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2019年5月6日 今朝の一枚

山梨学院大学を卒業後もフルタイムで働きながら競技を続け、
トラック・駅伝・フルマラソンと川内優輝選手並みのスケジュールで
レースをこなしながら、ついに日本選手権10000mに出場するまでに
記録を伸ばし続けた桃澤大祐選手(サン工業)。

後ろでバタバタと選手が倒れているなか、
笑顔でこちらに向かって歩いてくるラスボス感がすごい(笑)

彼が書いたnoteがあまりにも良かったので
これは多くの人に読んでおいてもらいたいなと。

この中で彼は山梨学院大学の同級生でもある
井上大仁選手に対して、強烈なまでの憧れ、
そして、ライバル心を赤裸々に書き綴っています。

八王子LDでもレース前に
「今日はいいタイムを出して、井上に話しかけにいきます」と。
同級生とは思えない距離感(笑)

今朝の一枚はボストン・マラソンで世界の強豪相手に
スタートから先頭に飛び出ていった井上大仁選手。
「これほどまでにリラックスしてレースに望めることはありません。
 それに、Breaking2を走った選手と走るんですよ。
 すごく走ることを楽しみにしてるんです。」
レース前日に、これまでの充実した練習と
仕上がり具合も含めて話してくれた井上選手。

「桃澤くんが、今の井上の身体はすごい。
   ボストンはかなりいいレースができるんじゃないか。
 だからすごく期待してます。と、言ってましたよ。」
と、話すと、
「あっ。いまはじめてプレッシャーを感じました。
   彼の走りが、今の自分にとっても、とても大きな刺激となってる。
 そう、桃澤に伝えておいてください」と。
これまた同級生とは思えない距離感(笑)

そんなすれ違いな二人が
同じレースを走るのも見てみたいなあと思いました。
記録会や調整代わりに出るロードレースではなく、
箱根駅伝に匹敵するような世界の舞台で。
だとしたら、やっぱりボストン・マラソンだよなあ。

ボストン・マラソンはスタートから超下り基調。
箱根駅伝6区スペシャリストだった桃澤選手が
ここを走ると面白いにきまってる。
(ボストンを制した川内優輝選手も箱根6区経験者だし)
桃澤選手には大田原マラソンで優勝して、
ボストン・マラソン派遣資格をゲットしてこのコースに挑んでほしい。
そして再来年くらいに、ボストン・マラソンで二人が一緒に走る。
そんなことがあったらいいよなあ。
なんてことを考えていたのでありました。
それでは今日もよい一日を。

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