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【名所江戸百景】76景 神田紺屋町

歌川広重の「名所江戸百景」に描かれた場所に訪れ、なるべく同じような写真を撮ることを試みています。
第3回目は「76景 神田紺屋町」です。

76景 神田紺屋町(安政4年(1857年)11月改印)

76景 神田紺屋町(平成30年(2018年)10月撮影)

神田駅の東側、昭和通りの手前あたりは、かつては藍染職人が集住した町だったらしい。
当時は、藍染川という人口河川も流れていたらしく、広重が描いたのは、その藍染川でさらされた染め物が干されている風景。
様々な模様が施された染め物が翻っている風景はさぞかし圧巻だったでしょうなぁ。
現在では、万国旗のように町を彩っていた染め物を見ることはできないため、ハッピを模した街の案内板を藍染の布に見立てて写真に収めました。


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