見出し画像

2019年2月9日 今朝の一枚

「日本のマラソンがかわるきっかけとなったのは、2018年の東京マラソンでの設楽悠太の日本記録更新ではない。その前年の東京マラソン、設楽悠太と井上大仁が臆することなく、先頭集団にチャレンジしたことがはじまりだ。」昨日放送のTrack Town SHIBUYA。東京マラソンのレースディレクター早野忠昭さんから、しびれる話をたくさん聞きました。ボストン、ニューヨーク、ベルリン、シカゴ、ロンドン、そして東京。シックスメジャーと呼ばれる世界最高峰のマラソンレースを作り上げるレースディレクターの6人は世界のマラソン界のキーマン。そのひとりが早野さんなのです。昨年、横田コントロール大臣こと、日本陸連の畔蒜さんを通じて、横田さんと一緒に会いにいき、「君たちにはすべてを話すよ」と約束してくださったことがきっかけで、定期的に「グローバルな視野で陸上やマラソン界でおこっていること」をうかがっているのです。今回の東京マラソン、MGCをすでにもっている選手は怖いものがないから思いっきり狙ってくるでしょう。中でも佐藤悠基あたりはすごい走りをみせるはず。そして9月にMGCの2枠が決まり、その2020年の東京マラソンは残り1枠を狙って壮絶な戦いが繰り広げられるはず。それが早野さんの見立てです。今回のTrack Town SHIBUYAを聞かずして、東京マラソン、MGCは楽しめない。そんな内容となってます。序盤のちょっとたるめなところもありますが(笑)そこは飛ばしてもよいので、ぜひ最後までお聞きください。

さて、今朝の一枚は2015年全日本大学駅伝2区。東洋大服部弾馬選手、青学大小椋裕介選手、早稲田大平和真選手が団子でやってきたときのもの。服部選手の視線の先は右はじの腕は顔に手をあて、指示を送っている東洋大酒井監督。服部選手はここからペースアップ。二人をつきはなし、区間賞をとるのです。それでは今日もよい一日を。

サポートと激励や感想メッセージありがとうございます!いただいたサポートは国内外での取材移動費や機材補強などにありがたく使わせていただきます。サポートしてくださるときにメッセージを添えていただけると励みになります!