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2019年1月31日 今朝の一枚

毎週、渋谷のラジオ、Track Town SHIBUYAで顔をあわせている日本陸連の横田コントロール大臣こと畔蒜さんと横田真人コーチと
いつも次なにしようかメッセンジャーグループでやりとりしてるんですが、「二人の会話がコアすぎてついていけない(笑)」と。
畔蒜さんは日本陸連の中でも珍しい、陸上未経験者で大学時代まではサッカーをやっていた人。サッカーの話ならできるんですが陸上や駅伝にはそこまで詳しくないし、どうやったら陸上にもっと興味がもてるようになりますかね?と聞かれて、元オリンピック選手かつ、世界陸上でも解説者である横田さんはさておいて、「それまで陸上に全く興味もなく、沿道で箱根駅伝をみていたあなたが、どうやって世界陸上までたどりついたのですか?」と、聞かれたのです。振り返ってみると「箱根駅伝でおっいいな。と思った選手が関東インカレに出てると知り行ってみて、次はどこで見れるのかな?と調べてみたら、日体大記録会というのがあるらしいと知って行ってみて、そしたら標準記録を突破して日本選手権にも出るらしいいので行ってみたら、その選手が日本代表になって世界陸上に出ることになって、その選手は予選落ちをするんだけど、そのほかの選手が圧倒的に速いことにびっくりしてたら、その圧倒的に速い選手がゴールデングランプリで来日するので観に行ったら、次戦はダイヤモンドリーグに出るから行ってみて…。」つまり、注目していた選手のステージがあがっていったおかげで観に行くステージもあがっていき、こちらの観る目もどんどん肥えていったということなのです。最初は長距離種目しか観ていなかったのに、投擲も生で間近で観ると、砲丸や、やりがえげつなく遠くまで飛んでいくし、高跳びもやり投げも、ゴツメな選手の助走がえげつなく速いし。EKIDEN Newsという名前なんだけど、結果的に長距離種目以外も目に入ってきちゃうんです。と。たまたま「すごい」と思ったこと内容が一般的ではないばっかりに周囲から詳しいと思われただけで本当はたいして詳しいわけではない。ただただ、感心してただけだと。そう説明していたのです。

明日、2月1日の「Track Town SHIBUYA」は竹澤健介選手にお話をうかがってました。(今回は録音番組なんです)こちらでも「詳しい人」じゃなく、ただただ感心する人。として話をうかがっております。

さて、今朝の一枚はボツワナのアイザック・マクワラ選手。200mと400mが専門です。こちらは2018年ゴールデングランプリ選手入場時のシュールすぎる一枚。2017年ロンドン世界陸上でのこと。ちょっと早くにスタジアムに到着すると本来のプログラム前に200mの緊急タイムトライアルが行われることになったのです。

この年、200m世界ランキング1位でロンドン入りしたマクワラ選手。感染性の胃腸炎にかかってしまい、予選出場がかなわないものの、タイムトライアルで20:53を切れば準決勝にすすめる救済措置がとられたのです。たったひとりのタイムトライアル。この日のロンドンは夏ですけど、雨が降って寒かった。

大声援の中、マクワラ選手は記録突破。準決勝に駒をすすめます。

https://jp.reuters.com/article/makwala-idJPKBN1AP07G

タイムトライアルの2時間後に行われた準決勝も通過。画面をクリックしてください。喜びようが半端ないです(笑)

決勝はサニブラウンのひとつ上の6位。でも、強烈な印象だけが残ったのでありました。

そしたら、あのマクワラがゴールデングランプリに来るというじゃないですか。マクワラといえば、ゴール後に腕立て伏せをするパフォーマンスが知られているのですが、それをしっかりこの目で見ようと、この日はマクワラだけに注目していたのです。

ゴールデングランプリ200mは圧勝。ゴールエリアからマクワラをおいかけて。。。

目の前で腕立て伏せ!ここでマクワラとの間にヴァイブが産まれたのか、直後に行われたダイヤモンドリーグユージーンでは、こちらの姿を見つけるとこのポーズで入場(笑)

この日もマクワラだけに注目してレースを観ていたら、なんと。。。

上海→大阪→ユージーンと時間をおかずに転戦の影響が出てしまったのか、残り100mで故障発生。マクワラ選手のシーズンはこれで終わったのでありました。マクワラのニュースはそれっきり途絶えていたのですが、最近になってマクワラのインスタグラムの更新が活発に!

世陸イヤーだけに、しっかりあわせてきているようなんですよ。EKIDEN Newsでは、今シーズンのマクワラに勝手に注目していきたいと考えてます。それでは今日もよい一日を。


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