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2019年1月14日 今朝の一枚

昨日は高根沢ハーフ、七草マラソン、狛江多摩川ロードレース、全国女子駅伝とレースが目白押し。どれに行こうか迷いに迷った末。自宅でのんびりと全国女子駅伝をテレビ観戦。テレビをじっくりみながら思ったのは、このレースをより深く、より面白くしているのは、このコースじゃないかと。そう思ったのです。全国女子駅伝は37回目。箱根駅伝のような歴史はありません。なのに、深みがある。京都という街中が世界遺産のようなコースを走ることもさることながら、その理由は男女の全国高校駅伝と全く同じコースであるからじゃないか。そう思ったのです。1年のうちに都大路男女、そして全国女子駅伝と全く同じコースを使って、日もあけずに3度も駅伝を行うことで、見る側、走る側にとってもコース取りや適正、戦略、そして名場面といったストーリーさえもが、熟成されている。と感じたのです。箱根駅伝でもコース変更があるたびに戦略がかわってきます。いっぽうで都大路はコースを変えないことで、1年で3年分のストーリがうまれることによって、熟成がさらに促進されているのではないか。そう思ったのです。

このコースをさらに魅力的にしているのは、どう頑張って移動しても、あのマニアさんをもってしても全区間観ることは不可能なこと。見る側にとっても攻略が一筋縄ではいかない。レース運びや選手配置を想像しながら「今年はここだ!」「ここだけは外せない!」とポイントを決める必要があります。「うまくいかない」ことを含めて楽しめる大会だなあ。そのようなことを思っておりました。個人的には、コースから一本入った京都の細い道でアップする選手たちを観るのが風情があってよかったです。

さて、今朝の一枚は京都の風情とは真逆なもの(笑)

走り高跳びのブランカ・ブラシッチ。北京世界陸上で銀をとったときのもの。真後ろで観ていたら、背骨にそってキレイなTATOOが目にはいったのです。なんて書いてるのかなあ。
それでは今日もよい一日を。

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