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【名所江戸百景】41景 市ヶ谷八幡

歌川広重の「名所江戸百景」に描かれた場所に訪れ、なるべく同じような写真を撮ることを試みています。
第5回目は「41景 市ヶ谷八幡」です。

41景 市ヶ谷八幡(安政5年(1858年)10月改印)

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41景 市ヶ谷八幡(令和元年(2019年)11月撮影)

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市ヶ谷にある亀岡八幡宮は、太田道灌が江戸城築城の際に西方の守護神として鎌倉の鶴岡八幡宮の分霊を祀ったのが始まり。
「鶴岡八幡宮」から分霊したので、ダジャレ的に「亀岡八幡宮」と称したらしい。
最近は、ペットお守りの神社として人気がある。

広重の絵では、外堀の対岸の小高い丘に立派な社殿が見られるが、今では外堀通り沿いのビルに隠れてしまい、ここに神社があるということを知らなければ、意識されることは無さそうな感じである。

ちなみに、亀岡八幡宮の裏は防衛省の敷地になっているが、かつては、尾張徳川家の広大なお屋敷だったことが古地図で確認できる。

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