落合陽一さんの『デジタルネイチャー』を読んで、とっつきにくかったけど、やっと理解が進んだのでメモしておく。

noteでは文章を書くのに慣れるまではつれづれなるままに書いていこうと思っている(まずは継続すること!)

さて、表題の件。何度か読んだり、ほかの講演なども見たりしてやっと理解が進みました。(ホント情報量がすごい。)そして、概ねアグリーでした。

近代社会をアップデートする時期が来た?!
さて、著者が言っているのは、デジタルネイチャーつまりサイバー空間のような世界が、現実も同時に存在するようになるよねと。ただ、その世界と現実の両立はこれまでの近代社会のベースとなる概念と少し異なるから、言語ベースではなく現象ベースで、実際に手を動かし、言語化し、を繰り返して、脱近代を進めていきましょう、ということでした。また、こうした考えはいままでもあったけど、脱近代をイデオロギー主導ではなく、テクノロジー主導で考えている、というのが新しい点であるとな。

これまでのサイバー空間より範囲が広い
サイバー空間というのは、かつて大前研一さんがいっていた実経済とサイバー経済というような考え方かなと理解してます。ただ経済にしぼられず、社会なので、そこには人格も生活もあるようなデジタル空間をリアルと考えるような人もいそうな空間です。

イデオロギーよりもテクノロジーが社会を変えてきた
なるほどなと思ったのは、そもそも産業革命が資本主義を発展させ、民主主義を下支えした結果として成立したものを「近代」といっているという点。つまり、〈テクノロジー〉が〈経済イデオロギー〉を発展させ、〈政治的イデオロギー〉を下支えした結果として成立したとな。だから、テクノロジーをいじって、いじって、実践しながら、カタチづくっていくことは、間違いじゃないんだなと。しっくりきました。

手を動かすことで、未来が薄っすら発見できる
まだ見えないこと多いですが、手を動かして、未来を薄っすら発見して、何度も繰り返し挑戦しつづけることで、そのぼんやり見えた未来をカタチにしていくというのは、新規開発と同じですね。まだまだペーペーですが、精進します!


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