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2019年4月28日 今日の一枚

6月9日にオトナのタイムトライアルを織田フィールドで開催します。
エントリーは金曜日からはじまり、5000mは即日完売。
1500mのエントリーはまだ余裕があります。
現役陸上選手たちには信じられないかもしれませんが、
一般的におっさんの市民ランナーたちは
エントリーフィーを走行距離で割ってコスパ計算する傾向にあり(笑)
5000mから先に埋まっていく傾向があるのです。


走っている側は長く楽しめますが、
観ている側としては5000mや10000mといった長距離種目は
どうしても間延びする時間帯がうまれてしまう。
国際映像制作のルールとして
5000mや10000mはスタート後1000m以降は
フィールド種目へのスイッチング(切り替え)を
許されているくらいですから。
世界的にそう認識されているとみて間違いない。

週末はアジア選手権で撮った写真を見返しているのですが、
数々の種目の中で1500mは100mごとに
思惑やストーリーが紡がれいくことに気づきました。

田母神選手の1500m予選写真も順に並べるだけで
ストーリーがなんとなく見えてきませんか?
国際映像のルールでも1500mはフィールド種目へのスイッチングはNG。
スタートからゴールまで、ノーカットで放送することが国際ルール。
1500mは走ってる側も観ている側、両者にとっても
ちょうどいい距離と時間である。そのように考えたのです。
つまり、これはコンテンツとして、まだまだ面白くなる余地がある。
そういうことでもあります。
「1500mをもっと面白く見せること」
次回のOTTの新たな課題として取り組んでみようかと。
もしみなさんも思いつくことがあれば、
メールやDMなどで教えてください。

今日の一枚はアジア選手権1500mで4位に入った卜部蘭選手。
横田真人コーチが指導するNIKE TOKYO TC所属です。
卜部さんのアジア選手権でのレースについて
横田コーチはこうツイートしました。

今日の一枚の写真はペースアップしたときのもの。
正直、ここまで離されたらきついか?と思ったんです。

しかし、ここで離れなかった。前を行くベトナム選手を抜き
3位に届くか?というところまでせまって4位でゴール。

ラスト100mでさらに伸びてるんです。
写真をよーく見返してみたら、

ラスト100mのところには新谷選手がいた。
勝負師はさすがわかってる。それでは今日も良い一日を。


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