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2019年1月28日 今朝の一枚

昨年末、台湾で「あまりにも細かすぎる箱根駅伝」のトークイベントを行いました。EKIDEN NewsのfacebookやInstgramに対してとりわけ台湾からの反応が目に見えて多くなってきたこともあり、その理由が知りたかったからです。facebookを通じて「台湾で駅伝トークイベントをやりたい」と書いたところ、すぐに台湾から「やりましょう」と返事がきて、とんとん拍子にことは進んで本当に開催されました。
その期間中のことはこのあたりのnoteに残しています。

台湾で行われたトークイベントには青学のパーカーやトレーニングウェアを着込んだ台湾人のファンが集まり、質疑応答もまじえながら、いつのまにか2時間半。なんだか大盛況だったのです。それで多くの来場者にサインをしながら話を聞いていると、駅伝そのものは台湾でもNHKが配信されていたので、目にしてはいた。とはいえ、駅伝は通好みな話題であったそうです。風向きが変わったのは「青学が嵐の番組に出演したあと」だと。台湾の方は嵐が大好き。ネットを通じて嵐の番組を見ているそうなのですが、嵐の番組に箱根駅伝を優勝した青学が出演したことで、台湾でも一気に「青学と箱根駅伝」が広まったと。以前、「中国人の嵐ファンが駅女になった」話を書きましたが、どうやら台湾やアジア圏のみなさんは嵐を通じて日本文化を知っているようなのです。今年の5区終了時、芦ノ湖で台湾から観戦に来たグループのみなさんにも「本買ったよ!」と声をかけられて「あまりにも細かすぎる箱根駅伝」にサインをしたこともありました。嵐のコンサートと違ってチケットも買わなくていいから箱根駅伝はリーズナブルに楽しめる!という意見もありました。箱根駅伝は嵐と比べると格安で楽しめる。改めて嵐の力は絶大だ。と感心していたのでありました。

さて、今朝の一枚は2018年6月16日平塚で行われた日本学生個人100m決勝。台湾の楊俊瀚選手が10.11で1位。この記録は台湾のナショナルレコード。このあと楊選手はアジア大会100mでは5位。そして200mでは日本小池にラストで競り負け1000分の2秒で銀メダル。アジア大会をテレビで見ながら、「平塚で強かったあいつか!」とうれしく思いました。

このとき、100mには多田選手も出なかったこともあって、報道陣はおらず、楊選手のことに誰も注目してなかったからです。マニアさんとふたりでナショナルレコードを写真におさめたのを覚えてます。ドーハにも出てくるだろうなあ。
それでは今日もよい一日を。

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