「で、保土ヶ谷駅は駅側？それとも向こう側？」
と聞いてきたのは、
日本テレビ箱根駅伝中継の初代演出家で
現在WOWOW社長である田中晃さん。
昨日、「あまこま」を作った博士、マニアさん、ポールさんと
日本テレビによる箱根駅伝中継第一回目からの構成を支えてきた
スタッフのみなさんとのランチ会でのこと。
どうやら、田中さんは
「どこにカメラをおけば迫力のある映像が撮れるか？」
ということをずっと考えつづけてきたらしく、
コースとカット割がすべて頭に入っているようなのです。
「だいたい博士が駅側でぼくは向こう側ですね」
とマニアさんが答えると、
「あそこは沿道はいっぱいで入れないだろう？だとしたら茂みか」。
「保土ヶ谷の茂み！」
あまこま側の３人はびびりあがりました。
保土ヶ谷の茂みとはバスロータリーにある茂みのこと。
箱根駅伝中は入ることができないけど、
インコースすれすれに選手が狙ってくるポイント。
「２区はあそこが絶対いい！」
と常々３人で話していたポイントだったからです。
ああ！田中さん、あなたはどこまで箱根を愛してるんだ！
WOWOWの社長という立場でありながら、
未だに箱根駅伝のことを考え続けている。

そんな田中さんが2011年に残した箱根駅伝実況ツイートがあります。 http://qq1q.biz/Ob0Z （←こちらです）
そうです。田中さんは我々と同じツイッタラーでもあるのです。
ああ、まだまだこの話したいところですが、またこんど。

今朝の一枚はその保土ヶ谷の駅側で撮った2015年箱根駅伝往路２区の写真。
駅側で選手を待ち構えると、バスが来たりして
視界をさまたげられることもあるのですが、
村山謙太、服部勇馬が併走してるというのをツイッターで観て、
併走をじっくり長くみるためには、ここしかない。
と、一か八かの賭けにでて、
保土ヶ谷駅側にポジションをとったのでした。
そして、この併走をみて、
この二人の勝負の結末が観たい。
とそのまま戸塚に向かったのです。
そして、ギリギリ間に合いました。
（間に合ったものがこちらです。）
これは戸塚中継所に入る直前のホンダディーラーショップあたり。
それでは今日もよい１日を。

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