます(笑)別大でもラストの下りで並走する選手を突き放すあたりで「そうそう二岡は下りがうまいんだ」と大八木監督の見立てに改めて感心してたのですが、ふと「昔、ツイッターでやりとりをしたことがあったな」ということを思い出して二岡選手のツイッターをみてたら、二岡選手が駒澤大学の寮を出る際に書いたツイートがありました。

このツイートが2016年2月2日。二岡選手は最初で最後の箱根駅伝。9区を走り、わずか2秒差で区間2位。いい走りであったものの、悔しさを残したまま寮を後にします。これから丸3年後の2019年2月3日にサブ10そしてMGCを獲得。ずっと観続けていると、いろいろな出来事や思いがつながってきて、ぐっとこみあげるものがあります。

さて、今朝の一枚は2018年の箱根駅伝予選会での一枚。主役はうちわじゃなく、うちわをもっている人。駒澤大学の谷尚威マネージャーです。駒澤大学の選手の中でもひときわ背もたかく、腰高のフォームで練習している姿をよく見かけてました。なかなか試合では見かけないけど、いつ出て来るのかな?と楽しみにしてた選手です。ある日、駒澤大学の選手たちの集団走で彼が太ももを叩きながら集団から遅れていってる姿をみて、厳しいかもなあ。と思った翌週。谷選手は自転車を漕ぎ、給水ボトルを渡し、計測をするマネージャーに転身してました。谷選手から谷マネージャーへ。いろんな思いもあるだろうな。と思っていた予選会。

こちらの姿を見つけた谷マネージャーがうちわをもって笑顔であらわれた時に撮ったのがこの写真です。ツイッターにあげたら、「男だろ!うちわ」として、えらく広まりましたが、本当はうちわじゃなくて、予選会に参加している谷マネージャーの笑顔を本当は撮りたかったものなのです。さて、これから砧公園を走ってきます。それでは今日もよい一日を。

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あと5秒速く走れ!2018びわ湖 ラスト500m大八木監督→中村匠吾
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