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2019年5月20日 今朝の一枚

ベットで目覚めたら、飛行機の出発時間で途方に暮れる大阪の朝。
うまくいったかのように思えた
「東京・上海・大阪 陸上弾丸三都物語」には
とんだ落とし穴が潜んでいたのでした。まさか寝坊しちゃうとは笑
ということで、関空から東京に帰るはずが
伊丹でこの原稿を書いてます。
どうでもいいけど、伊丹空港のロビー、きれいになったなあ。

昨日はなんといっても男女の日本選手権10000mでありました。
お客さんも少なかったけど、日本選手権10000mでありました。
会場にいた人たちは良かったね。会場にこれなかった人は残念でした。
日本選手権が始まる前、会場やストリーミングでは
これまでの日本選手権10000mを振り返るダイジェストムービーが
流れていたのですが、これがほんとよかった。
「ここで宮脇が出るんですよ」
「大迫は満を持してスパートするけど、
 またしても佐藤悠基の壁に阻まれる」
「宇賀地がもういちど振り絞る」
「大迫がくやしがって地面を叩いたのは5レーンだったか」
「福島は雨が降りつづけてレンズが曇ったなあ」
と、マニアさんとずっと話しながらみておりました。

世陸だ、ダイヤモンドリーグだ、オリンピックだ。
と言っておりますがやっぱり日本選手権は日本一決定戦。
素晴らしいレースが繰り広げられるのです。
ライブ配信で映っていたかどうかはわかりませんが、
3位になった新谷仁美選手がゴールすると
そのまますぐにミックスゾーンに消えていく姿。
コメントがほしい報道陣は大変かもしれないけど、
すっと帰る姿が画面に映ることで
言葉よりも伝わることがある。と思ったのでした。

今朝の一枚は日本選手権10000m優勝した田村和希選手。
田村選手が目指したのは日本選手権の勝利だけでなく、
ドーハ世界陸上標準突破。
ひとり果敢にタイムに挑み、ゴール後脱水で立てなくなった田村選手が
自らを奮い立たせ立ち上がります。

こんなにつらいガッツポーズがあるだろうか。
でも、あの田村スマイルで前を向く田村選手のドーハへの道は
追い続けていきたいと皆が思ったはず。
やっぱり現地でしかわからないことがたくさんあるのです。
みなさんもぜひスタジアムへ。


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