見えない敵。
出雲空港から羽田空港への朝の便は
出雲駅伝を走った選手や関係者でごったがえし。
羽田空港で荷物を待ちながら
報知スポーツの太田記者と立ち話。
駒澤大の田澤選手は走ってる最中、
「どうして先輩たち(國學院浦野・青学大吉田)は
後ろばかりを気にするんだろう?」
そう思って走っていたそうなんです。
「どうやら、先輩たちは、ぼくじゃなく、
後ろにいる相澤選手をマークしてるんだな」と。
ここで奮起したのか、田澤選手は
追いついてきた東洋大 相澤選手に
区間記録はゆずったとはいえ、着順はゆずらなかった。
しかも、まだ1年生。これからが楽しみすぎます。
後から相澤が追ってくる。
前を走る選手にとって、
これはすごいプレッシャーだったにちがいありません。
見えない敵(相澤選手)が作り出した怒涛の区間新記録ラッシュ。
東海大の塩澤選手も相澤選手と並走しましたしね。
区間記録を見ると、ひとり相澤効果とは別次元で走った選手がいました。
バイク2台をひきつれ、単独走でこのタイムを叩き出した
拓殖大1年のラジニ・レメティキ選手。
これ、すごいんじゃない?
フトモモの太さに可能性を感じます。
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