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2019年5月19日 今朝の一枚

実質、滞在時間は6時間ほどだった上海から
羽田に戻ってまいりました。
いまはゴールデングランプリ大阪に向かうため、
関空からラピートにのって、難波に行って、
地下鉄で長居競技場に向かいます。
と、こうかくと「関空から長居まではJRのほうが」とか。
「ラピートは新今宮で乗り換えて阪和線のほうが」とか。
いろいろ言ってくる人が予想されるので、
言っておきましょう。
そんなことはどうでもいいのです。
空いてるラピートにゆっくりのって、
このnoteをダラダラ書きながら難波について
「出汁たっぷりのきつねうどん」を食べて
御堂筋線にのってぼんやり長居に行くのがちょうどいいのです。

本来は土曜日の夜2時に羽田を出て朝の5時に上海につく予定が
飛行機そのものが土曜日のお昼12時にディレイ。
一度家に帰って、ぐっすり寝て、朝10時に羽田。
12時に羽田を出て、現地時間14時に上海到着。
イミグレを出て、ATMで人民元を引き出したら15時。
タクシーに乗って45km離れた上海体育場へ。
スタジアムをぐるっとまわってメディアセンターを探しIDをもらい、
フォトグラファーMTGに急いででかけると、すでに終了。
フォトグラファービブスの配布が終わり、
名簿に自分の名前を見つけて「ビブスをくれ」と頼んだら
プレスのヨハンが「君の分を確保する」と持っていったよ。
「ヨハン、メールのやりとりしかしてないから顔わかんない」
と、言ってたら隣にいた女性が「横浜?」というので
よく顔をみたら、横浜世界リレーで撮影をしていた中国の女性カメラマン。
一緒にスタジアムでヨハンを探していたら
「おお!EKIDEN News!」と声がしたので、
そちらを観たら、中国の陸上雑誌の編集長の田さん。
「He is My Boss」と女性カメラマン。
ええ。君は田さんのところの人なのか?!と旧交を温めていると
どうやら田さんはダイヤモンドリーグ上海、
そのものの総合司会をするらしい。

おれも、OTTの司会、もっと頑張らなきゃな。
そしてヨハンがなかなか見つからない。
「あっ。電話すればいいじゃん」と思ってメールアドレスに書かれた
電話番号に電話すると、中国語で
「このsimでは電話はできません」的なメッセージが流れてくる。
おおっ。iPhoneに入れていたのはデータsimだった。
こりゃ、参ったな。朝から何も食べてないからメディアルームで
飯でも食べるかと思ったら、「飯、ソールドアウト!」。
中国にしてはおいしいコーヒーを飲みながら
メディアルームの係員の女性に「ねえ、ヨハンって知らない?」と
聞いてみたら、
「あっ。あなたね。ヨハンに言われてビブスを預かってるわよ。」
おお!ヨハン。なんていいやつ。
で、御礼のメールを打とうとしたら
ヨハンから
「お前のビブスは俺が確保したから、
 メディアルームのデスクに置いておく」
というメールがきてるじゃん。
というわけで、なんとかスタジアムに潜り込めた。
男子100mが終わると、すぐに撤収。
土曜日の夜、そしてお客さんたちが一斉にタクシーを使うため
スタジアムのまわりは大混雑。
(上海はタクシーが安いのでみんなアプリで呼び出して使う)
こりゃ、ぼんやりしてたら空港にたどり着けない。
と、スタジアムに併設されたホテルのベルボーイに
「タクシーを一台頼む!」とお願いすると
このベルボーイが、他の仕事を断り、
選手の出待ちが鈴なりで、
厳戒態勢となったホテルロビーに招き入れ、
ソファーに座らせ
「ここでゆっくりしておいてくれ」
タクシー運転手に電話を入れながら
車をホテル前まで誘導してくれている。

タクシーを読んでも彼やホテルには手数料が入るわけでもなく、
その献身的な彼に「来年も来るよ!」と約束してお別れ。
行きは10時間のディレイだった飛行機も定時運行に。
「やれやれ。大変な旅だった」と
イミグレでパスポートを渡すと
「あれ、君のパスポート、VISAのスタンプ押されてないよ」
と、パスポートが突き返される。
「いやいや、今日、入ってきたばっかりだし、
 指紋とかもとっただろうから、データ残ってるだろ」
と、つたえるとエライ人達がやってきて、
小部屋につれていかれて、「ちょっとここで待ってろ」と。
どうやら、昨日の日付のVISAスタンプを押して
「押してないということはなかった」という処理となった(笑)
余裕をもってやってきたのに、フライトまで40分。
「あっ。飯、全然食べてない」
と、ご飯を食べるところを探してもスタンドバーくらいしかない。
「青島2本くれ」と二人前のピーナッツとビールをたいらげて
ボーディングタイムにゲートに行くと手書きで
「ゲート変更59→226」
おい。226ってどこだよ。
LCCだから乗り遅れると絶対おいてかれるから、
すっきっぱらにビールをいれた身体でダッシュ。
深夜掃除をするおばちゃんに
「あんた226はこの階じゃないよ。下の下の階。」
と、聞いて、「最後までうまいこといかないな」と
ダッシュですべりこみ。
ここからは定時運行ですんなり羽田へ。
羽田国際線駐車場に止めた車で荷物を整理して、
国際線から国内線駐車場へ車を移動。
そして、関空到着。で今に至るというわけでありました。

今朝の一枚は「これを見るためにいった」男子100m。
コールマンか蘇炳添か?と思いながらファインダーをのぞいていたら
ノア・ライルズが飛び込んできた。(というより駆け抜けた)
なんかもう、9秒8が普通にでちゃいます。
みなさんも来年、上海どうですか?
近いから、そんなにお金もかからない。でも大変だけど(笑)
それでは今日もよい一日を。

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